フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

大リーグ・オールスター戦で投打の二刀流/夏の甲子園の地方大会/不要な?ビジネスマナー

2021-07-14 17:29:37 | 日記

    今朝(14日)のテレビで実況中継された米大リーグのオールスター戦で、大谷翔平選手が打順1番の先発投手として出場した。投打の二刀流でのオールスター出場は大リーグ史上初めてのことだそうで、日本から渡った選手のとんでもない快挙となった。
   投手で4勝、ホームランは両リーグ通じてトップの34本。その二刀流をオールスター戦の看板に据えた試合であった。結果は投手として1イニング3者凡退、打者としては2打席凡退に終わったが、ご褒美にオールスタ戦の勝利投手になった。大谷選手の快挙は全米中の話題をさらったと伝えられている。

    前日にはセレモニーのホームラン・ダービーがあり、両リーグ4人ずつの代表に大谷選手も選ばれてトーナメント戦が行われたが、大谷選手は大接戦の末1回戦で敗れた。時間内でのホームラン数を争うもので、休まずにフルスイングを続けるこのゲーム。終わった大谷選手が精も根も尽き果てた表情でかがみ込んだ姿が印象的であった。短時間とは言えどこれだけ疲れて、明日の先発は大丈夫なのだろうかと心配になるほどであった。


    同じ野球の話題で、夏の風物詩にもなっている全国高校野球選手権の地方大会が各地で繰り広げられているが、大会主催の朝日新聞は毎日の全試合の結果(両軍の得点のみ)を載せている。大会未勝利や初出場のチーム、また単独ではチームを組めずに3~4校での連合チームなども出場する1回戦、2回戦では思わぬ大差の試合がある。参考までにマガジンラックから引っ張り出した11日の新聞では前日の記録として、宮城で36-0、茨城で31-1などというのが見られた。その他にも20点以上の差がついた試合がある。それらは恐らく5回コールドゲームであろうから、コールド規定がなければ50点に届くような得点記録になりそうである。それでも野球に熱中する若者のひたむきなプレーに観客の多くが熱い声援・拍手を送っていたに違いない。

 

    今朝の新聞に「コロナでマナーが変わる?」という見出しでの意見記事が載っていたが、そのリードに私の会社生活の中でやって来たマナーについて改めて思うことがあった。
   「不要なビジネスマナーランキング」として挙げられた中の、1位)名刺交換の所作、2位)上座・下座の席次ルール、3位)言葉遣いや呼称のルール、7位)お酒の席でのルール、8位)お辞儀の角度・・・などは自分もビジネスマンとして気を使って来たマナーであった。
 
    名刺の交換については、日本では名刺は相手の人格や存在そのもを代表したものとして、頭を下げながら両手で受け取る、うやうやしく頂戴する・・・などが必要なことも多いが、外国ではあくまで「Name Card」であり人格とリンクさせることは少ないようだ。外国人客を応接室で迎えた時のこと、手が届かない位置に座っていた主客が私に向けて紙飛行機を飛ばすように投げてよこしたことがある。名刺は当然私に届かず床に落ちたので、近くに座っていた人が拾って私に手渡してくれた。その時に名刺に対する彼我の認識の違いを感じた次第である。後に社長にまでなった職場での大先輩が「名刺が製品を買ってくれるわけじゃねえや」とぞんざいに扱っていたことを思い出したが、それって正解だったのか?

    役職や立場の上下が混在している時の席順についての気遣いも会社人間にはついて回るが、幸か不幸か私はそっちの記憶は余りない。
    酒の席についての話になると思い出はしこたまある。九州の工場勤務時代には東京の本社とは比べようがないくらい酒席がついて回り、良くも悪くも色々味わった。その中で一番の心得は「東京人の矜持を持ってその土地に溶け込む」ことだったように思う。

 

 

 

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緊急事態宣言下、コロナ感染は増え続ける/ぎっくり腰で出張へ

2021-07-13 20:57:47 | 日記

   今日(13日)発表の東京の新規コロナ感染者は830人。前週の感染者数を上回り続けること、間もなくひと月にもなろうとしている。東京には昨日緊急事態宣言が発せられたところではあるが、コロナ感染は急には止まりそうもない。
    不要不急の外出自粛や酒類提供の飲食店の休業、大型商業施設については時短営業・・それらの効果が表れるまでにある程度の日数はかかるだろうし、もう都民もこれ以上の抑圧された生活に耐えられなくなっている。果たして感染拡大にブレーキがかかるのか。路上飲みが新聞・テレビを賑わせていたり、西村大臣の”金融機関から飲食業界を締め上げる案”は早々に潰されたり・・騒々しい中で五輪ほもう間近になった。


   4日前にギックリ腰になった。幸い軽症であったが、これまでに罹った記憶はない。翌朝目が覚めると痛みが増しており、布団から出る時は四つん這いになり片膝をつきながらゆっくり起きた。すぐ近くの整体院で診てもらったら、重症ではなく何回か通うことになった。ただ翌日から講習会講師の仕事で甲府に行かなくてはならず、大丈夫かと思ったが、安静にするより普通の生活程度に無理なく体を動かした方がよいとのこと。予定通り翌日からの仕事に加えて、奇岩・巨石織りなす昇仙峡(写真下)の観光まで出来て昨夜帰京した。腰の痛みはむしろ軽くなった感じで、「案ずるより産むが易し」の言葉が浮かんだ。そして今日2回目の整体院へ。悪化した様子はなかったが、ギックリ腰は癖になるから注意とのことで、自重を求められた。
         

 

 

 

 

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緊急事態下の東京で五輪開催決定に/ウニの話こもごも

2021-07-09 14:47:37 | 日記

    開催を1年延期したというのに、新型コロナウィルス感染を抑え込むことが出来ないまま、開催都市東京が緊急事態宣言下という中で五輪開催が決定された。
     コロナ感染と五輪開催については日本中が1億総評論家よろしく意見渦巻まいていたが、それを踏まえた上で責任を持つIOCやJOCなど5者が協議して出した苦渋の結論である。
    海岸の砂の一粒ほどの責任も権限もない者としては、開催に向けて出来る協力をして行くだけである。
    しかし一方ではコロナ感染対策などで飲食業界を始め夥しい犠牲者がいるわけで、それは重く考えなくてはならない。冷房の効いた部屋でビールを飲みながらテレビ観戦などバチが当たりそうである。

 

    昨日(8日)のNHKテレビの「あさイチ」で、隠岐の島の海女さんのウニ採りの様子やウニ料理などが放映されていた。ウニは私も大好物で幾つかウニの思い出を紹介したい。
    先日野生動物料理「ジビエ」を話題に取り上げた時に、九州の工場勤務時代には猪や鹿の肉など「山の幸」の恩恵に浴したことを書いたが、「海の幸」にも恵まれていた。     
    東京でウニと言うと国産では北海道、三陸地方などの北国産か、多くは安い輸入品が出回っている。輸入はロシア、チリ、韓国等からで、大概保存剤にミョウバンを使っていて芳しくない。
   まだそんな事情を知らない時分に仕事で行ったチリと韓国でそれぞれウニを食べさせてもらったことがある。珍しいものを食べたという思いだけで、今はどちらも味などについての記憶はない。
 
   九州の勤務地は魚介類に恵まれていて、ウニも品位がよいとの評判を聞いた。ムラサキウニより名前は悪いがバフンウニの方が美味しいと知ったのも勤務地でのことだ。
   ある時7、8人のグループで磯遊びをした時に、「ウニは焼いて食うのが一番じゃ」とメンバーの一人が用意してくれたムラサキウニを焚火に放り込んだ。頃合いをみてウニを取り出し、殻を割って身を吸い取り、私は焼きウニというのを初めて食べた。磯の香りと野性味が記憶に残る。
   話変わり、従業員から甥子さんの就職を頼まれて他の工場になったが社員採用をした時、お礼にとその母親から瓶ウニが多量に届いた。実は彼女は海女さんで、自分で採ったウニをすぐ浜で瓶詰めして冷蔵保存している品であり、保存剤は使わず、食塩で味付けしただけのものであった。
   まあ大概の瓶ウニは保存剤にエチルアルコールを使っていて、アルコールの刺激臭はするし舌にもピリリとして食べられたものではないが、これは本当にに美味しかった。その後も何度か恩恵に与ったが、後にも先にもこの瓶ウニ以上のものに出遭ったことはない。

    続いてウニ丼で2題。九州時代に義父の米寿の祝いに一族揃って磯辺の宿で3日過ごした時のこと。毎日の食事が海の幸づくめの中、2日目の昼食はウニを2段に敷き詰めたどんぶりだった。一面にウニを盛ったのでも珍しいが、2段に敷き詰めたウニ丼は、これも後にも先にもない経験である。
   次はがっかりした話で、家内と北海道に行った時のこと。知床半島の羅臼港で昼食となり、「漁協婦人部食堂」という看板を見つけて小躍りした。ここならホンモノが安く食べられるだろうと算段したわけだが、注文したウニ丼はどこでも出てくるような代物で値段も東京並み。観光料金なのだろうか、漁師の賄い飯を期待した方が馬鹿だったようだ。

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片や最年少記録が続く藤井棋士、早くも九段に/片や大リーグ・オールスタ戦に投打で出場の大谷選手/オリ・パラ開催地東京にまた緊急事態宣言!?

2021-07-07 22:40:34 | 日記

    将棋界で数々の記録を更新して来た藤井聡太棋聖の”爆進”はとどまることを知らない。この度は現在の実力No1と称される渡辺明名人の挑戦を受けた棋聖戦をストレート勝ちで破って、18歳11カ月という史上最年少タイトル戦防衛を達成し、さらには最年少九段昇段の記録をも作った。
    現在の渡辺名人を実力No1と評したが、これまで39回のタイトル戦に臨んでストレート負けしたことがなかったという。どれほどの実力者か分かろうというものだが、藤井新九段は史上最年少の14歳2カ月で四段に昇進してプロ棋士になってから、どれほどの記録を作って来ただろうか。
   かく言う私は、小学生高学年の時に将棋で(というより将棋の駒を使って)遊んだくらいでしかないが、どの世界であろうも眩しい光を放って成長していく新星と時代を同じくすることは嬉しいものである。大山康晴ー升田幸三の竜虎相打つ時代も記憶をしているが、人生の晩年にまた将棋の話題で楽しませてもらっているところである。


   楽しませてもらっていることではそれより機会が多く、最近では毎日ワクワクさせてもらっているのが大リーグの大谷翔平選手。
    先日、大リーグの聖地とも言われるニューヨークのヤンキースタジアムで先発投手として登板した時は大荒れだった。1回の先頭打者から3連続を含む4四球1死球2安打で2アウト取っただけで降板となり7失点。その後自軍が逆転してくれて敗戦投手にはならずに済んだものの評価を落としたのではないかと気になったが、本拠地に戻ったらまたホームランを量産し、2週続けての週間MVPやら月間MVPに選ばれたりしている。
   オールスター戦ではホームランダービーというショーへの出場が早々に決まり、その後指名打者として断トツのファン投票で選ばれ、投手としても出場メンバーに選ばれた。オールスター戦での投打二刀流という大リーグ史上初めての”快挙”が見られそうである。


   今日(7日)のニュースで、東京のコロナ感染のリバウンドが止まらず政府及び東京都は12日から8月22日まで緊急事態宣言を発令するようだ。これで4回目となる緊急事態宣言である。ワクチン接種の進捗の成果が表れないのか、気の緩みで仲間との飲酒や密集空間がルーズになって来たのか。      昨日オリ・パラ選手団の結成式が行われたところだというのに、開会が危ぶまれる。




    

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凄まじい熱海の土石流の報道にクラスメートの安否を問うも・・/都議選で投票立会人を

2021-07-05 09:15:02 | 日記

   一昨日(3日)、テレビで繰り返し流された静岡県熱海市での土石流災害の光景は驚愕の一言に尽きる。メディアの取材による映像ではなく一般人の提供によるもののようだが、まるで映画の特撮でも見るかのようであった。これまで見て来た、事後に取材した報道写真とはけた違いの迫力と凄まじさである。
    熱海のサ高住(医療サービス付き高齢者住宅)で余生を送っている高校のクラスメイトの住まいは市街を取り囲む急斜面に建つ高級マンション。梅雨の大雨で似たような土砂崩れの危険はないのか心配になって電話をしたところ、「全くよその地の出来事みたい。マンション住民の間で話題にもならないくらいだよ」との返事であった。同じ熱海市内でも地形や土質が異なるようだ。
    彼が熱海に転居してから何回か招かれ、仲良かった仲間数人で訪ねたことがある。コロナ禍でこの2年実現できないが、彼の部屋のバルコニーから眼下に見る熱海市恒例の花火が懐かしい。


    昨日は東京都議選があり、いつものように投票立会人を務めた。もう6年くらいになろうか、公職選挙の際には選挙管理委員会から要請がある。朝7時から夜8時までの13時間、投票所の立会人席にジ~ッと座って、適正な選挙管理がなされているかを見守る。立会人は3人選出されているので適宜1人が休憩を取れるが、まずは尻が痛くなるし昼食後は眠気が襲うも、とにかくジ~ッと見守るのである。それと投票終了後に投票箱を開票場へ届けるのを見届ける任務もある(こちらは1人が投票箱に随伴すればよい)。
   それはともかく、昨日は有権者の出足が朝の始まりから鈍かった。選管から毎1時間ごとの投票者数が報告されるが、私は過去5回分の選挙の時間ごとの投票者数の記録を残しており、それと見比べて全時間帯で投票者数が低かった。
   今日の新聞では、当投票区のデータまでは載っていないが東京都全体で51%台→42%台へ前回都議選に比して2割くらい投票率が下がっていた。それを実感する投票所の様子であった。
   因みに、帰宅してすぐテレビには私の支援する候補者(現役)の当確が映し出された。

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