フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

流行語大賞/世界の汚職国ランキング

2013-12-04 22:28:37 | 新聞を読んで

   一昨日、今年の流行語大賞が発表された。正式には「現代用語の基礎知識選 2013年ユーキャン新語・流行語大賞」というのだそうだが、何とも長ったらしい。その年間大賞には同時に4つが選ばれた。
   先日のブログで私は後出しジャンケンになるのは面白くないので、自分の考える大賞候補の「トップ5」を挙げていた。①じぇじぇじぇ②今でしょ③倍返し④お・も・て・な・し⑤アベノミクス。 
   結果は5番目の「アベノミクス」を除いた4つが同時に年間大賞になった。(「アベノミクス」もベストテンには選ばれていた) まあ私には納得のいく選考であった。ただし、選んで欲しくなかった「ブラック企業」と「ヘイトスピーチ」がベストテンの中に選ばれたのは残念だった。

   今日の新聞で、『日本の汚職指数「清潔さ18番目』という国際面の小さな記事に目が止まった。 世界各国の汚職状況を監視している国際NGOが2013年のランキングを発表したものだ。
   177の国・地域の中で日本の清潔度は18位(昨年は17位)で米国の19位(昨年も19位)と同レベルとのことである。因みに上位はデンマークやフィンランド、スウェーデン、ノルウェーなど北ヨーロッパ諸国が名を連ねている。このことは世界経済フォーラムが発表した『世界男女格差報告』やOECDが発表した『成人力(読解力や数的思考力)』の傾向とそっくりである。これらは皆、「文明」もしくは「成熟した社会」を象徴する指数ではなかろうかと私は思う。「男女格差」では日本は最低レベルに近かった。この「汚職指数」では韓国46位、中国80位、北朝鮮最下位だそうだが、韓国は別として共産主義や社会主義を掲げる国がこの実態とはあきれ果てる。

   その中国と北朝鮮で異変? 同じ国際面で、中国国営テレビを退職した元報道番組プロデューサーが中国政府の報道姿勢を批判する文章をツィッターに発表、文章は削除されたが、ネット上で次々に転載されていると言う。
   北朝鮮では金正恩第一書記の後見役として権勢を誇っていた義理の叔父の側近が処刑され、叔父自身も失脚したのではなかとの情報が流れている由である。
   情報が極端に抑圧され隠蔽されている「かの国」から漏れ出る情報あれば、片や情報の抑圧・隠蔽体制構築を強行する国もある。日本海は波穏やかならずである。


[中国の留学生と晩秋の東京を歩く]

   5年前、北京で日本語を教えた生徒が3人、日本の高校~大学に留学している。その1人が都内の大学にいて、過日私の母校の銀杏の黄葉を見に誘った。期待通りの黄葉を見、学生食堂で昼食を食べた後、神田の書店街の中国書専門店や皇居二重橋などを案内して歩いた。

    

                                  夕刻迫る二重橋前にて

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