すし屋ほど細分化された店はない。
ひとりで立ち寄り小腹を満たす立喰いから
接待で利用する高級すし屋まで。
まあ、最近は立喰いすし屋は珍しい。
それに代わって回転寿司が隆盛だ。
そうだ。すし屋へ行こう!
すしが喰いたくなった。
神戸は三ノ宮、東門筋へ。
奥のテーブル席を取った。
注文を紙に書いて係りのお母さんへ。
ベテラン母さんはなかなか愛想よし。
奥の座敷では中国人らしき団体。
あれやこれやと注文していた。
注文した寿司は
さほど待たされず手際よく出て来た。
愛想の良いベテラン母さんは
紙に書かれた品の名をひとつひとつ
出された寿司と声を出して照合した。
なかなか小気味よい手際に感心。
生ビール飲んで、熱燗を頼んで
握り寿司をそこそこ注文して
また刺盛りも頼んで、お勘定は
3人で1万3千円ちょっと。
おひとり4千円ちょいといった処か。
寿司もそこそこのボリューム。
こういうすし屋は重宝である。
三ノ宮は東門筋の庶民派すし屋。
リストに入れておきたい店である。
■うお勢 分家
神戸市中央区中山手通1-4-13
コスモス東門1F