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沖縄:世界遺産散策〔首里城/園比屋武御嶽石門〕

2013年07月08日 | World Heritage in Japan
7月7日世界遺産『琉球王国のグスク及び関連遺跡群』首里城&園比屋武御嶽石門を散策。
スカイマークエアライン茨城・那覇直行便での沖縄上陸は、実は初めての沖縄。九州勤務時代に訪れたいと思っていましたが、残念なことに来訪の機会のなかった沖縄。今回は1泊2日ながら目的は世界遺産散策に国際通りでの食と酒ということで大いに沖縄を満喫するつもりです。
14世紀、北山、中山、南山とよばれる3つの勢力が群雄割拠していた三山時代の沖縄本島は、15世紀に入り、尚巴志が首里城を拠点に三山を統一し琉球王国となります。琉球王国は1429年から1879年の450年にわたる王政は栄華を極めます。この三山時代から琉球王国時代にかけて建設された城跡や墓所などが2000年に世界文化遺産登録されました。
まずは、定番の『首里城』へ。『首里城』も世界遺産ながらその中の『園比屋武御嶽石門』も別途世界遺産登録されています。琉球王国の政治、外交、文化の中心地として威容を誇った『首里城』、中国と日本の築城文化を融合した独特の建築様式や石組み技術には高い文化的・歴史的価値があるとされます。正殿は王国時代に3度焼失し、太平洋戦争末期の沖縄戦では4度目の焼失を経験しています。現在の建物は1992年に復元されたものだそうで、木造建築としては沖縄最大。正殿内部には国王の玉座である豪華絢爛な御差床(うさすか)は当時の栄華をうかがわせてくれます。
また、『首里城』とは別の文化財として世界遺産登録された『園比屋武御嶽石門』は、守礼門と歓会門の間にある石門。この門は琉球国王が外出する際に安全祈願の祈りを奉げる拝殿です。
とにかく暑い日差しの中、琉球王国のシンボルともいうべき首里城を体感し、恥ずかしながらほとんど知らない琉球王国の歴史、その異国情緒漂う壮大な王国ロマンを実感しました。








守礼門





【世界遺産】園比屋武御嶽石門(1519年建立)





歓会門


瑞泉門


漏刻門


広福門


奉神門



正殿











北殿


南殿・番所


淑順門


久慶門


西のアザナからの眺望