雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

はやぶさ新八御用帳(四)鬼勘の娘

2012-05-09 17:55:06 | 

平岩弓枝著"はやぶさ新八御用帳(四)鬼勘の娘"を読みました。
このシリーズは昔NHKでドラマ化されて見ていました。
本のほうは当時手に取ってぱらぱら見ましたがどうも
おもしろくなさそうで読んでいません。
ふと手にして借りてきました。
あら、この本おもしろです。
なんでおもしろくないと思ったんでしょうね。
1冊読んだだけなんで後のはどうかな。
同じ作者の"おん宿かわせみ"に較べると話があっさり
しています。
何かが起こってあっさりと解決しています。
その辺はちょっとものたりなさを感じます。
隼新八郎が主人公です。
根岸肥前守の内与力として仕えています。
お鯉が奥女中として肥前守に仕えています。
新八郎には郁江という妻がいます。友人の妹です。
今は引退した十手持ちの鬼勘こと勘兵衛とは
親しくしています。
鬼勘の娘が初です。清元、踊りをやります。
踊りでの名前が小かんです。
十手持ちになって事件の捜査がしたい元気な娘です。
父親の鬼勘はそんなことをして欲しくありません。
小かんって4冊目でやっと新八郎と会っているのですね。
テレビドラマでは最初から登場していたような気がします。
新八郎は妻がいるのにお鯉に気があるようでそれは
ないよねと思います。
八編ありますのでひとつひとつ書き残すのは骨が
折れますので省略します。