まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

草創記念日

2008-02-24 23:24:19 | 日常
平成20年2月24日(日)
今日は89回目の草創記念日です。昨日は家も揺るがす「春一番」の強風が吹き荒れ今日は雪も積もり寒い朝となりました。このような寒い朝にも拘らず多数の会員が参加してくれました。炊き出し担当の女性たちは朝早くから準備に余念がありません。
フタ汁、酒かす汁を準備してくれました。式典の後、テント設営、ザイルワーク。それに私が担当して搬送訓練の勉強会をやりました。きっといつかは役立つこともあるでしょう。
病気になって初めて健康の有難き差を知る。
死に臨んで始めて人生の意義を知る。
会長を辞めるにあたり、今なすべきことを知る。
89年の会の歴史の重さとは何か、伝統、ノウハウの蓄積の多さという違いはあると思うけれども実際に残るものは各人の山行の記録ではなかったか。一応14年ぶりに会報を発行し会の歴史の継承は果たしたが本当に役立つものは会員の山行記録ではないでしょうか。会の例会山行は年間60回程度、個人山行を加えればそれに数倍の山行を行っていることでしょう。幅広いわが会員の活動は日本全国、アルプス、バリエーションルート、近郊の里山と多岐に渡っています。それらを記録として残していればものすごく有益で貴重な記録となっていたことでしょう。会員にとっても実際に歩いた記録ですからきっと役立つことでしょう。これらの記録をホームページに載せ公開し、会員や他の山仲間にもいつでも検索できるようにすればきっと喜ばれ、役立つことでしょう。そうなればいいね・・・・・・
89年と悠久の時空の銀河鉄道を旅するわれら、これから先そう長く乗っていることもないでしょう。何時の乗客に過ぎないけれど何か会のために貢献したい、会の存続のために尽くしたい。山行記録だけでなく山の集いなどの講演記録、長年の研究成果、すばらしい知識の集大成を後輩のために書き残してほしい。残さずに死んだのではそれら貴重な財産も無に帰してしまう。このように考え行動した人間がいたことを後輩に知らせたい。名門の名門たるゆえんは大切なことは後輩、子孫のために残し伝えて過ちを繰り返さないことにある。宮家の名門、近衛家、長寿者が多い訳を藤原実資は記録、その日記に長寿のために守るべきことを記して子孫に伝えている。実務の要点も書き残し自ら一族の特技とし他の部族の追従を許さない。記録は後輩に贈る最高の贈り物です。
これからもまた仕事が増えそうです。
コメント
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