どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ダリオ・アルジェントのドラキュラ3D」

2018年12月16日 | 映画
仕事の検証を兼ねて3D出力して時間が出来たので劇場で2Dでは見たけれど3Dでも見たかった映画「ダリオ・アルジェントのドラキュラ3D」を海外盤で出てた3Dブルーレイで鑑賞。字幕無いから映像チェックみたいな見方でしたが3D効果はイマイチでした。まぁ奥行や飛び出しはあるのですが左右の照明の反射のバラツキとか気になり目が疲れる映像でした。クロストークも出てたし3Dの何かの賞を受賞したとパッケージに書いてましたが技術的にはあまり良い出来とは思えませんでした。
劇場で2Dで見た時に画面が明る過ぎると感じたのですが3D眼鏡を通して見ると明るさや色の感じはとても良かったと思います。やっぱり3D用のカラコレした素材の片チャンネルだけをそのまま2D盤としてるんでしょうね。
映画の内容は再度見てもちょっと残念感の残る印象ですが役者も衣装も美術も特殊メイクも良いのにCGが酷いので残念感が増してます。雑なCG使わずにしっかり仕上げていたら印象はもう少し良くなってたと思います。
前半はちょっと怠いのですがルトガー・ハウアー演じるヴァン・ヘルシングが登場してからの後半は物語的にもドラキュラの純愛ドラマとして盛り上がりなかなか面白く良かったと思うのですが。カマキリは意表を突かれて初めて見た時はCGも酷くて失笑ものでしたがアレはアレで嫌いじゃないです。発想が面白いです。
アルジェントが3Dを撮るって事で3Dで見たかった映画をようやく3Dで見れたのでとりあえず満足出来ました。


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