もう8月も終わってしまう。9月に入ったら年末なんてあっという間なので夏コミ戦利品レビューをどんどん進めていきますよ。
・クッキング式 狐に翼(小豆粥)
獣王園にて明かされた藍さまの過去で八雲一家メインで活動していたサークルさんはとんでもない衝撃を受けていましたが、本サークルさんはそのへんをうまーく調理していると感じます。
饕餮は本サークルさんの作品では頭身の低いちびキャラで描かれていますが、藍さまとの関係性が「過去にイロイロあったけど今はそれなりの関係に落ち着いている」というオトナな関係であると同時にご飯に誘われただけで大はしゃぎしたりおてて繋いだだけで顔赤くしたりという子供なところが両立してるというなんというか絶妙なバランスで成り立ってるキャラ付けになってるのが印象的です。
そして週刊文(あや)春で腹抱えて爆笑しました。
さて本サークルさんは東方二次創作界隈きっての飯テロサークルとして名を馳せているわけですが、本作はこれまでのどの作品よりも飯テロレベルが高いので注意が必要です。
なんといっても唐揚げ山盛りですよ。あーだめだめこれはいけません。わたくし人形使いは優れた作品というのは「見るものにそこにないはずの情報を感じ取らせるもの」という持論を持っているんですが、本作16ページからは揚げたて唐揚げの香ばしい香りと油が始める音が感じ取られてこれだけでご飯食べられるレベル。
そして本サークルさんの作品にはさまざまな蘊蓄が詰め込まれているわけですが、あの形の唐揚げを「チューリップ」って言う話は初めて知りました。勉強になるなあ。
今日はここまで。
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