陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

久しぶりの映画

2010年12月13日 | slow culture

HAT神戸に映画を観に行った。
午後6時50分の開映。この日が
封切り初日であったが、何とも空いている。
客席はほぼがらがらといった状態だ。
初日でこれなら大丈夫かな?
他人事とは言え不安になるほどだ。この映画
原作も読んでいるし何より好きな作家だ。
それに神戸がひとつの舞台でもある。
そして監督も、静謐な映像が印象的だった
処女作“青いパパイアの香り”を撮った
トラン・アン・ユン監督だった。
二つのお気に入りが重なった。それに
この原作をどう映像に展開しているのか
とても興味があった。

観終わって。
私の素直な感想で言えば、この映画
原作を映像化するには少ししんどいように感じた。
なんでだろう?
駐車場へ向かうエレベータの中で
連れ合いにそういう意味の感想をふと述べたら
たまさか乗り合わせたお宅風のお兄ちゃんが
相槌を打つように私の言動に反応した。
なんかもっとしゃべりたそうだった。
私は映画通でないからよくわからないが
この映画の評価は専門家に聞いてみたい。

■鑑賞記

ノルウェイの森 2010年 134分

監  督:トラン・アン・ユン
キャスト:松山ケンイチ、菊地凛子
109シネマズHAT神戸 Th10 F席
コメント