どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ランボー ラスト・ブラッド」

2020年06月26日 | 映画
ランボーの最新作「ランボー ラスト・ブラッド」を公開初日に観に行ってきました。随分と前からメキシコの麻薬カルテルと戦う物語となるとのアイデアは聞いていてミッキー・ロークに出演を依頼しているとの噂も聞いていたが実現せずという感じでしたので遂に出来たんだなっという感じでした。
冒頭でランボーの前作から後の生活や近況が描かれていて、ようやく落ち着いた感じもあり何だか良かったねぇという感じと共にランボーというより何かロッキーっぽいというか性格が変わっているような違和感もありました。
予想された展開に物語は進んでゆきましたが、その後が意外で悲惨で無茶苦茶な展開で話に深みは無くランボーの物語じゃなくても良かったんじゃ無い?って思える別ジャンルの映画みたいでした。まぁ背景や設定は活かせていたけど。怒りや悲しみには感情移入は出来たけど違和感もあり変な感覚で見てました。後半はスカッとする面もある反面、哀しみとランボー映画じゃない感が入り混じる感覚。13日の金曜日のジェイソンばりの殺戮場面のオンパレードで映画としては面白く見れたけど今までのランボー・シリーズにあった人間的な秘めた孤独感のようなものが無くなってしまった残念感も残りました。エンドクレジットの背景に今迄のシリーズの名場面が使われてますがシリーズの流れとやっぱり何か違うんだなぁと感じてました。僕の中では前作で終わった方が良かった気もしてます。
今作ではランボーが可哀想過ぎました。悪役のボスはちょっとミッキー・ロークっぽい印象もありましたね。
あまり深い事考えずに見れれば充分に面白い映画だったとは思うけれど脚本がやっぱり弱すぎた感のある最新作でした。




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