将棋界で数々の記録を更新して来た藤井聡太棋聖の”爆進”はとどまることを知らない。この度は現在の実力No1と称される渡辺明名人の挑戦を受けた棋聖戦をストレート勝ちで破って、18歳11カ月という史上最年少タイトル戦防衛を達成し、さらには最年少九段昇段の記録をも作った。
現在の渡辺名人を実力No1と評したが、これまで39回のタイトル戦に臨んでストレート負けしたことがなかったという。どれほどの実力者か分かろうというものだが、藤井新九段は史上最年少の14歳2カ月で四段に昇進してプロ棋士になってから、どれほどの記録を作って来ただろうか。
かく言う私は、小学生高学年の時に将棋で(というより将棋の駒を使って)遊んだくらいでしかないが、どの世界であろうも眩しい光を放って成長していく新星と時代を同じくすることは嬉しいものである。大山康晴ー升田幸三の竜虎相打つ時代も記憶をしているが、人生の晩年にまた将棋の話題で楽しませてもらっているところである。
楽しませてもらっていることではそれより機会が多く、最近では毎日ワクワクさせてもらっているのが大リーグの大谷翔平選手。
先日、大リーグの聖地とも言われるニューヨークのヤンキースタジアムで先発投手として登板した時は大荒れだった。1回の先頭打者から3連続を含む4四球1死球2安打で2アウト取っただけで降板となり7失点。その後自軍が逆転してくれて敗戦投手にはならずに済んだものの評価を落としたのではないかと気になったが、本拠地に戻ったらまたホームランを量産し、2週続けての週間MVPやら月間MVPに選ばれたりしている。
オールスター戦ではホームランダービーというショーへの出場が早々に決まり、その後指名打者として断トツのファン投票で選ばれ、投手としても出場メンバーに選ばれた。オールスター戦での投打二刀流という大リーグ史上初めての”快挙”が見られそうである。
今日(7日)のニュースで、東京のコロナ感染のリバウンドが止まらず政府及び東京都は12日から8月22日まで緊急事態宣言を発令するようだ。これで4回目となる緊急事態宣言である。ワクチン接種の進捗の成果が表れないのか、気の緩みで仲間との飲酒や密集空間がルーズになって来たのか。 昨日オリ・パラ選手団の結成式が行われたところだというのに、開会が危ぶまれる。