おてんきぷらぷら

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沖縄:ひめゆりの塔&平和祈念公園

2013年07月13日 | NON
7月8日朝から南部戦跡周辺へドライブ、『ひめゆりの塔』『平和祈念公園』を訪ねました。
前夜は、「第一牧志公設市場」では1階で買った新鮮な魚介を2階のお店で調理してもらい、オリオンビールに泡盛をひっかけて、「国際通り」ではウインドーショッピングのつもりが、シーサーを購入したりして、〆は沖縄居酒屋さんでしっぽりと酔っ払いました。夜の沖縄を満喫です。
翌朝、国道331号を走り、沖縄戦終焉の地へ。昭和20年(1945)に日米両軍による地上戦が行われ多数の人命が失われた沖縄戦。特に激戦地であった本島南部では、昭和20年4月1日から7月2日までの米軍の蒼「作戦で軍民犠牲者23万人(住民10万人余)以上ともいわれます。広島・長崎の原爆に並ぶ沖縄南部戦線の悲劇。人類の愚かさを学ぶためにも、その現場に立つことに意味があるとの思い。
まずは、映画でも有名な『ひめゆりの塔』。沖縄師範学校女子部と沖縄県立第一高等女学校の教師・生徒で編成された“ひめゆり学徒隊”犠牲者の鎮魂のために建てられた慰霊碑です。“ひめゆり”とは2つの学校の校友会誌「乙姫」と「白百合」を合わせたものとのこと。男は黙って・・・合掌。
次に訪れたのは、沖縄戦終焉の地、摩文仁(まぶに)の丘を南に望む戦没者慰霊公園『平和祈念公園』。園内には、「沖縄平和祈念堂」、「沖縄平和祈念資料館」、国籍や軍民問わず沖縄戦没者23万人余りの名前が刻まれた「平和の礎(いしじ)」、平和広場の中央の「平和の火」は広島「平和の灯」長崎「誓いの火」の合火なのだそう。また、毎年6月23日の慰霊の日に“沖縄全戦没者追悼式”が開催される「平和の丘」に続く「式典広場」があります。国籍や軍民を問わない戦没者の鎮魂と恒久平和の祈りの聖地です。
戦争を知らない世代と言われ、昭和から平成へ半世紀を生きてきた者には、あらためて日本人のアイデンティティーを思慮する良い機会になりました。


【ひめゆりの塔】












【平和記念公園】


沖縄平和祈念堂


平和の鐘


式典広場


平和の丘


平和の礎


平和の火