とある機会を得て群馬は伊香保温泉へゆく。
朝一番の飛行機で羽田へ。京急品川経由で
代々木駅へ。そこから高速バスに乗り
約二時間半で伊香保に着いた。伊香保温泉は
日本で最初の都市計画で整備された温泉街と云う。
この温泉街の名物は三百六十五段の石段である。
そしてこの石段の両脇に土産物屋などの店が並ぶ。
石段街がそのまま温泉街になっている感じである。
射的場なんかがあって、昔懐かしい温泉街の景だ。
石段の天辺には伊香保神社がある。振り向けば
霧の中に小野子山が見えた。石段の脇には
引湯が十分な湯量で流れていた。泉質は硫酸塩泉。
元は無色透明らしいが鉄分があるため、空気に
触れると茶褐色になるとあった。ちなみに
旅館の手ぬぐいの発祥地もこの伊香保らしい。
伊香保の湯、楽しみだな。
早紅葉の迎ふ石段伊香保の湯