テレビ録画していたPFF入賞作品「一文字拳 序章」という映画を何気無く見始める。
カンフー映画のようで映像の質感がVHSっぽいノイズが足されていたり変な拘りが80年代っぽい味があったりして案外趣味の近いものを感じたりでズルズルと物語にも惹かれて最後まで一気に見ちゃいました。
短編映画かなと思って見始めたのですが1時間弱のなかなかの見応えあるものでアクションも本格的で気合いの入ったものでした。全体的に見せ方がとても上手かったですね。
自主映画のアクション映画ってアクション見せたいばかりのものや良く出来てるけど何かもう一つというものが多い印象でしたが今作は物語も面白くてキャラクターがそれぞれ活きてて魅力的だったし台詞や脚本の構成もしっかりしていて良かったです。
素直に見終わって面白かった〜って思える娯楽作でした。
こんな映画作ったんだったらプロとしても撮れるんじゃない?と思って後から調べてみると既にプロとして有名俳優を主演に映画を撮られているんですね。
その前に撮ってるホラー系の映画というのが気になったりしました。監督はやっぱり趣味の近い方なんだろうと思いVHS世代の人なのかなと思いましたが92年生まれという事で思ったより若い方だったのに驚きました。80年代の映画の匂いや趣味を感じる作風だったのでね。