陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

わたしの酒呑録 白鶴 荒駒

2010年01月23日 | eau de vie

全国区の灘の酒の中でも
白鶴は好きな銘柄です。

日本酒通には、小さな酒蔵の
地産地消的生産の酒を良しとする
そんな傾向があるのは事実ですが
白鶴のような全国区の生産をする
酒造メーカーも、やはり
大きな価値があるものだと思う。
生産技術を向上させ、皆に味わって
もらうための不断の努力のおかげで
日本全国に灘の酒を知らしめたのだから。

白鶴の酒の
優しい口当たりも好きなのだが
何よりこの会社の印象がいい。
以前、灘の酒造メーカーを数軒
仕事で訪ね歩いたことがあった。
新規訪問である。
その時の白鶴酒造さんの
対応がとても紳士的だった。
ちゃんと話しを聞いてくれて
あとで返事すると言う。
飛び込み訪問にも拘わらずだ。
セールスマンも仕事を離れれば
一生活者であり一消費者だ。
こういう企業イメージは大切である。
白鶴さんは灘の酒でも
やはり老舗の一流会社の矜持がある。
ちなみに灘中学校を創立した
酒造会社の一つでもある。

今回は知人にもらった、この酒
白鶴 荒駒、純米生原酒。
フルーティな香りで軽そうだが
しっかりと味わいを感じる酒だった。

■白鶴 純米生原酒 荒駒
 平成二十一年産の五百万石
 百%使用の新米新酒。
 720ml 1400円
 
<味わい方>
製造年月日から約1ヶ月間は
「荒々しいしぼりたての
新酒の味わいがお楽しみいただけます。」
またその後約2ヶ月間は
「純米原酒の濃厚でまろやかな
味わいをお楽しみいただけます。」
コメント