おてんきぷらぷら

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真夏の方程式

2013年08月12日 | Movie
8月12日、会社帰りに映画『真夏の方程式』をJR水戸駅南シネプレックス水戸にて。
世の中、夏休みモードで早帰り。水戸に赴任し徒歩通勤ですが通勤途上のシネコンへ寄り道です。『真夏の方程式』は、東野圭吾氏ガリレオシリーズ、映画では『容疑者Xの献身』に続く第2作。福山雅治氏=ガリレオ博士:湯川学は「実に面白い」で社会現象化しているよう。東野圭吾作品の映画化では、阿部寛氏の加賀恭一郎シリーズ『新参者』『麒麟の翼』や、堀北真希さんの『白夜行』、古くは仲間由紀恵さんの『g@me(小説名:ゲームの名は誘拐)』もお気に入りの作品で鑑賞しています。今回も東野圭吾ミステリーを福山雅治エンターテイメントとして楽しむことができました。
ネタバレしないように簡単にあらすじを・・・。手つかずの美しい海が残る玻璃ヶ浦で進められている海底鉱物資源開発計画の説明会に招かれた物理学者:湯川学(福山雅治)は、川畑夫妻(前田吟・風吹ジュン)が経営する旅館「緑岩荘」に滞在します。一人の少年:恭平(山崎光)と出会が。翌朝、堤防下の岩場で男性の変死体が発見。男は旅館のもう一人の宿泊客・塚原。彼は元捜査一課の刑事で服役後に消息を断ったある殺人事件の犯人を捜していました。現地入りした捜査一課刑事・岸谷美砂(吉高由里子)は、湯川に協力を依頼。やがて、環境保護活動にのめりこむ旅館の一人娘・成実(杏)や、川畑夫妻そして恭平をも巻き込みながら、事件を巡る複雑な因縁が次第に明らかになっていきます・・・。愛情が複雑にからみあう謎解きはミステリーの醍醐味ですが、結末は『相棒』杉下右京ではありえないものとなります。勧善懲悪、慈悲深い大岡裁き、どちらの結末が良いかではなく、主人公の人物像がエンディングを創造するのだと心から納得でした。
私ことですが、風吹ジュンが一人台所で物思いにタバコを吸うシーン。離婚前の妻を思い出してデジャヴ。人妻の人知れずキッチンでの一人タバコ、切なく悲しく辛いシーン。人生ってつらいなぁ。
会社早帰りの徒歩帰宅途中での衝動的な映画鑑賞でしたが、「アリ」でした。癖になるかも。