陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

My screen 万引き家族

2018年08月05日 | slow culture

今年のカンヌ国際映画祭パルムドール作品
万引き家族を観て参りました。

この家族…それぞれ他人。つまりフェイクだ。
にも拘わらずとても家族的。旧き良き家族像。
しかしそれぞれが社会からドロップアウト
してしまった人間たちなのだ。

素直にいい映画だったと思います。
一言でいえば観客の色んな感情を想起させる
そんな映画でした。つまり、切なくて、悲しくて
温かくて、ドキドキはらはらして、そして
社会に対する怒りも…。ちょっとエロいシーンも。

全部言い尽くさない。それが余韻となっている。
言い尽くさないからこそ、いろんな感情を読者に
想起させているのだ。ラストシーンの女の子の
シーン、何を暗示させているのだろう?

リリーフランキー、安藤サクラ、樹木希林…
子役二人、なかなかキャスティングも秀逸。

■万引き家族 是枝裕和監督作品

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