フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

【10年前の記事再投稿#4】白鵬・鶴竜/満開のシバザクラ(芝桜)

2024-06-10 09:30:22 | 日記

   大相撲夏場所は白鵬29回目の優勝で幕を閉じた。日馬富士や鶴竜が割って入ることもままあるとしても、白鵬の優勝はもう既成事実化している。
   ”伝説”的な双葉山は知らないが、私の大相撲の記憶がはっきりしている千代の山・鏡里以降、大鵬を除いてこれほど安定した横綱はいない。もっとも強い横綱はいたのだが、好敵手がいてこれほどの抜きん出た成績を残せなかった背景もあるのだが。栃錦VS若乃花、北の富士VS玉之島、輪島VS北の湖、貴乃花VS曙・武蔵丸などが典型的なものだ。大鵬の場合は柏戸、佐田の山、栃の海などの横綱や豊山、北葉山などの強豪大関がいる中での32回の歴代最多優勝、これは傑出しているというしかない。

   話しは違う方向へ行ってしまった。書きたかったのは白鵬への賞賛ではなく、実は新横綱鶴竜についてである。一時は白鵬の一人横綱に6大関という時代があり、その後2人が横綱に昇進して3横綱、と番付上は充実したように見えるが内容の方がお寒い。
   その中で鶴竜については、先場所優勝して横綱昇進を決めた時のブログで「寡黙な努力家のようだが、取り口は引き技・はたきが多く、横綱として多くは期待できない」と書いた。今場所は案の定というところか。新横綱のプレッシャーがかかった土俵ではあったろうが、やっぱり引き技が多く横綱昇進前2場所の鋭さは嘘のよう。丁度テレビを見ていた12日目の関脇豪栄道戦では突き押しで攻め込んで優勢にあったのに、楽に勝とうとして安易に引いて墓穴を掘った。土俵下の白鵬の物言いで豪栄道の反則(鶴竜のマゲを掴んだ)で勝ちを拾ったものの、私が懸念していた通りの相撲内容であった。新横綱の場所で9勝6敗、これからはクンロク大関ならぬクンロク横綱になりかねない、と危惧している。

   昨日は父の墓参りの帰りに「富士芝桜まつり」を観に寄った。場所は富士山麓、本栖湖にほど近い所。一昨年4月下旬に偶然通りかかって立ち寄った時にはまだ咲き揃っていなかったのだが、今回は満開のシバザクラ(芝桜)が堪能できた。 案内のチラシには「関東一円では最大の80万株が咲き誇る」とあり、よく見かける濃いピンクの花を始め紅紫、純白などその名の通り芝生を敷きしめたように咲いていた。

      

     

    
    特設の展望台から観た色とりどりのシバザクラ     白い雪を戴いたミニ富士山もある

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