早春の中華街を吟行しました。
ランタンをはじめ紅ひと色。
まだまだ春節の名残が其処此処に。
湯気の立ち上る通りを歩いていると
熱心な客引きの女性によく声を掛けられます。
別に妖しい客引きではありません。こういう
声をうっちゃりながら歩くのも楽しいもの。
若い人たちはパオズーを頬張りながら
ときどき写メしたりして歩いてました。
広場の真ん中の中華風四阿(あずまや)前には
おなじみの中国服を纏ったお人形が。
実はこれ“小財神”という神様なのです。
後で調べてみると、小財神人形というのは
お金の神様なのだそうです。
そして触ると幸せになれるらしい。
男の子が「財財」 女の子が「來來」という。
いやあ。神戸に住んでいながら知らなかった。
マスコット人形だとずっと思ってました。
すみません。とても勉強になりました。
相変わらず豚饅屋さんには長い行列が。
春寒だったから頬張ればきっと美味しいでしょう。
北京ダックが美味しそうに焼かれておりました。
わたし。北京ダック大好きです。
でもこうしてみるとちょっと引いてしまいます。
午前中の春時雨もどうやら上がってくるようです。
中華街を抜けて、次は梅を見ようと生田神社へと
向かうのでした。