陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

はつ冬の宇治を歩す さわらびの道をゆく

2023年11月14日 | slow journey

源氏物語博物館を出て“さわらび(早蕨)の道”を世界遺産の宇治上神社へ。

歴史ある神社でございます。平安時代後期の本殿、鎌倉時代建立の拝殿は国宝という。本殿は日本最古の建築物。拝殿の前には「清の砂」という盛り砂がありました。円錐形が見事です。

静かなこじんまりとした神社ですが、なんか気を感じるお宮さんでした。パワースポットですね。

そこから少し歩くと地元宇治の産土神(うぶすながみ)、宇治神社に着きます。学問の神様として有名とか。また合格祈願で「智恵の輪」が例年11月には設置されるそうです。という訳でちょうど潜ることができました。別に合格祈願、私には必要ないのですが笑

宇治神社と言えば“見返り兎”で有名です。祭神である菟道稚郎子命(うじのわきいらつこのみこと)が宇治を訪れる際に道で迷ったとき、一羽の兎が現れ後ろを振りかえりながら正しい道へと導いたという謂れがあるそうな。

両神社とも、もう日暮れだったこともあり訪れる人もまばらでした。故に身も心も清々しいというか、神々しいというか、そんな気を頂きました。

さわらびの道から宇治川右岸の朝霧通りへ出て、少し歩くと“琴坂”の登り口に着きます。その琴坂を登って興聖寺さんへ向かいました。この琴坂、例年のこの時期なら紅葉が美しい坂なのでしょうが今年はまだ全然でした。

紅葉はまだといった所でしたが、宇治川右岸に立派な銀杏の樹があり、その黄葉は見事に噴き上がっておりました。

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