江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

ハグレ

2013-01-15 01:03:01 | 日記
ヒヨドリは、今日の大雪が分かっていたのだろうか。
昨日70羽以上の大群で、とことん食べつくしてしまった。

夕方、雲が掛かってきた薄暗がりの中、
1羽だけ取り残されたように、枝に止まっていた。
きょろきょろと実を捜している。

おい、どうしたんだよ、
群れはもう、どこかに行っちまったよ。

まだ残っていたのだろうか、2つ、3つ、ほおばった。

鳥目と言うぐらいだ、
暗くなってはよく見えないだろう。
それでも隈なく捜している。
暫くして、日はとっぷりと暮れた。

ハグレ者か、
なんともいえない寂しさを感じてしまった。
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さながらヒッチコック

2013-01-13 00:51:20 | 日記
我が家のまん前にネズミモチという木がある。
繁殖力の強い木で、管理人さんがいた頃はよく剪定していたのだが、
いなくなってからは伸び放題で、
私が切ろう
と、思いつつ、時間が取れず、ずるずると延び放題に・・・・

この木、やたらと実を付ける。
その実を狙って野鳥が飛来、
というと聞こえはよいが、
ヒヨドリが50羽以上群れを成してやってくると、
これはもうヒッチコックである。
ヒヨドリのこれほどの群れは、初めて見た。

昨日は、朝2時間ほど来ていただけでいなくなり、
後は10数羽のメジロが来てのどかだったのに、
今日は大群のヒヨドリが1日中食べ漁っていた。
近くの大木から入れ替わり立ち代わり食べにくるのだが、
何か大きな音がすると、一斉に飛び立つ、その凄まじいこと。
窓にぶつかるようなとんまな鳥はいないが、
つい「鳥」をダブらせてしまうのだった。
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たたく

2013-01-10 00:31:19 | 日記
昨年の晩秋辺りからずっと、肩の奥に凝りが固まっていた。
何度か鍼に行ってほぐしてもらったけれども、
すぐに固まってしまう。
原因は分かっている。
字の書きすぎなのだ。
自分でお灸をすえたり、サロンパスを貼ったりいろいろ手を尽くすが
字を書き続けているから、夜になるとゴリゴリになる。

ふと肩たたきを思い出した。
幸い我が家には肩たたき用の、先が丸くなった木槌がある。
これを使うのは初めてだ。
使ってみると、これが良いのだ。
すっと凝りがほぐれる。
この木槌は、手放せないものになってしまった。
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毎年恒例の2月公演

2013-01-04 23:28:25 | スケジュール
江戸糸あやつり人形と向島百花園

今年で8年目、9回目となる向島百花園での公演をご案内します。
日時:2月1日(金) 14時開演
     2日(土) 14時開演、 18時開演
     3日(日) 14時開演
     4日(月) 14時開演

今回の2部は「衣濯ぎ」 ―飯沢匡原作 狂言「濯ぎ川」よりー

 初演は三年前。役者と演出が代わり、より笑いを追及したものに
 フランス小咄を元に書かれたこの作品、他愛もない内容ですが、
 極身近にある風景が映し出されています。
 入婿に妻と姑。
 こう書くと思い出される時代劇ドラマも。

1部はおなじみ、「かっぽれ」「酔いどれ」「黒髪」「獅子舞」


大人 3500円  小人 2000円(5歳~小学6年生)
おにぎり、あられ、お茶セット付き、別途にお酒も販売しております。

客席に限りがありますので、ご予約をお願いします。
問合せ:03-3300-5788
    edoitoayaturi@parkcity.ne.jp
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変化するということ

2013-01-03 23:14:54 | 日記
年末の新聞に載っていた記事、
アメリカの研究発表によると、
赤ちゃんの1日の平均歩数が、14,208歩
距離にするとのべ4,2km、転んだ回数は102回に上るのだそうだ。
1時間に69回も転んだ赤ちゃんもいたという。

なぜこんなにも歩くのか、歩こうとするのか。

遊びたいからだという理由も考えられるが、
おもちゃを与えた部屋と普通の部屋では、変わりがなかったそうだ。

研究によると、
赤ちゃんは立ち上がるたび、倒れずに歩ける距離を伸ばし、
歩行速度も速くなっていた。
”自分が変わっていくことを楽しんでいるのだろうか”と
記事は疑問で終わっていたが、
この言葉はとても示唆的だと思った。

欲望が絡むと、厄介なものになってしまう。
満足してしまうと、すぐに限界がやってくる。
赤ちゃんのような無心が、大きな成長につながるものなのかもしれない。

私はすぐに我が身を振り返ってしまう。
足元をしっかりと確かめながら、ひたすら足を踏み出そう、
今年もそんな1年にしたいと思う。
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