どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「ハート・オブ・ダークネス コッポラの黙示録」

2018年05月25日 | 映画
朝に「地獄の黙示録」を観たのもありブックオフで気になってたブルーレイ「ハート・オブ・ダークネス コッポラの黙示録」を衝動買いしちゃう。
LDでは持ってて何度も見た大好きなドキュメンタリー映画ですがブルーレイには音声解説が収録されているという事で興味があり購入したのでした。帰ってから早速、音声解説版で鑑賞。コッポラが自分が出てる事が恥ずかしい感覚があるのだが映画で誤解されそうな所で一言言っておきたいというのがあり音声解説をする事になったとか作品の始まり方とか当時の心境や状況を語っていて興味深くも面白く聞けた。映画作りの大変さや若さ故の無邪気さの力とか映画一家ならではの家族の話とか面白かった。
このドキュメンタリーは奥さんのエレノア・コッポラが撮影したメイキング映像を後に長編ドキュメンタリー映画として形にしたもの。その過程に何があったのかの詳細も知れます。
ある意味「地獄の黙示録」よりも面白さで言うとこちらのドキュメンタリー映画の方が個人的には好きです。
レベルは全然違うけれども自主映画作ったりしてる時にこの映画見るとなんか勇気付けられるものもあったりします。今までも自分の撮影の前日に何度か見ておりました。


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「ゲティ家の身代金」

2018年05月25日 | 映画
リドリー・スコット監督の新作映画「ゲティ家の身代金」を鑑賞。
実話を元にした映画のようですが詳細を知らないまま観ました。
どうなるのか色々な意味で興味深くサスペンス効果も効いていて飽きずに最後まで見れて楽しめました。
金にケチな金持ち男の身代金を払わないという理由に他の孫にも同じ事が起きないように…という考えには一理あるなとも思ったりしたけど基本的に金にケチな性格だった為というのが大きかったんでしょうね。
母の気持ちも凄く分かり居ても立っても居られないイライラと不安を共有出来ました。
そんな訳で色々な視点で物語を見れて面白かったです。
映像のトーンは暗く重い印象。
ゲティ役だったケビン・スペイシーがセクハラ問題を起こしてオクラ入りしそうだった所をクリストファー・プラマーに役者を変えて再撮影して作り直し公開に間に合わせたという荒業を事前に知っていたけど全くそんな事は感じさせられない出来でありクリストファー・プラマーの演技も素晴らしく元から彼で正解だったんじゃないのと思えるものでした。
実際の事件の詳細や関係者のその後を調べると更に凄い経過があるという一族だったんですね。


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「地獄の黙示録 劇場公開版」

2018年05月25日 | 映画
早起きして午前十時の映画祭にて「地獄の黙示録」の劇場公開版を観に行きました。長くなった特別完全版は劇場で観たけど初公開版を劇場で観るのは今回が初めてでした。
完全版は長過ぎてちょっとしんどかったけど劇場公開版もなかなか長いですね。初めて見たのはテレビ放送だったけど長くて難しくて途中で寝ちゃったんだけど何度か挑戦してある時、急に素晴らしく響いた作品でした。
映像が素晴らしい。今回はより物語に集中して見れて戦争の狂気だけでなく何がある意味正しいのか?絶望の先にあるものは?と色々な事を考えさせられました。
映画もそうだけど全体的にギリギリの所をじっくり描いた作品で深みのある感覚的に体験し深い闇を垣間見るような感覚がありました。
邦題も良いですね。正に地獄の…って感じがして結構残酷でもあります。
ベトナム戦争の間もない時期にこのような映画を作りあげたという点も凄い事だと思えます。
エンディングが暗転で終わり重い余韻を残して見終わりました。
僕はLDで何度か見たエンドタイトル入りのバージョンが好きでエンドタイトルの音楽と爆破の花火のような映像が続くものがあった方がしっくりきます。そこだけでも何度も見たくなるものがあります。このバージョンのブルーレイって売ってないのかなぁ?
あって安ければ買っても良いんだけどなぁ。
そうそう、今日観た映画の字幕は書体が大きくカーニングがバラバラで読みにくかったのは残念でした。


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