マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

柿其水路橋から権兵衛トンネルを経て高遠へ

2014年05月11日 | 

 柿其水路橋に関連して思い出したことがあった。かって、テレビでも放映された「木曽谷から伊那谷方面への水路トンネル」だ。木曽から伊奈への水路、初めて聞いたときは耳を疑った。遠く隔たった谷同士。伊奈に水が不足するとの話も解せない。しかし、明治の世に、伊奈方面の標高の高いところでは、人口増に伴い極端な水不足が起ったらしい。それを解消するためのトンネル。
 水を必要とする場合には、江戸時代のみならず、明治や大正の時代に、その需要を満たす為にトンネルや橋を造ったのだ。その事を思い出していた。こちらは「木曽山用水」としてhttp://www.geocities.jp/gunmakaze/column/16kisoyousui.html に詳しい。


 その木曽と伊奈を結ぶ権兵衛トンネルは2006年から開通。全長は4,467mだが、通行料無料が有難かった。ここを通過するのに3分程度。あっという間に、木曽側の圧迫感ある風景が一変し、伊奈側の開けた景色が飛び込んでくる。南アルプスも遠くに望める。(下の写真はそこでの撮影ではない。翌日蓼科帰宅後の撮影。左が甲斐駒ケ岳で右が仙丈ケ岳。いずれも南アルプス)
 

 中央高速道の下を潜り、一気に高遠を目指した。狙いは「道の駅南アルプスむら長谷」。高遠祭りが4月30日まで行われていたので、ひょっとしてコヒガンサクラをとも思っていたが、全くその形跡はなかった。ただ道の駅のミニクロワッサンが超有名で、これを買い求めていたが、既に売り切れ。「予約」棚には多数の袋が置かれてはいるが・・・。ここは予約しておかねばならないことを思い出した。がっかりしていると「お味見に」とミニクラワッサンを2個渡された。このサービスが憎い。この対応の良さもこの道の駅の名声を高めているのだろう。味は甘目だ。

 最後には高遠から杖突峠を経て茅野へ。かくして往き中央道、帰り一般道のレンカー一筆書きの旅を終えた。

 


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