8月2日『長渕剛 第五回詩画展2013 “殺気” 黒い血が流れる日』笠間日動美術館にて。
今回で5回目となる長渕剛氏の詩画展は、東京、名古屋、鹿児島、大阪、仙台を巡回し、最後に茨城県笠間市にて開催されてます。
ということで、『笠間日動美術館』企画展示館に立ち寄ってみました。
我々と同世代の長淵剛氏。『巡恋歌』『順子』『乾杯』『とんぼ』はかつてのカラオケ定番でした。その長渕剛の詩画展。長渕剛氏が詩画に取り組んでいることは知っていましたが、作品の内容はよく知りませんでした。
本展にて氏の作品に接し、“男”の熱き血潮、魂の叫びに、感銘・感動。詩画という点で、草津の片岡鶴太郎美術館で出会った片岡作品や、調布の武者小路実篤記念館での実篤作品と対比してしまいますが、長渕剛作品は、最も過激で破天荒であり、勢いにあふれ、独創的でしょう。作品製作は完全にアスリートだと思いました。正しく“殺気”を感じた企画展でした。
〔以下、本展チラシより要約抜粋〕
長渕剛の詩画との格闘は、1996年頃から始まった。まずは身近なものを題材に、そして次第に心の奥底にある風景や叫びが表現されるようになった。それはもはや音楽活動の余技などでは決してなく、アーティスト・長淵剛のもうひとつの顔と言ってもいい表現活動である。
ギターを筆に持ち替えて詩画に向き合う長渕剛は、内面から湧き出てくる閃きを捉え、一気に筆を下ろす。そのため、後から自分の作品を振り返ってみても、自分が何を画いたのかを覚えていないと言う。しかし、完成した作品には確かなメッセージがあり、大胆な描法と相まって鑑賞者に強く訴える。さらに今回の詩画展では、東日本大震災に関する作品が多数。震災直後から復興支援ラジオ番組「RUN FOR TOMORROW ~明日に向って~」に携わるなど、様々な行動を開始した長渕剛が、震災をどのように受け止め、考え、そして何が変わったのかを、感じることができる。
現実を直視し、後には引けない“殺気”を心に、40kgの大筆を打ち下ろす長渕剛。8年ぶりとなる今回の第五回詩画展“殺気”は、黒い血(墨)を流しながら描き上げた力作の数々、心のより深い部分からあふれた新作と選りすぐりの過去作品、計100点にも及ぶかつてない規模の詩画展だ。
今回で5回目となる長渕剛氏の詩画展は、東京、名古屋、鹿児島、大阪、仙台を巡回し、最後に茨城県笠間市にて開催されてます。
ということで、『笠間日動美術館』企画展示館に立ち寄ってみました。
我々と同世代の長淵剛氏。『巡恋歌』『順子』『乾杯』『とんぼ』はかつてのカラオケ定番でした。その長渕剛の詩画展。長渕剛氏が詩画に取り組んでいることは知っていましたが、作品の内容はよく知りませんでした。
本展にて氏の作品に接し、“男”の熱き血潮、魂の叫びに、感銘・感動。詩画という点で、草津の片岡鶴太郎美術館で出会った片岡作品や、調布の武者小路実篤記念館での実篤作品と対比してしまいますが、長渕剛作品は、最も過激で破天荒であり、勢いにあふれ、独創的でしょう。作品製作は完全にアスリートだと思いました。正しく“殺気”を感じた企画展でした。
〔以下、本展チラシより要約抜粋〕
長渕剛の詩画との格闘は、1996年頃から始まった。まずは身近なものを題材に、そして次第に心の奥底にある風景や叫びが表現されるようになった。それはもはや音楽活動の余技などでは決してなく、アーティスト・長淵剛のもうひとつの顔と言ってもいい表現活動である。
ギターを筆に持ち替えて詩画に向き合う長渕剛は、内面から湧き出てくる閃きを捉え、一気に筆を下ろす。そのため、後から自分の作品を振り返ってみても、自分が何を画いたのかを覚えていないと言う。しかし、完成した作品には確かなメッセージがあり、大胆な描法と相まって鑑賞者に強く訴える。さらに今回の詩画展では、東日本大震災に関する作品が多数。震災直後から復興支援ラジオ番組「RUN FOR TOMORROW ~明日に向って~」に携わるなど、様々な行動を開始した長渕剛が、震災をどのように受け止め、考え、そして何が変わったのかを、感じることができる。
現実を直視し、後には引けない“殺気”を心に、40kgの大筆を打ち下ろす長渕剛。8年ぶりとなる今回の第五回詩画展“殺気”は、黒い血(墨)を流しながら描き上げた力作の数々、心のより深い部分からあふれた新作と選りすぐりの過去作品、計100点にも及ぶかつてない規模の詩画展だ。