大谷選手ストーブ･リーグと６万個のグローブ寄贈／プロ野球両リーグ優勝の関西はややこしい祝賀パレードに

大リーグ大谷翔平選手、ストーブ･リーグの入団交渉で大リーグ史上空前の契約金が世間の注目を集めているところだが、それとは全く違うことでまた話題を賑わせている。
北海道から沖縄まで日本全国の小学校２万校に計６万個のグローブを寄贈すると言う。野球の普及にとどまらず、スポーツ振興強いては児童の健康増進に寄与すべく、国公私立を問わず、特別支援学校に至るまで各校に３つずつのグローブを贈ると言うのだ。
各校に低学年用のグローブを３つずつということだが、左利き用を１つ含めている。左利きの児童にまで気配りしている･･･ということがまた「大谷選手らしい」と共感を呼んでいる。
それにしても大リーグでの活躍や予想される入団契約金のスケールに、また一つ大きなスケールの伝説が追加された感がある。


今年のプロ野球はセ･パ両リーグとも関西球団が優勝した。
セリーグは阪神タイガーズが何と18年ぶりで６回目、パリーグはオリックス･バファローズが３年連続５回目(阪急時代を含めると15回目)で、関西チーム同士の日本シリーズは1964年の阪神vs南海以来、59年振りのことだそうだ。
それは目出度いことでファンの熱狂も一方ならぬものがあろう。それでなくてもトラきち･阪神ファンの狂騒が想定されるところで、両者は11月23日、大坂市･御堂筋と神戸市･三宮とで時間差を少し設けて同日パレードを行うと言う。
そして混乱を避けるために両市は職員を警備･整備に充てるのだそうだが、これが物議を醸している。警備･整備に当たる職員は「休日出勤」なのか「ボランティア」なのか・・・これに対して神戸市は前者、大阪市は後者との見解を出したのだ。神戸市職員はざっと１万円はもらえるのに大阪市職員はタダ働きになる。
そのほかの課題としても、クラウド･ファンディングで２千万集めるとか何とか、優勝祝賀も中々ややこしいものだ。