フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

大分の美味い物体験~長かった工場生活の思い出から(その2)

2023-11-01 11:21:19 | 日記

社会人になって最初の勤務地は研究所のある大分県南部の工場であり、そこは九州でも海釣りのメッカで海釣りを大いに楽しんだ。そのことは前に書いたところであるが、自身の釣り以外でも海の幸に恵まれた。
特に2回目の工場勤務の時は管理職として、職員からの好意を再々受けた。また釣り仲間からの釣果のお裾分けにもありついた。

準係長職のHは社員として働きながら、漁業も兼業していた。兼業とはいっても「刺し網」と言って小規模な定置網漁で夜に網を張り、夜行性のエビやカニを網に絡ませ、朝引き上げるという漁なのである。
時々休みの朝に電話があって、地元の配達業者が届けに来た。大体バケツ7~8分くらい。主はクルマエビで、それに型は小さいがイセエビ、アワビなどが混じっていた。東京でこれらを買ったらとてつもなく高いものになったろうと思う。
そんな時分の盆休み、豊田在住の家内の兄一家3人が盆を過ごしに我が家に来ていた。河原でバーベキューをする予定だったその日の朝、Hから電話があり、なんと従来にも増した量の発砲スチロール一杯のエビ等が届いた。
これには兄夫婦も驚いた。早速、河原でクルマエビを踊り食いで、また網焼きにていただいたりしたが、これほど一度にクルマエビを食べたことはない。

同じく職場の従業員にして釣り仲間(というより師匠)で同い年のN。彼の甥を社内の他工場に就職の斡旋した後、その母親(Nの実姉)がウニの瓶詰を持ってお礼に来た。私の好物中の好物で、保存剤のエチルアルコールを使わず塩だけの添加。実はそのお姉さんは海女さんでウニ漁などをしているが、自分の家で食べる分は塩添加だけのウニを瓶詰にしているのだと言う。瓶ウニはどこでも売っているが、ほとんどはエチルアルコール入りでこれは興ざめである。アルコールの臭いと味がするのだ。
その後だいぶしてその方の家の近くを通った際、挨拶に立ち寄ったらまた3つ4つ瓶ウニをいただいた。

他にもまだ例があるが、東京の本社勤務ではあり得ない海の幸に恵まれた大分勤務であった。

 

 

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