おてんきぷらぷら

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世界遺産 屋久島〔野生の王国〕

2014年07月09日 | World Heritage in Japan
7月3日~5日、1993年12月、日本初の世界自然遺産登録された『屋久島』を訪問。
東シナ海に面した屋久島の西側、人が住んでいない世界遺産登録地を通っている「西部林道」をドライブ。世界最大といわれる世界遺産の照葉樹林では、野生の“ヤクシカ”“ヤクシマザル”に出会うことができます。
“ヤクシカ”は、体が小さくかわいらしいニホンシカの仲間(亜種)。海岸近くから山頂まで、森や草地、自動車道でも見かけます。ヤクスギランド入口で出会った「ヒロシ」は人慣れしていていました。小鹿の時はメスだと思われていたので「キャサリン」と呼ばれていたとのこと。「西部林道」で見かけた“ヤクシカ”は人慣れしてはいないものの大声などで脅かさなければ、見ている者を逆にじっと見つめたり、車道からゆっくりと観察できました。
“ヤクシマザル”は、屋久島ではどこにでもいるニホンザルの仲間(亜種)。体が小さく、雨をしのぐための蓑のように毛が長いのが特徴。「西部林道」では、餌となる木の実が多い照葉樹林で暮らし、親子でじゃれあい、毛づくろいをする様子が見られました。
“ヤクシカ”“ヤクシマザル”は、貴重な野生動物ですが、世界遺産登録の影響もあり、その数は増えているとのこと。現在では、豊かな森の植物や人里の農作物への食害が大きな問題になっているのだそうで、世界遺産登録地内では駆除もままならず皮肉なこととなっています。
この3日間北九州は大変な豪雨だったようですが、屋久島は天候に恵まれた2泊3日でした。





【ヤクシカ】












【ヤクシマザル】車窓から










帰途へ。