どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「海猿 LIMIT OF LOVE」

2006年06月19日 | 映画
「海猿 LIMIT OF LOVE」を見ました。「逆境ナイン」の監督だし、噂だと泣けるとの事で楽しみ。人物紹介が終わっていよいよ話の発端になる事故が起きる!っていう前後で一瞬睡魔に襲われてしまい記憶を無くすが、その後、ずっと集中して見る事が出来ました。見終わって思ったのはベタな内容ですが、強引に泣かせる展開に持って行く力技は凄いなぁ~と。流石です。最近は「ポセイドン」という映画を見ましたが同じ海の脱出もの?ではこちらの方が感情移入出来たし感動出来た。どちらの映画にも言えるのですが緊迫した状況、一刻を争うような場面でだらだらと台詞を喋ったりして、しばしシナリオの伏線等の為、状況が忘れられてしまっているというような感じの所があった。今日見た「海猿」の方がベタベタぐらいそういうのが多いんだけども、逆にそのぐらいベタな展開には思わず泣けてくる感もあり凄いと思った。周りにいたお客さんはみんな涙で鼻すすってましたねぇ。おいらは、出来れば泣きたかったんだけども上記のような所も気になってたりして泣きまでは出来ず。しかし、次から次へとやってくる後半の泣かせ所に気持ちはだんだん盛り上がってくる。が、しかし同時にトイレに行きたくなってきて何時行こうかな・・なんて同時に考えたりもしていて、けど、行くタイミングが無いぐらい次から次へとクライマックスが続き話も展開するので我慢、我慢、遂に絶体絶命状態で主人公達は死んでしまったのか?となるのだが、その後、長いひっぱりのシーンがあり・・ここで主人公が死んじゃったで終わりっていうのは映画として無いだろうから今のうちにトイレに行っておこう。とトイレへGO! おしっこしてたら何やら劇場から音が激しく聴こえてくる。おっと、何か展開始まっちゃったぞ!と慌ててもどると、みんなメチャ泣いてるやん!
なんや、どうなったんか分からないけど、まぁここからがまた盛り上がりそうだなと続きを見る。まぁ、予想通りと言えば予想通りの展開。だからこそなのか分からないが、やっぱり見ていて気持ちが高ぶる。そして遂には僕も感動で少し涙流しちゃいましたよ。いやぁ、やられましたなぁコリャ!って感じ。登場人物のキャラクター達がみんな生きてるのが良かった。
そして合成、CG処理もよく出来ていていくつかのシーンは知っていたのだが、数カ所では実写なのか合成なのかよく分からない所もありました。うまく物語に溶け込んでたと思います。
劇場出てロビーで休憩してたら若い女の人達が「映像迫力あったねCG凄い」って感想言ってたぐらいだから成功ですね。合成してた会社の人にも教えてあげなくちゃ。
終わって、新宿ゴールデン街のアルバトロスGというバーに寄ってみる。先日観に行った舞台の女優さんの誕生日らしく1日ママをしてるとの事。そこの劇団の座長?と今度映画を作ろうという話にもなりつつあるので打ち合わせがてら寄ってみる事にしたのです。ってな訳で知らない人ばっかり、だけども僕は舞台で見てるから顔は知ってる。ってな感じでママの女優さんに挨拶してから飲む。いい雰囲気のバーだが人が多すぎて酸欠状態。しかも暑い。状態でシナリオについて打ち合わせしたり飲んだり食べたり役者さんとお話したりしてから、なんとか終電に間に合う時間に帰る事にしました。劇団員の集まりっていうのは、やっぱり独特ですね。演技論の熱いバトルとかそういうのが全く無かったのは意外であり良かった所。ってかみんな何話してたんだろう。上下関係が微妙に厳しそうな世界でした。で、色々と観察してみる。魅力的な役者さんを見つけるが役者さんじゃないんだって。色々と面白そうな連中の集まりでした。しかも、実はみんな若い!のでした。

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