仕事が立て込んでるので初回上映はお預けと言ったな。あれはウソだ。
というわけで気がついたら見に来てました「ガールズアンドパンツァー最終章第3話」!
シンエヴァのときも思いましたが、今回も上映時間が近づいてくるといかにも「ソレっぽい」人たちが集まってくる光景は
いやーシンエヴァに引き続き、コロナのこともあってどうなるかと思ってた作品がこうして無事上映されるというのは喜ばしい限りです。
というわけで早速感想を。
公開したばかりなので、ネタバレ反転で行きます。
↓ネタバレ反転ゾーン開始↓
・大洗vs知波単学園後半戦!
・試合開始から12時間以上経過。なんというスパルタンな武道なんだ戦車道。
・夜間&密林での戦闘、しかもかなり切迫した状況での戦いということで今までにない緊張感。特に今回は夜間戦闘ということで、光と影のコントラストが非常に美しい。
・知波単の照明弾で照らされる戦場のなんと美しいことか。ガルパンは、ひいては梅田ブルクシアター1は毎回書いてますが音響が素晴らしいんですが、今回は映像……というか明暗が大きな魅力となってました。大スクリーンなので夜のシーンでも細部まではっきり見えるのでストレスなく楽しめるのも魅力。
・しっかし知波単は本当に知恵つけたなあ。登場初期は思考回路が完全にウォーボーイズだったのに……。
・ガルパンの面白さはもちろん戦車戦なんですが、ただ単に戦車がドンパチするだけでなく、またごくごく悪いい意味でリアルな戦車戦にこだわるわけでもなく、「架空の競技、武道である戦車道でこの戦車はこのように運用されるであろう」というシミュレーション、そして絶妙なデタラメによって構成されている本作の戦車戦は、見てて本当に楽しいです。
・特二式内火艇を橋代わりにして渡河したり、懐かしのアヒルさんマスクで砲塔の動きを読めなくしたりといった奇想天外な、かつては大洗側が使っていたであろう戦術で襲いかかってくる知波単の面々は、まさに「高い実力を身に着けて帰ってきたライバルキャラ」そのもの。
・第1話、第2話でも思ったことですが、最終章において大洗側は挑戦する側から挑戦される側になっているのが明確に読み取れます。
・……ってまさかのあんこうチーム撃破!? ……と思いきや安定のオチでした。
・最終章の予想では大洗側が敗退する展開を予想してる人もいるようですが、この分だとやはり順当に決勝戦は大洗VS黒森峰になるかな。
・そして間髪入れず第3試合目! 今回はインターミッション的なシーンはほとんどなく、上映時間ほぼまるまる戦車戦でした。
・その前に他のチームの戦いの様子もダイジェストではありますが見られました。あとからVSアンツィオ戦みたいに個別でOVA化とかやってくれないかな……。
・聖グロvsアンツィオ、豆戦車の小サイズを利用したまさかのリングアウト戦法&フラッグ車にたかっての肉壁戦法! しかし大番狂わせはなく、順当に聖グロが勝利。
・プラウダvs黒森峰、接戦でしたが黒森峰が勝利。西住まほのいない黒森峰にてエリカがどんな戦車道を見出すのかが最終章の裏テーマになってそう。
・サンダースvs継続、まさかのスナイピングでナオミが負ける! 今回継続にとんでもない隠し玉が来そうな気がします。
・そして第3回戦は大洗vs継続……っていきなりあんこうチーム轟沈!?
・そ……ッッッ そう来たかァ~~~ッッッ!!!
・さっきのサンダースvs継続の時点でフィンランドでスナイパーときてなぜあれを思いつかなかったのだァ~~~ッッッ!!
・と、まさかの展開のわたくし烈海王と化してしまいました。そう、まさかのシモ・ヘイヘ的新キャラ登場!!
・ていうかこれ下平さん!! 下平さんじゃねーか!!!(詳しくは吉田創先生の「ガルパンデミック」を読もう!)
・いやこれ見たとき吉田創先生どんな顔だったんだろうな……。
↑ネタバレ反転ゾーン終了↑
……というわけで今回もガルパンはいいぞ。
もうとんでもなく続きが気になるヒキを食らったわけですが、第4話はいったいいつになるんだろうか。
最終章、そしてその先をも見届けるためにも生きていかねば。