陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

わたしの酒呑録 雨後の月

2014年08月28日 | eau de vie

日本酒の一升瓶が並んでいます。
飲み屋のカウンターではありません。
わが家のキッチンに並ぶ日本酒です。
向かって左から、燗酒が旨い菊姫の淳
冷酒が旨い雨後の月、そしてすっきり辛口
香住鶴。出身はそれぞれ金沢、広島、兵庫。

雨後の月は広島の酒でも特に好きな銘柄。
広島に行った折にわざわざ買う。ついでに
川中醤油ときじ醤油も買い(わが家の銘柄)
そして酒の肴に音戸ちりめんの天日干と
湯来の子持ちこんにゃくも買った。

さて本題に戻り、この雨後の月ですが
どちらかというとワインに近い日本酒かな。
獺祭系のテイストです。

この雨後の月というネーミング
徳富蘆花の「自然と人生」の短編題から
命名されたとのことですが、その短編「雨後の月」
の内容は、その澄んだ酒のイメージとはずいぶんと
違うような筋だった記憶があり、少し驚いたのを
覚えています。ちなみにこの「自然と人生」
文語体で読みづらいのですが、日本の古き良き
自然の四季がとても美しい言葉で描かれていて
今でも俳句に行き詰ったら時々開きます。

■雨後の月 吟醸純米酒
相原酒造株式会社
呉市仁方本町1-25-15

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