雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

診療室にきた赤ずきん

2010-03-31 19:50:35 | 

大平健著"診療室にきた赤ずきん"を読みました。
これは小説ではありません。
著者は精神科医です。
患者さんの症状を童話や昔話を題材に説明すると
そういうことなのかとわかってもらえやすい
ということを書いたものです。
でも実際に精神状態がおかしいという時に自分で
こういう物語にあてはめて自己判断できるかというと
無理でしょう。
誰を対象に書かれた本なのか、読者にどうすればいい
といっているのかよくわかりません。
こういう症状の人にはこの本を題材にするという話は
読んでおもしろかったけど将来心に問題をかかえる
ことが起きたとしてなにか参考になるかというと、
ないです。
こういうお医者さんがいるのだという紹介の本
なんだと思います。

先生と僕

2010-03-30 21:06:32 | 

坂本司著"先生と僕"を読みました。
第一話を読んでこの話読んだことある、と気づきました。
また読んだ本借りたのかと思いましたがどうもその後の
話は読んだことがなさそうなので、本屋さんか図書館で
最初だけ立読みしたみたいです。
ぜんぜん覚えてないけど、たぶん。

主人公は大学1年生の伊藤二葉と、中学1年生の瀬川隼人です。
隼人にスカウトされて二葉は隼人の家庭教師になります。
隼人は頭が良くて家庭教師を必要としません。
だから母親をごまかすための名目上の家庭教師として
選ばれたのです。
二葉は推理小説研究会に入ります。すごい恐がりの二葉は
推理小説を読んだことがありません。
推理小説の入門指南をしてくれるのが隼人です。
だから本の題名の先生というのは隼人の方なのかな?
二葉の優れた能力は記憶力。見たものを5秒で写真の
ように記憶できるのです。

二人でちょっとしたおかしなできごとからその実体を
推理していく話です。
隼人が推理をリードし二葉が記憶力で協力すると
いう形です。
本屋の雑誌に付けられた付箋の話。
火事が起きたカラオケやさんからいなくなった人の話。
プールで何かを検査している人の話。
絵を展示しているギャラリーの話。
インターネット上で密かに交わされてる盗品売買の話。

話の内容がなんとかして人をだましてやろうという
そういう犯罪です。
身近に起きている犯罪ですが人を見たら泥棒と
思え、みたいで人を信じるなという前提の話が
多くなんかいやになります。

二葉と隼人、年齢が違うのに親友のようでいい
雰囲気です。

美晴さんランナウェイ

2010-03-29 19:34:54 | 

山本幸久著"美晴さんランナウェイ"を読みました。
軽い話ですいすい読めます。
世宇子(ようこ)は中学1年生、弟の翔は小学4年生。
お父さん、お母さん、おばあさん、そしてお父さんの
妹の美晴さん27歳と住んでいます。
物語の最初におばあさんは突然亡くなってしまいます。
その通夜、葬式をすっぽかして美晴さんはランナウェイ。
数日後に喪服にサンダルばきでお土産を持って帰ってきます。
怒りまくったお父さん(美晴さんの兄)に追いかけられます。
行き先は奈良京都、小学生だった美晴さんは修学旅行の時
病気になって行けませんでした。
おばあさん(美晴さんにとって母親)が同じ旅程で同じ旅館で、
美晴さんを奈良京都へ連れて行ってくれました。
旅館では枕投げもしてくれました。
その思い出の地へ行ってきた美晴さんです。
常識にはずれてはいますが母親を偲ぶせいいっぱいの
美晴さんの行動です。

小中高の卒業式はぜんぶランナウェイ。
このように美晴さんはとんでもないことをやらかす人です。
世宇子や翔にとって叔母ですが、かばわれたりします。
お父さんの弟が莫大な借金をかかえて行方不明になり
その息子の自由が世宇子の家に住むことになります。
世宇子の片思いの相手です。
この子もとてもいい子です。

いいことばかりではない家ですし、いつもどたばたしてますが
いい家庭だなと感じさせます。
美晴さんは夜遅く帰ってきて世宇子の部屋の窓から家へ入って
きたりふとんを抱えてやってきて世宇子の部屋で寝たりします。
家族間の関係がしっくりいってます。

さらっと読めます。おだやかな気分になりたい時にいい本です。

シャーロック・ホームズ

2010-03-27 20:38:39 | 映画
映画"シャーロック・ホームズ"を見てきました。
本とは関係のない映画のために作られた内容です。
テレビドラマのシャーロック・ホームズとワトスンの
イメージが本と合っていてその印象が強く残っている
ため映画のホームズとワトスンはピンときません。
ホームズと聞いたら見にいかないわけにいかないので
行きましたがちょっとがっかりの映画です。
ホームズは普通の人とは別の次元の人という感じを
持っていますが、映画のホームズは筋骨たくましく
強いですが普通の人です。

ホームズってアクション物だったかしら?
殴りあう場面は盛りだくさんです。
はでな爆発場面もあります。
ワトスンもホームズと同様強くてイメージが狂って
しまいます。
ワトスンが結婚して同居を解消しようとしているのを
ホームズがじゃましてなんとか結婚をぶち壊そうとする
のがおかしいです。
普通友達の結婚のじゃまをしたりするかな?

黒魔術が主題の話です。
こういうものは嫌いで避けたい話です。
いろんな不思議な出来事の解説が最後でされます。
聞いてしまうとなあんだというものです。
本の中のホームズも人は種明かしされるとなあんだと
思うもんだと言っていますからこんなものなんでしょう。

アイリーン・アドラー が出てきます。
唯一ホームズが認めた女性です。
ホームズの味方なのか裏切ってばかりなのか不思議な
存在です。どこかで見た感じだと思っていて、あぁと
わかったのはルパン三世に出てくる峰不二子を思わせる
女性なんです。
ホームズの宿敵モリアティ教授もちらちら見えて続編が
あるような雰囲気です。

春の花

2010-03-26 21:55:48 | 最近の話題
今日は晴れました。
でも風が強くて冬のように寒いです。
3月の始めのころは初夏のようだと言って
いたのに、この寒さは何?

寒いけど季節は確実に春に向かっています。
通勤途中ではいろんな花が咲き始めて
とてもうれしいです。
白木蓮に紫の木蓮、たぶんこぶしという
名前だと思う白やピンクの花、等々。
しばらくは花が楽しめます。


やっと雨が上がりました

2010-03-25 22:22:01 | 日常の出来事
今日も朝から雨です。これで3日目です。
よく降るものです。
雨の日に出会う子がいます。
雨の日は地下鉄を利用するので、地下鉄の駅で出会います。
小学校の1年生ぐらいの女の子。私立の小学校なのか
地下鉄を使って通っています。
お父さんといっしょです。
お父さんと手をつないで傘をさして二人で楽しそうに何か
おしゃべりしながら歩いています。
ときおりお父さんが女の子の方へ顔を近づけて話に耳を
傾けます。
ほほえましい光景です。
きっとあの子は大人になった時あんな楽しい時があった
のだなぁと思い出すことでしょう。


ずっと降っていた雨ですが退社時には上がりました。
置きっぱなしにしてあった自転車でやっと帰れました。
空は真っ暗、また降ってきそうなのに道草がしたくて
あっちの店へ寄り、こっちの本屋さんで本をながめ
ぐだぐだしながら帰りました。
見上げると西の方の空がうすく赤に染まっていました。
やっと天気は回復しそうです。

愛についてのデッサン 佐古啓介の旅

2010-03-24 19:39:12 | 
2月、3月とよく雨が降ります。
こんなに降る月だったかな。ほとんど雨が降らない
月だったような気がするけど。
火曜の朝に自転車で職場へ行って、その後ずっと雨
なので自転車は職場に置きっぱなしです。


昨日は2つの記事をアップロードしてしまいました。
1つは今日の分としてのストックしておこうと思って
いたのに下書きにしておくのを忘れてしまいました。
今日は休みにしたいところですがもうひとつの
ストックをアップロードすることにします。



野呂邦暢著"愛についてのデッサン 佐古啓介の旅"を
読みました。
30年前に書かれた本です。
古本屋を営んでいる啓介が出会ういろんな出来事を
書いた連作短編です。
内容はおもしろくない話ではないはずなのですが、
それなのに読んでいて楽しくありません。
それぞれの話にきちんとした終結をさせてないので
すっきりとした満足感が得られないのだと思います。
そういうあいまいさというか、余韻を楽しむという
本なのでしょうか。

古本屋さんを題材にした本は以前"月魚"を読みました。
古本屋さんておもしろい商売なんですね。
ただ仕入れてもうけを上乗せして売るというだけでは
ないおもしろさがあるようです。

極楽カンパニー

2010-03-23 22:28:24 | 

原宏一"極楽カンパニー"を読みました。
定年退職してひまをもてあました二人が図書館で出会い
会社ごっこをしようと思いつきます。
さびれた喫茶店で会社の場所をどこにしようと話して
いたのを聞いていた店主が店を使っていいと提供して
くれます。
そのフェイクの会社のフェイクの仕事が忙しくて
人を募集するまでになります。
実際に物が動くではなくお金が入ってくることは
ありません。
むしろ持ち出しになりますがそれでもやりたいという
人がいっぱいいます。
会社もいくつかでき、その会社同士で商売をします。

これに目をつけそういう人達向けに場所を提供する
フランチャイズを立ち上げようともくろむ人たちが
現れます。
老人たちにお金を出させようというわけです。
最初に会社を始めた一人の須河内の息子が思いつき
ますが、それを話して資金提供を受けようとした
人物が先回りしてフランチャイズの募集をして
その申込金を騙しとって逃げてしまいます。
まあこのような話です。

会社で働くということに無上の喜びを感じていて
それがなくなると喪失感でしょぼんとしてしまう
人たちが多いということです。
フェイク会社で夢中で働いて喜びにひたるというのは
どうもぴんとこないのでいまいち話の中に入れません。

こんなエネルギーがあるのならフェイクだなんていって
ないで本物の会社にして本物の仕事をすればいいのに。

なんといっていいかわからない話です。

死ぬときに後悔すること25

2010-03-23 21:35:28 | 

大津秀一著"死ぬときに後悔すること25"を読みました。
去年の11月ごろにテレビでこの本の内容をドラマ仕立てで
紹介していました。
それを見て本を見てみたくなりました。
11月15日に図書館に予約して手にしたのが3月15日
ごろですので4ヶ月も待ちました。
名古屋の図書館にこの本は10冊(現在は14冊)あって
私は待ち行列の38番ぐらいでした。
これなら一月半ぐらいで借りられるだろうと予測した
のですが大はずれでした。
行列ができている本は行列が解消するまで借りては
だめですね。

終末期医療にたずさわっているお医者さんの著者が
見てきた患者さんが後悔する25は次のことだそうです。

1 健康を大切にしなかったこと
2 たばこをやめなかったこと
3 生前の意思を示さなかったこと
4 治療の意味を見失ってしまったこと
5 自分のやりたいことをやらなかったこと
6 夢をかなえられなかったこと
7 悪事に手を染めたこと
8 感情に振り回された一生を過ごしたこと
9 他人に優しくなれなかったこと
10 自分が一番と信じて疑わなかったこと
11 遺産をどうするかを決めなかったこと
12 自分の葬儀を考えなかったこと
13 故郷に帰らなかったこと
14 美味しいものを食べておかなかったこと
15 仕事ばかりで趣味に時間を割かなかったこと
16 行きたい場所に旅行しなかったこと
17 会いたい人に会っておかなかったこと
18 記憶に残る恋愛をしなかったこと
19 結婚をしなかったこと
20 子供を育てなかったこと
21 子供を結婚させなかったこと
22 自分の生きた証を残さなかったこと
23 生と死の問題を乗り越えられなかったこと
24 神仏の教えをしらなかったこと
25 愛する人に「ありがとう」と伝えなかったこと

死ぬとき後悔しないように生きていこうとは普段
考えません。
若い時は、死はずっと先だと思って生きていますから
目標をそこに定めて生きていくことはまずしませんし、
ずっと先を見据えて生きることはかえって道を間違え
そうです。
死がそれほど先でなくなってからこれを知っても
こんどはもうどうしようもないというものもあります。

それでもこの先人の後悔することをたまに読み返して
人はこういうことに後悔するのだと思いをあたらに
することはいいことだと思います。

ちなみに今私は後悔することはないですが、その時に
なってみたらじたばた後悔しているかもしれません。

ポプラの秋

2010-03-19 23:04:40 | 
湯元香樹実著"ポプラの秋"を読みました。
文庫本で200ページばかりの薄い本ですからすぐ読めます。
離れて暮らす千秋にお母さんから電話があります。
7歳から3年間住んでいたポプラ荘の大家のおばあさんが
亡くなった知らせです。
おばあさんは97歳、知り合った時はすでに80歳でした。

子供のころの回想になります。
お父さんが交通事故で亡くなり、数日後お母さんんは
子供の食事の用意をすることなく何日も眠り続けます。
千秋はその間家にあったシャケ缶を食べて過ごします。
眠りからさめたお母さんは子供を連れて電車であちこち
回る生活を続けます。
その時見つけたポプラ荘へ引越すことになります。
1階に大家のおばあさん、2階に3部屋あり佐々木さん、
西岡さんが住んでいます。
千秋は神経症のようになって学校へ持っていく本はこれで
いいのか、鍵はかけて出ただろうか心配になって何度も
帰っては確かめなくては気がすまなくなります。
あげく熱を出し何日も寝込んでしまいます。
突然お父さんに死なれ、穴に落ちてしまいそうな
苦しい子供の気持ちがよく伝わってきます。

おばあさんが助けを申し出てくれます。
千秋はおかあさんが仕事に出ている間おばあさんの部屋で
寝ていることになります。
ぎこちない二人の間でしたが、しだいになじんでいきます。
このおばあさん、とてもユニークな人です。
あの世への郵便配達人だからお父さんへの手紙を書く
よう勧めます。
お父さんへの手紙を書くことでだんだんと普通の状態へ
戻っていきます。
おばあさん、佐々木さん、西岡さん、西岡さんの息子の
オサム君等、みんないい人です。
べったりとしたつき合いではないけど近所の人たちが
ほどほどに仲がいいです。

なにが心地よいかというと子供の千秋と大人達が
同じ位置でつき合っているということでしょうか。
これが読んでいて気持ちいいです。

後半にまた現在に戻ります。
千秋はお葬式に、十数年ぶりでポプラ荘へ行きます。
佐々木さんが取り仕切っており、いっぱいの人で
あふれています。しめっぽくなく明るい雰囲気です。
この人たち、みんなおばあさんに手紙をあずけた
人たちです。
きっと手紙を書くことで気持ちを立て直すことが
できたのでしょう。

お母さんと千秋の関係なんかへんだなと感じますが
最後の方でこういうことだったのかとわかります。

子供時代のつらい時にそばにいてくれる人たちが
いてよかった。

千秋はずっとポプラ荘へ帰っていないのですが、
なぜ会いにいかなかったのだろうと思います。
会いに行けばおばあさんはきっと喜んでくれた
でしょうに。

いい本でした。

初恋ソムリエ

2010-03-18 21:29:14 | 
初野晴"初恋ソムリエ"を読みました。
"退出ゲーム"の続編です。
"スプリングラフィ"、"周波数は77.4MHz"、"アスモデウスの
視線"、"初恋ソムリエ"の4編の連作短編集です。
前作のハルタとチカ、成島、マレンが続いて登場します。
吹奏楽団としてコンクールへ出場するために努力しています。
クラリネットをやっていてプロ志望だけれど、突発性難聴と
なった芹澤直子が新登場です。
耳のせいで音楽家としてやっていく夢がゆらいでいます。
入団して欲しいけど、芹澤はうんとはいいません。
カイユこと檜山界雄がドラム等パーカッション担当として
新しく加わります。彼が加わるいきさつは"周波数は77.4MHz"
に書かれています。
高校生の話というよりずっと大人の人の話という感じが
する本です。
"アスモデウスの視線"、"初恋ソムリエ"は厳しい話です。
"初恋ソムリエ"は話がずいぶんぼかしてあります。
学生運動の仲間なのか、新興宗教の仲間なのか、はたまた
何かよからぬグループの話なのかよくわかりません。
しかし自分の命を犠牲にし長い時間をかけて復讐を
はたすというおそろしい話です。
"アスモデウスの視線"は自分の職業人生をかけても
昔の生徒を守ろうとした先生の話です。

"退出ゲーム"の方がすっきりした感じの話です。
こちらの方は何かどんよりとしたものが残る本です。

話が進むにつれ優秀なメンバーが増え、人数もコンクールの
出場条件に合うように増えてきた楽団です。
まだ続きがあるような感じです。

SFパノラマカード と ユリカ

2010-03-17 21:00:35 | 最近の話題
名鉄電車のプリペイドカードは"SFパノラマカード"といいます。
カードがあるとは知っていましたが買ったことはありません。
名鉄電車はたまに乗ります。たまだから現金で切符を
買っても苦にはなりません。
地下鉄はよく使いますから地下鉄のプリペイドカードの
"ユリカ"は常時使っています。
SFパノラマカードもユリカも2000円で2200円分と
いうように購入金額より多く使えます。

最近知ってびっくりしたことがあります。
"SFパノラマカード"も"ユリカ"も名鉄電車、名鉄バス、
名古屋市営バス・地下鉄、あおなみ線、リニモのいずれにも
使えるのです。
えー、そんなこと知りませんでした。
名鉄と地下鉄が1枚のカードですむなら便利でいいです。
"SFパノラマカード"を買って、おそるおそる地下鉄で
使ってみました。
だいじょうぶ、使えます。
ユリカも今度、名鉄電車で試してみましょう。

乗り継ぎ時にカードを使うと割引されます。
名鉄でSFパノラマカード、地下鉄でユリカでなくては
ダメという使い方は乗り継ぎの場合のようです。
もしかしたらこれもどちらを使ってもだいじょうぶ、
なのかな?

なあんだ、もっと早く教えてよ。
もしかして知らなかったのは私だけ?

JAZZ ビッグバンド

2010-03-16 23:53:39 | 音楽
帰宅途中の劇場でJAZZコンサートが開かれると
ポスターが貼ってありました。
寄っていこうかと、受付で当日券があるか聞いてみました。
開演の10分前ぐらいになって会場の様子を見てから発売
するかどうか決めるとの返事でした。
側にいてその話を聞いていた女性の方が「一枚余って
いるんですが…」 とのことで、ゆずっていただきました。

音楽大学の学生さんたちのJAZZのビッグバンドです。
さすがプロの音楽家をめざしている学生さんたちですから
しっかりした音です。
でもちょっとばかりやかましい。
ここちよい音とは違います。
ビッグバンドというとスイングジャズと思いますが、
それとは違うんじゃないかと感じます。
会場は若い人たちでいっぱい。
満員で立っている人がいます。
なんだか場違いな所へ入り込んだみたいです。

びっくりしたのはそれぞれの楽器でソロ演奏された時の
その音色のよさです。フルート、サックス、トロンボーン、
トランペットのそれぞれの楽器がこんなにすてきな音色を
出す楽器だったのかと知りました。
管絃楽団の中の管楽器はなんだかはっきりしないぼやけた
感じのするグループだと私の中では位置づけられています。
(管楽器の演奏をされる方が読まれたらなぐられそうな
意見です。ごめんなさい。)
フルートって、深窓の令嬢という感じがしていましたが、
すぐ隣の元気なお嬢さんという感じがしました。
管楽器のよさを感じられたのは今日の収穫でした。

でもやっぱりビッグバンドより少人数の静かなJAZZの
方が好みです。