竹下文子著"流れ星レース ドルフィン・エクスプレス"
を読みました。
船の宅配便のドルフィン・エクスプレスの配達員の
テールが主人公のシリーズの1冊です。
商売敵のカモメネットワークが現れます。
ドルフィン・エクスプレスではスーパーエクスプレス便
という夏季限定サービスを始めます。
料理や花束、アイスクリームなどの至急便を扱って
大忙しです。
いろんな妨害が起きますがカモメがやっているという
証拠がありません。
ヨクという努力家だけど要領が悪い配達員仲間がいます。
夜の配達で追いかけられ岩にぶつかり怪我をしました。
テールはカモメネットワークと船のレースをしてくれる
よう社長夫人のヒナコに頼まれます。
もうレースはしないと決めていたテールですがヨクの
ことがあってレースをすると返事します。
レースが開始されます。
相手はチャットといってドルフィンの倉庫の仕事に
スパイとして送り込まれていた男です。
チャットは本物のレーサーです。
船は軽くなるよう改造されています。
おもちゃ屋のトッポ・トイズの社長も立会いに来ています。
宅配便のレースらしくトッポ・トイズの社長が2隻の
船に荷物を託します。
荷物を早く社長の手元に持ってきたものが勝ちです。
レースの模様は目に見えるようで楽しいです。
年上の配達員のゴンは物事を見る目があって、下のものの
ことを見守ってやりかっこいい人です。
サンゴロウがテールの回想の中に登場します。
サンゴロウとテールはレースをしました。