どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「バーレスク・ホテル」

2009年02月01日 | 舞台、ライブ
昨日休んで随分と体調も良くなったので夕方から劇団ASSHの役者さんが多数出演している舞台「バーレスク・ホテル」を見に下北空間リバティに行ってきました。更に風邪箘もらっちゃいけないな!とマスク付けて行きました。早く着いたので中古DVD屋に行き三枚購入。
開場時間ピッタリに行って入場。ど真ん中のいい場所で見る事にした。
今回の舞台は役者さんの所属する事務所主催の三本のオムニバス劇でした。
第1話は響子さんが出てました。また銃を持った殺し屋的な役で嬉しそうに銃いじってました。窓が塞がっていて焦る一連のコミカルな場面が面白くて昔の竹中直人的な笑いが感じれた。全体的に漫画的な効果音が上手く使われていて狭い舞台を効果的に使ったお話で面白く見れました。若松さん演じるルームメイキングの人が笑わせてくれました。相変わらず面白いねぇこの人は!
第二話は壱岱氏の作・演出によるもの。実は事前に台本を読んでいたのもあってどう料理されてるか?という見方が出来ました。まぁ大分とお話は忘れていましたが・・。役者の芝居で見せる作りだったと思う。いつも色々と映像とかででも面白く料理する印象があるのですが今回はそれはあまりない。それが逆に僕にはストレートに役者の良さが伝わり面白く見れた。男優の方が暑すぎる程の熱演でした。創木さんがとてもエロくて存在感があった。色んな役が出来るんだなぁと単純に感心したり。いわゆる悪女系な役なんだけど完全なる悪ではなくて、どこか人としての心みたいなものも残ってるという部分も見えて良かった。無茶苦茶な世界ですが少しマトモな感覚?も残ってるみたいな面で感情移入出来た箇所でした。笑いは少なめでちょいとエグい話。だからこそエグい笑いは効いてたかな。
三話目は出てくる人みんな汗だくのスポ根系な話。軸になるスポーツがマイナーでよく知らないので分からない部分もあるのですが、この話はホテルの中でやる必要性はあったのかなぁ。前の二作に比べるとホテルの部屋という設定が生きてなかったように思えました。外の砂浜か校庭みたいな所でやってるほうがしっくり来るというか・・そんな気はしちゃった。宇都宮さんが出演してた。役所は以前にも見た役に似ていたので大きな驚きみたいなのは無かったけども、しっかりと自分の役を演じてたと思った。なんか壱岱さんに似てきている印象も受けた。今回の舞台はASSHの知ってる役者の新たな一面も見れて良かったのと初めて見る他の劇団の役者さん達の面白さを知れてなかなかお得な約二時間弱の時間を過ごせました。
オムニバスの短編ものでしたがそれぞれが十分見応えがあって、むしろ長く感じたぐらいでした。

コメント (2)