まほろば日記

fujioの日常の出来事、記録等を思いつくままに書いた日記です

お盆休みは観音様の登山道整備三昧

2024-08-18 08:28:06 | 日常
(段木3本、ハンマー等道具一式、これが限界です。ゆっくり歩けばいつかは尽きます。)

令和6年8月18日
このお盆休み中は5日間、観音様の登山道整備作業に従事し、何とか全コース(約1400m)整備を完了しました。
一安心です。
整備に要した角材の段木は475本、丸太材が72本、土嚢袋が324袋
1回3本運んだとしても約160回、さらに頂上の梯子段、ベンチ3か所、架橋材、観音像前のステージ、さらに岩小屋の掘削等、振り返ればよくぞ成し遂げたと感慨深いものがある。
いっこいっこ小さな仕事の積み重ねです。
最近は夜景を楽しむためのナイトハイキングの蛍光の道しるべも設置しています。
次々と新しいアイディアが浮かんできます。

今までは登山口から500m余りの区間が中心でしたが今回は頂上の岩場付近の足場の悪い所にも段木を設置し段差改修し歩き易くしました。
昼間は暑くて作業できませんから早朝作業に切り替え2回ほど夕方に段木を運び上げ翌朝作業する方が効率的にできることがわかりました。
連日猛暑のことしか報道されませんが朝の風は秋の風のさわやかさを体感させてくれました。
今回は段木を20本使用し、20か所余り工事しました。一応大きな工事はこれで完了です。

(頂上直下、木の根や足場が悪いので段木を設置。上が頂上の梯子です。)

(作業前、頂上近くの足場の悪い所)
(工事完了後、段木を設置、土嚢を置いて歩く易くします)

(頂上直下、段差が大きいのでもう一本段木を設置しました。)


(600m地点、大きな根っこが露出し歩きにくいのと根っこ保護のため丸太と土嚢で歩く易きしました。)

今後は補修が仕事になります。
体力が衰える中、何とか間に合って完了にこぎつけたことたことを喜んでいます。
登山者の皆様の声が力となり成し遂げることができました。
山仲間から沢山の土嚢袋を頂いたので穴のあいたものは取り替えました。

(新しく設置された岩谷寺の説明板)
(かっての頂上にあった岩谷寺の写真、昭和42年山火事で半焼したと記してあります。)
頂上のお賽銭は麓に降りられた岩谷寺に持参しました。
ご住職はおられず別のお寺が管理されています。新しく案内板が設置されていました。昭和44年にこの地に移設されたこと。当時の懐かしい写真もありました。

退職後の余暇をいかに過ごすか。参考になりました。

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猛暑への対処法

2024-08-03 16:34:35 | 日常
(急な石段を4段にして歩き易くしました。330m地点)

令和6年8月3日
このところ我国は猛暑に襲われ亜熱帯気候になったような有様です。
先月、7月の平均気温は観測史上最高を記録しました。
8月1日には安芸高田町加計で最高気温が県内の観測史上最高の39,1度を記録し、全国で最も高くなった。
県内で39度を超えたのは初めて。広島市中区でも35,4度でした。
加計では今日も39,4度と最高気温記録を更新した。
この先2週間の予報を見ても16日(金)まで気温は最高35度、最低27度の熱帯夜が続く予報です。
私も在宅中は24時間クーラーをかけっぱなしにしなければ生活できません。
今までは立秋(今年は8月7日)を過ぎれば涼しくなったが今年は8月いっぱい高温が続く見通し。
要するに高温が当たり前になったと考えるべきなのです。
登山するときにも日傘が必携になりました。昼間の行動は熱中症の危険があります。
登山道整備も昼間暑くて熱中症の危険がありできませんから、気温の低い夕方か早朝作業に切り替えました。
涼しい時間帯なら作業可能ですから今まで通り作業できます。
(今日の作業現場、木の根っこを歩く易く3段にしています。350m地点)

今回も昨日夕方、仕事を終えてから材木の段木のみ作業現場に運搬。今朝5時に起床、作業用具をもって登り、整備作業を10時半ごろまで行いました。
今回でこの夏3回目の作業になります。

(木の根っこ部分に段木を設置、土嚢を置き歩き易くしました。310m地点)
多くの登山者から「ありがとう」「ご苦労様、安全に登れて助かります。」の声が観音様のお声のように感じ元気を頂いております。

(木造家屋の解体現場から柱の廃材をもらい、水洗い、切断、塗装したところです。あとは穴明け作業をすれば完成です。)

猛暑の影響もいろんなところに現れてきます。
我家でも高温のためかBSのアンテナに支障があり写らなくなり修理しました。
関係ないかもしれませんが、故障は連続して発生するようです。
パソコンもスピードが遅くなり修理しました。
(機種が古い為です。今年中には買い換えた方が良いようです。)
暑さによる疲れからか食欲不振となり体重が激減しました。
(体重を増やすため、意識して食べる量を増やしています。)

「猛暑が続く・今までの日本の気候ではない」、これが日常の通常の出来事として捉え、的確に対処すべきと痛感しました。
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鎌倉寺山/馬の背訓練山行

2024-07-21 16:43:51 | 日常
(馬の背。細い岩稜手前が下っています。左側の赤いザイルを登ろうと思いましたが登れませんでした。)

令和6年7月20日
今日は8月に予定している戸隠山・八海山山行の訓練の為仲間5人で岩稜訓練を鎌倉寺山・馬の背で行いました。
5時福山に集合しての参加ですから熱意のほどがわかります。
朝5時の時は広島市内では雨が降っていました。雨雲がかかっているので数時間は降るようですが登山前にいろいろと説明することがあるので丁度良いでしょう。
こちらは天応と違い登山靴でクライミングするルートがあまりないのでその下見に先週きて訓練岩場のある程度の目安は立てました。
目標の馬の背も実際の登り、ザイルの張り方も研究しました。
初めに側壁の小さなクラックを手掛かりにトラバースして登るルートを設定し、その後馬の背を下り、再度登り返す訓練です。
馬の背は水平ではなく、傾斜しているので難しいが高所になれるという点では有効な訓練になるでしょう。

6時30分予定通り登山口に集合。
今日の訓練内容を説明。ザイルを張り、ブルージックで通過する方法を実習。
環付カラビナを使用し確保,懸垂下降するムンターヒッチを繰り返し訓練する。
雨が降りだし、雨具を着用して登り始める。蒸し暑さか日差しで熱いのか、いずれにしろ暑いことには変わりない。
登山道沿いで2か所岩場を登る予定したが中止、稜線付近の岩場登りをこなし馬の背に到着。
絶景である。
眼下に車両が走り様が望める。左側は50mくらいの絶壁であり、手始めにそこをトラバースする。
ビレ―してもらい2から3歩踏み出したが岩が濡れて滑り、足元が決まらない。手先の感覚も不安定。さらに先に行けば登りがあり一層困難になる。
ビレ―されているとはいえ、滑落は避けるべきである。登れない。中止し反対側の岩壁を下り、迂回して馬の背に上がりザイルをセットし通過訓練を続行する。 
(安全第一、またいで通過)
【立って通過しました。)
(ラストも安全に通過します。)
厳しい状況でブルージック操作は困難なので一人ずつ確保しして通過していただく。臨機応変な対応というべきでしょう。
後はビレーの訓練。支点をとり確保すれば問題なし。
簡易的な腰がらみ確保の訓練をした。
安定した座位姿勢で荷重が下方にかかる方法を学習した。
荷重に耐えない人がありセルフビレーの重要性を学んだ。
経験者だけに可能なやり方であることを理解した。
スイカを食べて終了。
岩峰まで登り「マメツダラン」を生えている場所を教える。
雨が上がれば夏の強烈な太陽の暑さに見舞われた。
厳しさを体験できた訓練でした。
馬の背の側壁を登れなかった理由は岩が濡れていたことも大きいが登山靴にあります。
下見の時は新品のトレッキングシューズをはいていた。
ズックなので足にピッタリ、底が柔らかなので岩をつかむ感覚があったが下りの時指先にあたり痛いので、今回は普段から使い慣れている登山靴を使用した。
登山靴は底が厚いので岩の感覚もなく、指先に空間があるので指先で立つ感覚に欠け、小さな足場では乗れない。
次回の遠征の時には靴はどうするか。
両方持参すればよいが荷物になる。登山靴が安全であるがホールドがない厳しい岩場の場合は要注意である。
安全な場所を登るしかないでしょう。
(登山口付近には美しい清流がありました。今度は水着を持参しましょう。)

暑さに疲れた訓練であったが汗のかきついでに夕方岩谷観音の登山道整備を3か所行いました。これで東屋までの300mは完璧に工事完了しました。一安心です。
(登山口から250mのところに2か所設置しました。これで完了)
不思議なことですが登山道整備には疲れていても全く疲れは感じません。いくらでもできる。かえつて元気をもらうから。楽しいことは疲れないということでしょうね。
帰りに安芸の湯に入り、さっぱりとして帰りました。
有意義な良い1日でした。



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送別登山・伊予富士(1756m)

2024-07-07 16:53:00 | 日常
(頂上で記念写真)
令和6年7月6日
今日は東京に帰る山仲間の送別登山に四国の伊予富士(1756m)に5人で登りました。
梅雨の真っ最中で天候が心配でしたが観音様のお陰でしょう真夏のような快晴の天候でした。
伊予富士は石鎚山系の山で瓶ヶ森と笹ヶ峰の間にある山でその縦走中に登るので単独で登るのは稀な山です。
ご本人から富士山のように美しい山姿なのでご希望されました。
彼女とは2年前、奥穂高岳のガイドを要請され、登るためには神島一周、沼隈半島一周35キロ歩行等、基礎体力をつけるための体力訓練、天応岩場アイゼン尾根で、岩場を登るための訓練をほぼ1年間行い実力をつけ目標を達した同志です。私の数少ない愛弟子です。

(頂上より、中央雲の下が石鎚山、右が瓶ケ森、手前左が東黒森)
瓶ケ森林道、東黒森から登りますから標高差は約300mくらい、歩き易い笹原の登山道です。頂上からの展望も素晴らしくニノ森から始まり石鎚山、瓶ヶ森、笹ヶ峰、平家平まで昔歩いた山々が見れ懐かしく堪能しました。
(頂上で抹茶の接待をしました。)
私は記念に送別ポスターを作製、頂上では抹茶の接待をしました。
時間は3時間弱でした。
その後、別子の天空の湯に入り汗を流し、レストランで食事会を行いました。
記念品としてご本人のご希望の帽子と靴下を送りました。
私は熊撃退スプレーを送りました。
私の娘たちにも持たせているのですが熊に出くわした時だけでなく女性の護身用も兼ねておりますので安全のため役立ちます。
(笹原が美しい山でした。)
またご本人からも参加者に山道具等のお土産を頂きました。
何から何まで順調で楽しい送別登山でした。

山の友情は永遠です。
またご一緒しましょう。
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時務、やるべき時がある。

2024-07-01 16:52:10 | 日常
(修理前の梯子。一番下の横木がありません。)

(修理後。横木を翌日)設置しました。これで大丈夫です。


令和6年6月30日
久しぶりに晴れたので岩谷観音様に登りました。
長い間来ていないのでどこか悪いところがあろうと段木2本をかついで登りました
補修箇所2か所はすぐありましたが他にも3か所ほどあり応急措置で済ませ次回の作業に繰越となりました。
体も重く、足も重くて疲れが取れない。
重いものを運んだんで肩も痛い。
使用したら、使用した個所が痛いのだからつくづく年齢をかんじます。
雨のお為排水溝が埋まれば登山道を壊します。土嚢も作らねばなりません。
結局4時間余りかかりました。
体力不足を痛感しました。
滅多に来ないのだから確認のため最後まで登ろうと決意し頂上に着くと、何と梯子の最下段の横木が腐食のためありません。
最下段がないので70㎝余り足を延ばせねばなりません。手すりがありなんとかさばって上がりましたが不都合には違いありません。
寸法を取り帰ってただちに製作しました。
すぐ取り付けられるように大きめに穴をあけ、釘もすぐ打てるように下穴加工しました。
午後からは赤帽組合の総会があり3時過ぎから作業開始です。
必要な道具だけ厳選して登りましたから体の負担も少なく作業を含め2時間30分余りで完了しました。
昨日よこ演習をしたので今日は体が軽く早かったのでしょう。
鍛錬が必要なのです。
雨が降っても補修作業は完結するつもりでしたが何とか天候ももってくれ降られる前に終えました。予報通り夜半はが豪雨でした。
この登山道整備段木や丸太で500本余り設置しました。道具もありますから1回で段木3本が限度です。総数150回あまりに加え、別に頂上梯子や休憩所3か所、観音様の舞台や橋も設置しました。よく運び上げたものです。若い元気な時でなければできなかった。昨年末ほぼ完了し、今は修理のための作業ですから1本か2本運搬すればよい。本当に観音様は私の体力をおみとうしで見事とな配剤をしてくださる。その時々にできることを尽くしていれば最高の結果をもたらしてくださいました。
そうではなく今できる最善のことをすればこのような結果になったのでしょう。
今我が家には先月解体現場で頂いた柱の廃材が30本余りあります。これを処理したころには完結するでしょう。
それまで仕事がありと思えばよいのですね。

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秋田駒ケ岳(1637m)・ムーミン谷(第3日目)

2024-06-21 22:33:57 | 日常
(時間5時間50分、距離 7,0㌔ 標高差 643mです。)
令和6年6月16日
秋田駒ケ岳は男女岳、男岳、女岳等多くの峰の総称です。平日は8合目まで自家用車で行けるのですが土日曜は交通規制され、歩くかバスでしか行けません。
1便が6時発で大勢の人が並ぶので乳頭温泉を5時に出てバス停の「アルパこまくさ」の駐車場で朝食をとりながら待つことにしました。
レンタカーの横で食事していると左後輪のタイヤの空気圧が変であるのに気が付きました。パンクしたのだ。この10分間走ったばかりなのにパンクしたとは。パンクなんて何年ぶりのこと。今の車はスペアタイヤは初めからありません。今でよかった。帰りに発見していれば対応に時間を要し帰れないところでした。
色々ありましたが結局下山した時には代車が用意され、パンクした車両はレッカー車で持ち帰られました。大変なことになりましたが我々には事なきを得てよかった。これも観音様のお陰でしょう。
(駐車場の目の前に異様な上げ山が現れました。
何かな ・・・旧硫黄鉱山跡です。)
35分余りで標高1300mの8合目駐車場に到着。
この辺りの山は九重山の様な草原状で大きな樹木はありません・
男女岳を中心に反時計回りに歩く。山裾を回ってゆくのだから傾斜も緩やかで周囲の景色も変わってゆく。
(田沢湖が眼下に見えました。
(ムラサキヤシオツツジ

(イワテハタザオ、イワテと名前があり駒ケ岳の固有種かな)
田沢湖は周囲20キロ余りの小さな湖だが水深が430mの日本一の深さがあり湖面の色が鮮やかです。
(木道を歩く。前方は男岳)

(阿弥陀池です。左が頂上、右側が焼森です。)
その間もズーとお花が続きます。ほぼ一周して阿弥陀池の手前より「馬場の小道」(通称ムーミン谷)に下る。標高差100m以上ある深い谷です。岩だらけの急な道を落石に注意しながら下る、下につき木道をしばらく歩き谷の中央部分に来ると白いチングルマの咲き乱れる桃源郷のような美しい草原が現れた。
(極楽の花園でした。連れてきていただき有難うございました。)
この風景は見たことがある。この前、夢に見た極楽の花園の風景ではないか。
お金も、家庭も、仕事も全く心配ごともなく自由に空中を飛び交う状態、まさに心無罣礙の悟りの心境を体験した時の夢の風景そのものでした。
何たる幸せなことではないか。
いつも観音様の慈愛に包まれ、守られている安心感、幸せを感じた。
このために来させていただいたのだ。
この山行で一番感動した光景でした。
本当にありがとうございました。
観音様のお力を得て急坂も一気に上り返しました。
(コマクサです.お久しぶりです。
男女岳に登り360度の展望を楽しみ,横岳を経て黒い火山礫の焼森では多くのコマクサに出会いました。懐かしい花です。まだ株は小さいけれドたくさんありましたから先が楽しみです。
(ハクサンチドリ  普通はこのような色です。)

(白い色は稀です。)
最後に駐車場の近くで普通は赤色なのですが白色の珍しいハクサンチドリに出会いました。
最後まで幸運に恵まれました。
花に包まれた3日間でした。
全く花に興味になかった私ですが美しい花々を見て楽しくなりました。
何百という名前を教えていただきましたがほとんど頭に残っていません。
それでも教えていただき有難うございました。
一番印象に残ったことは高山に咲く花々の美しいこと。厳しい自然環境にありながら自力で美しい花を咲かせる生命力の輝きのすごさ。人間の助けも得ずこのように美しい花を咲く力はどこから来るのか。
人間が干渉しないこと、立ち入らないよう自然環境が守られているからでしょうか。
花々はこの日のために1年かけて準備し最高の花を咲かせてくれるる逞しさ。
「美しい花」ではなく、正しい名前で呼んであげなければそのご苦労に報いられない気がしてきました。
地元の方がチングルマは先週が咲きはじめ、今週が最盛期、次週には衰えてゆき、その次にはまた違う花が咲き始める。
毎週見に来られるとは羨ましい限りです。
次から次えと咲く花の本当の名前で呼んであげなければお花に申し訳ないように思いました。
くるたびに新しい花に会えるとは本当に楽しいでしょうね。
この山は素晴らしいですね。
新しい楽しみ方を知った山行でした。
皆さんありがとうございました。
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森吉山(1454m)と乳頭温泉(2日目)

2024-06-20 23:44:53 | 日常
(時間5時間19分、距離7,2キロ、標高差511mです。往復しました。)
令和6年6月15日
森吉山は1454mの山ですが「花の百名山」として超有名な山です。
スキー場のゴンドラに乗ります、玉川温泉から距離もあり2時間余り時間を要しますので予定を早め5時30分に出発しました。道中は山ばかりで人家もまばらコンビニなどはありません。それでも郵便局はあります。何とか有効な活用法はないものでしょうか。
阿仁スキー場にはほとんどトップで到着。お湯を沸かして朝食をとりました。8時30分の始発時には駐車場は約200台余り、長い行列ができていました。
人口の少ない地域なのにこれだけの人間が集まるとはすごい山なのです
私達は2番目に乗車出来ました。ゴンドラ山頂駅は標高1167m、標高差約600m、所要時間約20分。楽をさせていただきました。
(シラネアオイがたくさん咲いています)

道沿いは豪華なシラネアオイのオンパレードです。皆さんお花の愛好者ばかり。いたるところでしゃがんで撮影中。行けば何か珍しい花があります。
いたるところに白いチングルマとピンクのイワカガミのお花畑があります。
道すがらズートお花があり飽きることはありません。
(雪渓も2か所通過しました。階段状に整備してあり安全に通過できました。
有難うございました。)
山頂を越え湿原の山人平まで行き、引き返しました。途中2か所雪渓がありました。階段ができておりアイゼンは必要ありませんでした。
(珍しい八重のチングルマです。)
帰路、八重のチングルマを教えていただきました。星の数如くある中でわずか一輪の豪華なチングルマに感激しました。

(母屋です。中央の部屋5番に宿泊しました。
次はお待ちかねの乳頭温泉です。
2時間あまり車を走らせ、後700mというところで突然砂利道になりました。
白いほこりを巻き上げて走ります、周辺の森もも白く汚れています。秘湯らしさを印象付けるためですかね。止めてほしいですね。
現れたのは黒い建物です。坂上田村麻呂の名前が出てくる時代からのいわれのある温泉です。茅葺屋根の本館と他の建物はこけら葺き。豪雪地帯なのに今時こんな構造でよく持つものです。
(日本秘湯を守る会の行灯、確か九重山の法華院温泉も同じ会です。)
日本秘湯を守る会の行灯がかかっています。部屋は囲炉裏のある8畳一間くらいの部屋です。
(浴槽です。お湯が少し熱めでした。)
(露天風呂です。混浴とのこと)
肝心のお風呂は4種類の源泉の異なる湯とのことでしたがいずれも乳白色でどう違うのかよくわかりません。1間角位の浴槽がありそれにお湯が注がれ、別のところのお水が流れているだけ.だから湯温の調整はできません。石鹸があるだけ。いたって単純。頭をお湯で流したら冷たい水ですすがねばなりません。外には池のような露天風呂があり通路からも丸見えです。4か所の浴槽のうちシャワーがあるのは1か所だけでした。大昔の時代のお風呂と考えれば何もないのが当たり前で納得しました。
古いのは当たり前。何もないのが当たり前。古いだけのお風呂でした。
古いのが取り柄の何もない温泉でした。これで納得しました。
寝る前にもう一度入浴しました。
(囲炉裏、熱くて顔がほてります。イワナと鍋が写っています。
食事は囲炉裏に炭火を入れますから暑いです。汗だくだくでした。
山の芋の鍋が名物のようです。それにイワナの塩焼きがメインでした。
昨夜の料理とは味も内容も見劣りしました。
明日も4時起きなので21時には就寝。


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八幡平(1613m)・玉川温泉(第1日目)

2024-06-17 10:57:59 | 日常
(岩手山です、この形ですからどこからでもすぐわかります
石川啄木が詠んだ山と思えばありがたくなる。
  ふるさとの山に向かいて
         言うことなし
            ふるさとの山はありがたきかな

令和6年6月14日
この度は私の念願であり、人生最高の望みであり憧れの温泉「玉川温泉・乳頭温泉」に行きました。後は仲間の希望である「お花」を見るため八幡平・森吉山、秋田駒ケ岳の山旅にも付き合いました。私のお花でデビューになるかもね・・・

八幡平は深田久弥の『日本百名山』にも登場する有名な山である。八幡平の平を「タイラ」ではなく「タイ」と読むのは山上の湿原地の意と説明しいる。
(日本一 絶景の涸沢の紅葉 2006年10月9日撮影
前日は雪の中、北穂高岳に登りました。
この美しい雪景色の陰に2日前、白馬岳の4人の方を含め7人が遭難されました。)

日本一の紅葉の名所はどこか。私は北アルプス涸沢が一番。実際に素晴らしい光景の絶景を体験しています。それは白馬岳遭難事故のあった2006年10月7日の2日後の涸沢の紅葉です。
それは雲一つない碧空に、初雪に輝く白い峰々、赤黄緑色の三段締めの木々の紅葉の絶景を体験、涸沢の紅葉が絶対日本一素晴らしいと思っていたがそこに八幡平のほうが素晴らしいとの声も多く聞きました。なぜか今回訪れてその理由の一端が分かりました。八幡平の特徴は眼下に広がる圧倒的な空間の広がりでしょう。目の前の岩手山まで雄大な空間が紅葉に染まる光景を見ればその魅力も理解できます。

(時間:2時間12分、距離4キロ、標高差157mです。)
6時に広島駅始発の新幹線に乗り、東京で乗り継ぎ、盛岡駅に到着したのが12時32分。駅前のレンタカーを使用して八幡平に到着したのが14時50分。八幡沼などを巡り4キロ、2時間あまりの散策を楽しみました。
(八幡沼の周囲を巡って歩きます。)
散策路は石畳の舗装道路と木道と決められたコースですが傾斜も緩やかで歩きやすい。

多くのお花に歓声があがり、歩が進みません。ゆっくり心行くまで鑑賞してください。
(ヒメザクラのお花畑です。

鏡沼の「周囲の雪が解けてブルーの水面が現れ中央部分の雪が目玉のように残るドラゴンアイ」はその時には行列で渋滞が出来るほどに人気ですが今年は雪が少なく、この時期には見れませんでした。

(新玉川温泉の室内用岩盤浴施設です。暑いので御座を敷いて寝そべります。)
18時前に新玉川温泉に到着。
森の中の一軒家です。一軒家といっても4館 250室余りで迷路のような大きな建物です。すぐに屋内用の岩盤浴をしました。1室12か所くらいの岩盤がありますが手も触れないほどの高温。作務衣を着用。分厚い畳マットを敷いてその上に横たわる。1回50分だが30分余りがリミット。その後風呂場に行く。古そうな年季の入った木造作り。PH1,2の日本一の強酸性温泉。
その為貴金属類の劣化注意や肌への負担を避けるため浴槽内で肌をこすらないことや入浴後はかけ湯して温泉成分を洗い流すよう注意の説明書きがありました。
源泉100%と50%に薄めた2浴槽、高温の湯舟、箱湯という蒸し風呂といろいろな温泉があります。源泉100%の温泉は苦い味がします。露天風呂もありました。温泉を堪能しました。
雰囲気も最高でした。残念なことに時間がないので屋外の露天の噴き出す場所や天然の岩盤浴には行けませんでした。引退し暇になったらまた来ようと思います。それだけの価値はあります。
湯治は長期間滞在し治療するのですが飽きたら近郊の温泉地めぐりや「花輪ばやし」観光に行く1日ツアーも計画されています。
料理もバイキング形式でしたが色々な種類も豊富で美味でした。
今までで一番おいしかった。食べ残しては申し訳ないので完食。食べ過ぎて動けないほどで大満足でした。
鶏肉と煮た大根が美味しくて帰宅後挑戦しましたがとてもかないませんでした。とにかくおいしかった。感謝。

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鎌倉寺山登山口に標識設置

2024-06-08 23:38:12 | 日常

令和6年6月7日
6月9日に鎌倉寺山登山を予定していましたが、雨の予報の為中止にしました。
その為、当日に設置予定の登山口の標識、今日、岡山に行く仕事があり、その帰りに設置しました。
確かに入口の標識等はありません。地図を見れば登山口はわかりますが、登山者の方で不明の為見つけるのに時間を要したとの記事がありました。
このところ何回も登山をしていますので登山口に写真のような標識を設置しました。
これなら迷う心配はありません。


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天応・アイゼン尾根訓練山行

2024-06-02 13:26:11 | 日常
(岩壁を登り、懸垂下降で降りる訓練をしました。)
令和6年6月1日
今期八海山や戸隠山を計画しておりそのメンバーで岩場の登はん訓練をアイゼン尾根で行いました。
9時30分、ローソンポートピア店に集合。
前回の復習と今回の実施内容の打ち合わせ。
前回、他のグループの人たちを連れて鎌倉寺山の山行に行ったが知らないことを初めて現場で教えても理解されないことが分かったので実際に教えて、やってみることに徹しました。
行ったことは
1,トラバース方法
  ロープのセット方法。
   環付きカラビナ法、ブルージック法、各自ごとにビレーして渡る法。
   危険な時はそれらを併用してわたる法。
   転落した時の両方から力がかかった時の脱出して自由になる法
   転落者を引き上げる「三分の一に軽減するザイルのやり方」
   転落者が動かなく協力できない場合は一人で引き上げることは無理です。
2懸垂下降
 危険な岩場を脱出するには懸垂下降が一番安全で確実です。
 環付きカラビナを使用してムンターヒッチで懸垂と確保を3回行いました。
3,集中力
歩道の縁石の上を歩く訓練,岩場を登る訓練、一歩一歩の意識集中を学びました。
4,ザイルワーク、知っていれば大いに役立ちます。
 ガーターヒッチ  カラビナ2枚でザイルの流れを止める方法
 クローブヒッチ  固定法 小石を挟んで結び、シート等の支点とする方法
これらのことを実際に行えるようにしました。
次回の鎌倉寺山の馬の背の通過で今回の理解度の成果が問われることでしょう。

(壁土で汚れているので水洗い、釘等を抜き、切断、塗装、穴明けします。)
今日、帰宅後解体現場から柱の廃材の15本余り頂いて帰りました。
岩谷観音登山道の段木が残り少なくなったのでどこかに解体現場はないものかと探していたところです。
快く譲っていただきました。
当分の仕事がこれで確保できそうです。
似島といい、廃材確保といい、観音様は行く先々で幸運をもたらしてくださいます。
ありがたいことです。



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