天候にも恵まれ、無事終わりました第20回東方紅楼夢。
しかし俺たちの戦いはこれからだ! というわけで恒例の戦利品レビューはっじまっるよー。
・守護びってん 泥舟海運の東方油絵画集(泥舟海運)
一見ほのぼのな絵柄に切れ味鋭いギャグを隠している本サークルさんの新刊、今回は2本立て!
「守護びってん」、このタイトルですでに勝利確定ですよ。あまりにも懐かしい。調べてみたら連載開始は1996年……うっ頭が……。
泣く子も黙る恐ろしい反社組織鬼傑組の組長である八千慧ちゃんのお出かけを守るべく、美天ちゃんが奮闘する!
その結果組長はハーネス装着の憂き目に。さらにはおむつ装着未遂の危機を迎える組長の姿には涙を禁じえません。美天ちゃん、完全にお母さん。そしてラストページでのあまりにも無慈悲なタイトル回収よ。
美天ちゃんは獣王園の新キャラの中でも特にこうばさんお気に入りのキャラだそうなのでこれからも活躍していただきたい。
あとカワウソ霊に混じって翠香さん霊が当たり前のようにいるのが笑えます。動物霊扱いなんだ……。
そして2冊目「泥舟海運の東方油絵画集」、タイトル通りこうばさんがこれまで描かれてきた油絵の画集です。本作は初の画集ということでめでたい。こうしてまとめて見てみると圧巻ですよね。
本作では全体的に紅魔館のアイドルレミリアおぜう様のカリスマがマイナス方向に炸裂しておりしばしばただの幼女になってて感動の涙がちょちょぎれます。
特に「悲劇のスカーレット」はもはや名画の域。悲劇の瞬間を切り取ったマスターピースと言えるでしょう。パッチェさんが見たら卒倒するまで爆笑してそう。
あとは「まな板でリンゴを切る早苗さん」があまりにもひどすぎて笑ってしまう。そこら辺にあるものの有効活用。
というかこの画集、レイアウトからタイトル文字のフォントからまさに画集といった構成になってるんですが、その構成の中に「もうすぐ負けるお嬢様」とか「君臨するこいしちゃん様」とか書いてるのでなんかふつふつと笑いが込み上げてきます。
そして本を閉じるたびに裏表紙のBIGドレミーさんで必ず笑ってしまう。
今日はここまで。
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