マーちゃんの数独日記

かっては数独解説。今はつれづれに旅行記や日常雑記など。

山小屋解体の準備作業終わる

2016年05月17日 | 信濃紀行
 いよいよ山小屋解体のときが迫って来た。
 それ以前にやっておかなくてはならないことがあり、5月13日(金)~15日(日)まで蓼科に行って来た。この間、小屋ではなくてハーヴェストクラブ蓼科アネックス宿泊してきた。主な仕事は多くの家具や本の仕分けにあった。それらを(1)家に持ち帰るもの (2)人に差し上げるもの (3)「Book ・Off」に出すもの (4)ゴミとして捨てるもの、4つに仕分けるのだ。その手伝いに、初日・2日目は石野さんが、2日目・3日目は妹夫婦と甥の秀治君が手伝いに来てくれた。(写真:山小屋内部)

 石野さんはパソコン解体と本の整理に大汗をかいてくれた。蓼科リゾートのスポーツセンターに大量の本を移動し寄付をした。片付けものをしている最中に、昔私が子供と楽しんだ大量の”Nゲージ”を発見。彼のお孫さんが大喜びするモノをお土産に持ち帰ってくれた。
 「Book・Off」に出す本は段ボール9箱になった。「Book・Off」に出す方法は妻が見つけて来た。段ボール詰めした本箱を宅配業者が引き取りに来て、それを「Book・Off」に運び込む。販売価値ありと見たものは通常価格の10%増しで査定され、その合計金額は指定の口座に振り込まれる。価値なしとなったものは処分される、というシステム。
 私は大量の数学書を捨てる側に回した。愛着はあったのだが、再販の価値は殆どないと妻に”査定”されてしまった。息子が愛読した300冊以上の漫画シリーズ、例えば『こちら葛飾区亀有公園前派出所』などは価値が高いのではと再販側に。これは喜劇か悲劇か。
 
 2日目、妹夫婦が御代田から、その息子の秀治君は自宅大田区からいずれも車でやって来た。妹達には丸テーブルと本箱を持ち帰って貰った。秀治君は段ボール6個を我が家まで運んでくれた。
 大方の仕事が終わり、2日目の夜はハーベストで宴会。ここは調理が出来る様な造りになっている。そこで「角上」で刺身などを購入し、持ち込んだ電気釜でご飯を炊いて手巻き寿司。それを肴に、妹達からの差し入れの吟醸酒1枡瓶や私達が持参した「上善如水」などを楽しんだ。秀治君一人が加わると私達4人での宴とは違う雰囲気となった。それも又楽しかった。
 
 3日目午後に東急リゾートの担当者と最終打ち合わせ。費用は180万円+消費税。解体の時期は3ヶ月延長し9月と決まった。解体後の借地権抹消交渉をしてくれるそうで、9月迄建物があった方が交渉に有利に働くとのこと。
 担当者が去り、私達も去るときがきた。再びこの地を見るときは”廃墟”となっていることだろう。購入後21年が流れていた。山小屋購入は私の我儘から出発したが、私達が元気なうちにしっかりとした形で処分で出来そうなことと、ここを利用して良く遊んだなの感慨を交えながら山小屋と別れた。(写真:定年後2年間くらいは毎週ここで過ごした快適空間)

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