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奈良:世界遺産散策〔吉水神社・吉野山〕

2012年06月03日 | World Heritage in Japan
6月2日、奈良:世界遺産“紀伊山地の霊場と参詣道”新緑鮮やかな吉野山を散策しました。
近鉄吉野駅から吉野大峯ケーブルで吉野山駅へ。『金峯山寺』を参拝後、吉野山の下千本から中千本に向けて山道を登ります。途中にある“世界遺産”『吉水神社』に。義経が逃げのびてきたのも、後醍醐天皇が行宮としたのも、太閤秀吉が花見の本陣としたのもここ。建物は最古の書院建築で、入母屋造り桧皮葺きの屋根は見事です。ここからの眺望は“一目千本”(桜&紅葉)と言われ有名で、吉野山の蒼き新緑を一望できました。
吉野山・中千本(五郎兵衛茶屋)でひととき森林浴。谷を隔てて「如意輪寺」の本堂屋根と多宝塔が木々の間に見えましたが、谷を越える元気なし。
その後、聖徳太子の創建した「苧ム院」まで足をのばしました。「苧ム院」は大峯山護持院のひとつで格調高き宿坊として知られます。大和三庭園のひとつの「群芳園」は太閤秀吉が観桜の際、千利休が築造したもの。
この先、吉野山山頂方面、上千本・奥千本へのバスを利用し、“世界遺産”『金峯神社』『吉野水分神社』へ行こうと計画してきたのですが、思いのほかバスとの時間があわず、往復の時間を考慮し断念しました。そのかわり、吉野葛(葛うどん、本葛の葛きりと葛生菓子)を堪能してきました。本日、15,913歩、9,544mの散策となりました。

【世界遺産】『吉水神社』












「一目千本」




・・・桜の頃・・・


【世界遺産】『吉野山』








・・・桜の頃・・・


「苧ム院」










桃山期に作庭された大和三庭園のひとつ「群芳園」