おてんきぷらぷら

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天壇公園〔世界遺産〕

2015年05月07日 | travel abroad
5月3日~5日、GW真只中、2泊3日弾丸ながら、中国・北京三昧のひとり旅に出かけました。
世界遺産『天壇公園』。明代の永楽18年(1420)に創建されて以来、歴代皇帝が天の声に耳を傾け、五穀豊穣や雨乞いなど国家安泰を祈る国家の祭祀を行ってきた神聖な場所が『天壇』です。“壇”とは祈祷場所を意味し、紫禁城(現、故宮博物院)の四方に、天壇、地壇、日壇、月壇の四壇が設けられています。その中で『天壇』は最も重要視され、その規模は四壇で最大。1918年に、『天壇』は公園として一般市民に開放されました。現在は世界的にも有名な観光スャbトとなっていて、外国人にとっては中国のシンボルであり、中国人にとっては北京のシンボル、また北京の人たちにとっては「老北京(オールドペキン)」のシンボル。273㎡という故宮の4倍にあたる広大な敷地内で圧涛Iな存在感の『天壇』のシンボルといえば、「祈念堂」です。天をさすような独特のフォルムと、3層に連なる青い瑠璃瓦の屋根。毎年正月に皇帝が五穀豊穣を祈願した建物で、明代の1420年に創建され1860年に再建。建物内の4本の柱は龍井柱といい四季を、周囲の12本の柱が12の時刻を、上階の短い12本の柱が12か月を表します。敷地内では、結婚式でしょうか、何か撮影でしょうか、美男美女の撮影が行われていたのが印象的でしたが、神聖なスピリチュアルな場所ならでは。この「祈念堂」の独特なフォルムですが、中国酒のボトル瓶にもなっているのだそう。ということで、「天壇東門」から近所の人々が楽器演奏やゲームに興じる「七十二長廊」を経て見学に入った我々は、「祈念堂」周辺を中心に見学。南門方面は、「丹陛橋」の途中までで、南門へと続く「圜丘壇」や「皇穹宇」は時間切れにて見学できなかったのが若干心残りとなりました。謝謝。





“祈念堂”







“祈念門”



祈念堂を囲む建造物







“皇乾殿”







“丹陸橋”



丹陸橋に面する建造物



“七星岩”






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