厚生労働省が昨日発表した「簡易生命表」で、2013年の日本人男性の平均寿命が初めて80歳を超えたと報じられている。「男の人生80年時代」とか。 女性の方はとっくに80歳を突破して、今や平均寿命が86.61歳で世界一の長寿である由。
さて私の方はあと10日で70歳、余命(残りの寿命)が10年かというとさにあらず。「オギャア」と生まれた新生児の余命が即ち平均寿命であり、70歳男性の余命は15年強であるらしい。つまり私の寿命が平均的なら あと15年(つまり85歳まで)生きることになる。ではこの15年は長いと考えるのか短いと考えるべきなのだろうか。
私の会社時代、定年(当時60歳)の3年くらい前から生涯教育を受けさせられ、各自の「ライフプラン」作成が課せられた。その柱は生涯のマネープランである。そして63歳時に20年(つまり83歳で死ぬ)のライフプランなるものを作って、会社を去った。 家内は90歳まで生きることで計算したが、寿命が伸びてどちらかでもそれ以上生きると資金は底をつくようなプランになっているのである。平均寿命が伸びていることはありがたくもあり、困ったことでもあるのだ。
昨日のスポーツニュースおよび今日の新聞のスポーツ面では「祐ちゃん」こと日本ハムの斎藤祐樹投手の「785日ぶりの勝利」が大きなニュースになった。早実のエースとして2006年の夏の甲子園で優勝投手となり、「ハンカチ王子」フィーバーは社会現象にもなった。早稲田大学でも大学日本一になってプロ入り、「何か持っている」と評されたが、高校時代の最大の好敵手田中将大投手が日本を代表するピッチャーに育って大リーグに迎えられたのに対して、祐ちゃんはプロでは苦戦し2年前からは故障と戦っていた。 また人気や期待の面でも後から日ハムに入った大谷祥平選手の後塵を拝していた。
プロ野球選手としては線の細い感じのする(その分ソフトでファン受けする)祐ちゃん、地獄の日々から見事立ち直れるのか私は静かに応援をしたい。
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