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あちこちで水仙が咲いています。民家の植込み、学校の校庭、公園など簡単に見つけることができます。早い所では12月から咲いていたという報告もありました。ホトトギス新歳時記では冬、一月の候に載っている季題です。
“厳しい寒さの中に咲く水仙は気品があり、香気が漂う”とあります。あの寒さに凛と咲いている風情はやはり心惹かれるものがありますね。それ故、人気がある花です。そして根には毒があることもなかなか意外です。
あの香気は何と表現したらいいのでしょう。上品、気品、清楚、楚々…ありきたりな言葉ですがそんな形容詞が浮かびますね。決して弱い香気ではないですがどぎつい香でもありません。
水仙と言えば私は何と言っても淡路島の灘黒岩水仙郷が浮かびます。淡路島南淡、紀淡海峡を望む斜面(なぞへ)に、厳しい潮風にも倒れず凛と咲き満ちて、香気を放っている群落は感動ものです。決して風に負けない香が辺りに漂ってます。
今頃はちょうど見頃でしょうか?ぜひお薦めします。
潮風とマリンブルーと野水仙