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塚口サンサン劇場「ガールズ&パンツァーこれが本当のアンツィオ戦です!&劇場版」見てきました!

2024-04-14 23:14:20 | 映画感想
 ガルパンはいいぞ。
 というわけで鋼の獣の咆哮が轍を刻んで帰って来る!
 
 
 いやー思えば塚口にガルパンが帰ってくるのはずいぶんと久しぶりな気がします。今までいろんな劇場でガルパンはいいぞしてきましたがやはり塚口なんだよなあ。
 恒例の地下待合室はこんな感じ。
 
 
 完全にただのガルパンおじさんの部屋じゃねーか。
 
 
 塚口のファッションリーダーこと秋山殿、久しぶりの正装である凛々しいパンツァージャケット姿に!
 今日は行く時間がありませんでしたが地下1階は完全にただの大洗物産展と化しているようなので今度行きます。
 さてまずはみんな大好きアンツィオ戦から、パンツァー・フォー!
 
 なんかすごく久しぶりに見た気がする「DreamRiser」のOP。もはやこの時点でガルパンおじさんとしては熱い雫が頬を濡らします。
 そしてみんな大好き安斎千代美ことアンチョビことドゥーチェの登場シーンで、気が早い脊髄がうっかりドゥーチェコールをしそうになるのを全力で抑えます。
 なんか久々の塚口ガルパンですが、やはり音響が素晴らしいです。これは初めて塚口でガルパンを見たときにも書いた覚えがあるんですが、塚口の岩浪音響によるガルパンはただ単に音が大きいと言うだけではなく音の要素が多彩なんですよね。料理に例えると単純に量が多いのではなくさまざまな種類の食材とメニューが揃ったコース料理といったところでしょうか。
 戦車ごとの音響の違いはもちろんのこと、距離や角度や位置、さらには周辺環境によって細かく音響が異なるのがすごい。一度、本編上映中ずーっとアイマスクして音だけ聞くということをやってみたいと思うほど音の要素が豊富。
 もちろん音の迫力もすごい。塚口ガルパンで個人的におすすめしたいのが、背中をシートに密着させて聞くこと。そうすることでほとんどマッサージチェアか?って思うほどビリビリ来る振動が背骨に効く効く。塚口の音は骨で聞け!
 アンツィオ戦ももう散々見てますが面白いものは何回見ても面白い。ヤクは何回キメても足りないのと同じです。は、早く……次のヤク(最終章第5話)をくれェ……!
 ガルパンの魅力はもちろん戦車戦なんですが、アンツィオ戦ではけっこう貴重なカバさんチームの日常風景を見られるのが好き。OVAではこうしたTVシリーズでは見られなかった各キャラクターの掘り下げがあるのがいいですね。しかも、そこでただ単にキャラの日常を魅せるだけではなくそこから戦車戦に繋がる要素が出るのが作品の構成として無駄がなくてすごいなーといった感じ。
 そしてアンツィオ戦と言えばラストのたかちゃんvsひなちゃん、III号突撃砲F型vsセモヴェンテM41の鍔迫り合いにも似た近距離戦闘がたまらん。緻密な戦車の描写から繰り出されるこのフィクションならではのバトルこそガルパンのガルパンたるゆえんが詰まっていると言っても過言でも華厳でもない。
 興奮冷めやらぬまま、今度は劇場版にパンツァー・フォー!
 
 劇場版の方もスクリーンで見るのはずいぶん久しぶりですが、やはり何回見ても面白い。というか改めて見ると冒頭のエキシビションが前座の容量と質ではなくて笑えてきます。そしてわたくし人形使いのガルパン劇場版マイベストシーンのひとつである「麻子さん、逃げてるけど逃げ切れない感じで走ってください」「ほーい」のシーンでみほまこを感じて幸福度が上がりました。
 ガルパンにおけるカップリングではさおまこが強すぎるのであんまり目立たないみほまこですがこと「信頼感」という要素においてはTVシリーズ最終話での「履帯切れるぞ」「構いません!」のところとかでもわかるようにみほまこはいいぞ。(オタク特有の早口)
 そして劇場版はもう名場面と名音響が多すぎて全編これ見せ場。名場面を集めると本編になるという点ではコマンドーと同じですよね。
 音響の面でいうとエキシビションではあんこうチームのIV号戦車がガードレールを擦るときの音が好き。そして白眉はなんといっても色んな意味で反則のカール自走臼砲ですよ。
 もう4DX顔負けの振動が前方スピーカーとシートの背もたれからビリビリ伝わってきてすごすぎて笑えてきます。特に最初の着弾から爆風、そして巻き上げられた土砂が落ちてくるシーンの迫力たるや。つうかいくら特殊なカーボンで保護されているから大丈夫って言っても
 忘れてはいけないのがみんな大好き観覧車先輩ですよ。男の子は基本的にデカいものがブッ壊れるシーンが好きなんですが(※要出典)観覧車先輩のシーンはデカいものがブッ壊れるカタルシスに加えてそこら中転げ回ってくれるという大サービスがてんこ盛り。特にウサギさんチームの砲撃でリムが外れて落下したときのあの落下音とその音響の響き方の説得力よ。大抵の人間は「観覧車が落下したときの音」なんて聞いたことはないと思いますが、あれは明らかに「観覧車が落下したときの音」以外のなにものでもない。
 そしてラストバトルの極力キャラクターの声を抑えてBGMとSEだけであの緊迫感を生み出す手法がもうたまらん文脈がほとんど殺陣なんだよな時代劇の。
 そんな感じで久しぶりのガルパンでした……が! 我らにはその先がある! 来週末には台風でお流れになってしまったガルパン最終章全試合マサラ上映が待っているので、チケット発券開始の明日0時には塚口のサーバーが火を吹くであろう……。
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