フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

梅雨はどこへ行った?

2013-06-06 11:02:39 | 新聞を読んで

   梅雨はどこへ行ったのだろうか? 関東地方は5月29日に梅雨入り宣言が出てから1週間、さっぱり雨が降らない。それどころか、熊谷や館林など近隣の都市では真夏日となって、まるで梅雨が明けたような陽気である。
   ・・・と思っていたところに、今朝の新聞にその謎解きが出ていた。偏西風の流れが予測とずれてしまったことが原因で、日本列島は雨が降りにくく、水不足や熱中症が懸念されるという。ヤレヤレ、空ツユは幸いなのか困ったことなのか・・・。

   「ひと」の欄に、坂本九が歌った「上を向いて歩こう」が全米ヒットチャート1位に輝いてから今月で半世紀になると書いてあった。アメリカでは何故か「スキヤキ」というタイトルで、このスキヤキ・ソングが世界中で親しまれたことは記憶に残る。
   私が20年数前に仕事で南米チリに行った時のこと、首都サンチャゴでの最後の晩を、市内を見下ろせる山上のレストランで食事をすることになった。キャンドルライトのほのかな灯りのレストランに入った時、奥のステージから「スキヤキ」の演奏が流れて来た。入って来た客が日本人と分かって、バンドがすぐに演奏曲を切り替えたのだ。このアドリブの気配り、そして日本を象徴する「スキヤキ」の曲。我々4人の日本人が感動したことは勿論である。
  余談になるが、私はこの時ステージに上がって日本語で歌ったらバンドやお客さんがどんなに喜ぶことだろうかと思ったのだ。しかし歌詞がうろ覚えであり、みんなの前で歌うのにためらいがあってやめた。その時思い切って歌っていたら、その後チリの人気歌手になっていたかも知れない・・・なんてことはあり得ないが。

   皇太子・雅子妃のご成婚20周年を迎えることを、記事と週刊誌の広告の見出しで知った。今月9日がその記念日になるようだ。4月30日、お二人がアムステルダムで行われたオランダ新国王の就任式に出席され、特に雅子妃にとっては11年ぶりの海外公務であったが無事にお勤めを果たされて、国民も胸を撫で下ろしたところである。
   雅子妃はその後またご公務から離れておられるが、『雅子さま、続く回復への努力』という見出しの記事の方はお二人にゆかりの深い(プライベートで親しい)方々の暖かい視線が載せられていた。一方、週刊誌の広告の方には相変わらず辛辣な見出しが踊っている。私は皇室の方ならずとも、ご本人の心痛を煽るかのような報道姿勢をいつも苦々しく思っている。 

 

「今日の花」

 ドクダミ蕺草:ドクダミ科)=名前は毒や痛みに効くことから「毒痛み」から転じたものと言われる。この時期、日陰がちな草むらの至る所に咲いている。花をよく見ると可憐なのだが、独特の臭いや名前の響きがよくなく、やたらはびこるので嫌われがちである 

     

  トキワツユクサ常盤露草:ツユクサ科)=咲き始めの時期に一度登場。日陰や湿っぽい場所に群生するが、ネットで調べると『南アメリカ原産で、日本には昭和初期に観賞用として持ち込まれて帰化し、野生化して要注意外来生物に指定されている』とあった。花弁3枚の花の形がユニークである

      

 シモツケ下野:バラ科)=3~5ミリの小さな花が、柔らかな感じの房状を成して咲く

            

     

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