フォレスタの散歩道(パート4へ) 東日本大震災の20日前、2011年2月にスタートしたこのブログも1000回を超えた

概ね2~3日毎の更新、1回に3題の記事をめどとして来たが、以後間隔や記事の数などに捉われずに更新することとしたい。

泰山登山―続編

2013-06-29 15:08:00 | 日記

   昨日、練馬区の小学校で校門を出たばかりの下校児童がナイフを振りかざした男に切りつけられるという事件が起きた。さらに追いかけようとする男を、児童の登下校を見守る学童誘導員が制止したとのことで、これにより1年生の男児3人がけがをしたが、死者が出なかったことは不幸中の幸いであった。
   私も近くの小学校で児童の安全に携わっており、この事件はひと事ではない。私達の場合は校内への不審者侵入から児童を守ることが主たる任務であり、8人の仲間が当番で校庭を中心に見守りをしている。体育の授業や休み時間など校庭に児童たちがいる時が一番注意を要する時だ。登下校時には校門の内側にて児童に声掛け挨拶を行っているが、校門外までは注意が行き届かない。この事件を教訓にどうしたらよいのか頭を悩ますところだ。

   さて、前号では富士山の”弾丸登山”に絡めて、私が中国一の霊山といわれる泰山に難行苦行の末登った様を書いた。7400段もの石段が連なる登山道(参道)を徹夜で登り、ご来光を拝してそそくさと下山したことは”弾丸登山”とも呼べるものであった。
   それに対して、同じ泰山を”観光登山”したという続編を披露したい。
   
   それから4ケ月後の2010年10月、息子(三男)が私のいる中国山東省に遊びに来たいと言う。三男は大学で中国史・中国哲学を専攻したので、孔子が活躍した魯の国(今の山東省辺り)にことさら興味が深いのだ。
   そこで、孔子廟などの名所旧跡や泰山登山を計画したのだが、旅行の時間的な制約の中なのでお手軽な観光登山と相成った。前号でも触れたが、泰山には6合目ほどの中間エリアまでバスで登ることができ、さらにそこからロープウェイで山頂近くまで行くことができる。その手を使ったのである。幸い天気にも恵まれて、快適に霊山参りが出来たので息子にはよい記念になったと思うのだが、私には参道入り口から歩いて登った前回に比べ全く印象深くない。前回は下山した後、もう二度と登る気はないと思ったが、その分思い出には強く残っている。

  ←山頂近くまで登れるロープウェイ 

ロープウェイの中から望む山頂付近の威容→ 

  →山頂部は大変広く、歴史的な建造物・遺跡の宝庫にもなっている

 前回はこの辺りでご来光を拝したように思う→  

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1 コメント

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Unknown (笑路)
2013-07-01 10:54:34
前回は下山した後、もう二度と登る気はないと思ったが、その分思い出には強く残っている。呵呵...同感!!!偷笑
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