フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

相棒の死/問題法案の暴走採決/大相撲九州場所

2013-11-27 11:17:41 | 日記

   会社時代の仕事の相棒が亡くなり、昨日その告別式があった。私の会社最後の仕事監査役で2人の常勤の内の相方である。私は社内からの選任、彼はメインバンクからの社外監査役であったが、率直に言ってどうも気性が合わなかった。それについて、弔辞に立たれた大学時代から40年来の友人という方が「あの頃お前は優しくて親切な男だったよな」と述べられた。ふ~ん、そんな一面もあったのかと思った。しばらくの回顧談の後「入院したと聞いた時は、短気で文句の多いお前は病院の先生とケンカしてんじゃないだろうなと心配だった」と披瀝された。う~ん、やっぱりそうだったのか、と正直思った。
私とはケンカには至らなかったものの、神経をすり減らす関係であった。しかし退任後は、そんなことあったのかなと思うほど一緒の飲み会に同席をしていた、そういう相棒であった。

   秘密保護法案が与党の強行採決により衆議院を通過した。政権の「拠らしむべし、知らしむるべからず」(国民は為政者に付いて来るべきで、国民には真実を知らせてはならない)の姿勢が露骨に現れた。確かに国際社会の一員として信頼を得るため、他の国との外交・軍事上の機密などが保たれることは必要かもしれないが、この法案の問題点はその目的以外に政権側が恣意的に運用する危険性・・・つまり「いつか来たあの道」を辿る危険性が排除されていないことだ。今の政権にその意図はないと言ってみても、後にどんな政権が現れぬとも分からない。「決められない国会」が問題視されていたが、今度は問題法案の暴走採決と来た。
   それらのことについて新聞や言論界をはじめ多くの反論が交わされているが、これまで政治の変曲点においていつも大きなうねりを先導して来た学生運動は一体どうなっているのだろうか。みんな草食系に堕し、就活など自分のことだけに去勢されてしまったのだろうか。安保世代には寂しい限りだ

   もう古いネタになってしまったが、大相撲九州場所で横綱日馬富士が優勝してホッとした。私は日馬富士のファンではなく、白鵬のシンパである。優勝回数や横綱としての勝率、年間最多勝回数、連続場所2ケタ勝利、中日(8日目)での勝ち越し数など真の実力者でなければ成し得ないような記録を次々と打ち立てている姿に頭が下がる。だが、せっかくの素晴らしい記録も他の力士が全くだらしない中では、一人だけが目立って何となく輝きも曇ってしまう。
   九州場所では待望の日本人横綱候補の筆頭である稀勢の里が気を吐いて連勝中の両横綱に土をつけて土俵が盛り上がり、また横綱に昇進後全く精彩がなかった日馬富士に本来の速い動きが戻って、千秋楽の相星決戦で白鵬を破り面目をほどこした。この場所前半はテレビで見ても観客席の後ろの方はガラガラだったが、終盤の盛り上がりで満員御礼が出るようになった。こんな土俵でこそ白鵬の記録も輝きを増して来るものと思うのである。


[野菊]

   まだ各地で菊花展が続いているが、丹精込めて育てられた観賞用の菊ではなく、あちこちの野辺や庭に咲いているキクの花は種類がやたら多い。それらをひっくるめて「野菊」と総称することがあるようだが、その定義も一様ではないみたいだ。 
   写真は上左・中は名前が判明せず、右はカントウヨメナ関東嫁菜)と思われる。
   下左はイソギク磯菊)、右はアシズリノギク足摺野菊)の名札が付いていた。

  

      

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