雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

春日井ウィンドオーケストラ

2010-01-31 20:44:54 | 音楽
コンサートへ行きたいなという気になったのでインターネットで
検索してみました。
安価に聴けるのがあったらいいなと思いました。
ちょうど愛知県芸術劇場コンサートホールで春日井ウィンド
オーケストラのコンサートがあるのが見つかりました。
時間もお昼の13時30分からの開催でいい時間です。
入場料は1000円です。手ごろな値段です。
行くことにしました。

コンサートが始まって気がついたのはこのオーケストラが
吹奏楽団だったことです。
管弦楽団だとばかり思っていたのであららという感じです。
メンバーは90人ほど。人数が多いので迫力があります。
3部に分かれていました。最初がクラシック、それから
映画"ゴジラ"のマーチ、最後はスイングジャズや映画音楽と
だんだんポピュラーなものへと変っていきました。
吹奏楽はあまり聴かないしどちらかというと好きではなかった
のですがなかなかにいいものでした。
メンバーの年齢はみたところ10代、20代の人たちが多い
ようです。若さ溌剌で元気な演奏でした。

菜食or肉食?

2010-01-30 19:52:39 | テレビ・新聞から
土曜日版の新聞を広げて読んでいました。
左端の記事はある女優さんが野菜中心の生活で肉は
一年に数回だと書かれています。
野菜は自分の畑で収穫したものだそうです。

今度は広げた反対側の右端の記事に目を移しました。
数週間微熱が続いたためお医者さんへ行ったらお医者さんに
50分以上正しい食事指導されたそうです。
人間は毎日三度必ずたんぱく質をとる必要がある。
できれば植物性より動物性、肉がもっとも好ましい。
女性のお医者さんは肉を食えと繰り返したということです。

まったくの正反対の話でなんだこりゃとおかしくなりました。
これ意図して載せたのか、たまたまこうなったのか
どうなんでしょう。

菜食主義がいいのか肉食がいいのかわかりません。
それを実践している人はそれが体にいいのだと感じている
わけです。
でもそれが誰にでも合うかと言ったらそうでもなさそうです。
人それぞれ自分で自分に合うものを選択するよりありません。

ちなみに私は肉も野菜も食べます。
欲張りですからいろんなものを食べたいです。

ミートボールシチュー

2010-01-29 22:07:16 | 食べ物
角田光代著"彼女の献立"を読んでいる…というより
眺めています。
2,3ページのショートストーリとその中で作られた
お料理のレシピが載っています。
おいしそう。
ミートボールシチュー作ってみたい。
見た感じロールキャベツに似てます。
適当に作ってもきっと食べられるものは出来そうです。
近いうちに作ってみようかな。
ロールキャベツは結構おいしく作れるのだけど
大騒動になるから気合を入れないとできないです。
ミートボールシチューの方が楽そうな気します。
まだ数件読んだだけ、まだおいしそうなものが
でてきそうです。

自動車図書館

2010-01-28 19:12:00 | 
先日読んだ"おさがしの本は"の中で図書館を廃止に
しようとする人が出現します。
そんなこと考える人はいないだろうと思っていましたが
いたんですねえ。それも名古屋、河村市長。
自動車図書館が来年に廃止だそうです。
夕方のニュースで放送していました。
現在2台の自動車図書館があちらこちらと回っているそうです。
元気なうちは図書館まで行くからいいのですが
足腰弱ったら自動車図書館を利用しようと思って
いたのに残念なことです。
一旦廃止したら復活するのはむずかしいでしょう。
経費節減をこんなことで実現しないで欲しいです。



P.S
自動車図書館存続されることになったそうです。
2週間で4千人の反対の署名が集まったそうです。
よかったですね。
3月26日の新聞に存続の記事が載っていました。
署名活動してくださった方、署名してくださった方
ありがとうございます。

ぬるい男と浮いてる女

2010-01-27 19:39:39 | 
平 安寿子著"ぬるい男と浮いてる女"を読みました。
昨日の"くうねるところすむところ"と同じ人の作品です。
ところがまったく感じが違う作品です。
"くうねるところすむところ"は人を見る目がやさしいのに
"ぬるい男と浮いてる女"はひややかな冷たさ、意地の
悪さを感じます。
人間は明るい側面と暗い側面があるわけでこんな風に
違った作品となってもおかしくはないけど続けて読んだ
ので抵抗を感じてしまいます。

本の帯に"こういうヘンな人たち、いますよね"
"見てるだけなら面白い、でも近くにいるとちょっと困る"
と書かれています。
そりゃいるでしょう。中の一人は私に似てるなと感じて
しまいます。
こんな突き放した切って捨てるような目で見ることない
のになと思います。
片側だけから見ないで、別の面からも見る必要が
あるのじゃないか、そして人は変わっていくものだと
いうことも忘れないで欲しいと思う。

くうねるところすむところ

2010-01-26 20:37:36 | 
平 安寿子著"くうねるところすむところ"を読みました。
昨日の"トイレのポツポツ"も仕事を題材にした話でしたが
この本も仕事の話です。
これはとてもおもしろい本です。今年一番の本です。
今年はまだ始まったばかりですね。
元気がばーんと爆発するような楽しい話でした。

舞台は鍵山工務店です。
夫の不倫が原因で離婚をした響子は鍵山工務店の社長に
就任することになります。それまで主婦だった響子です。
接待して、よきに計らえと言っていればいいんだという話
でしたが実際はお客さんのクレーム処理から職人さんの
苦情の雨あられの対応に毎日走り回ることになります。

求人雑誌の編集をやっていた梨央は仕事にやる気を失くして
いました。酔っ払って登った建築現場の足場から下りられなく
なったところを助けてくれたとび職の徹夫にあこがれて
建築の世界に飛び込んでいきます。
その就職先が鍵山工務店です。

梨央は建築の仕事にのめり込みます。
リストラしたり、お客さんや職人さんとのコミュニケーションの
取れない建築士をやめさせたりして人不足に陥った会社は
何の資格もない梨央を現場監督に任命してしまいます。

合併話が持ち上がってもう合併して肩の荷を降ろすという
響子です。それならそれでもいい、梨央はどこへ行っても
建築の仕事はできるのだからと大きく成長しています。

会社が無くなるならその前にと古くからの社員が自宅を
自社で建てる事にします。
皆夢中で理想の家の建築に取り掛かります。
社長の響子の娘の早知子が建築をやりたいと言い出します。
またまた建築に取り付かれた人間が出現したことにより
響子もやる気を取り戻します。

施主側の反応、工務店側の反応よく書かれています。
仕事ってこんな風に楽しいものなんだよねってうなずいて
しまいます。
読み終わってとても元気になりました。

トイレのポツポツ

2010-01-25 20:07:36 | 
原宏一著"トイレのポツポツ"を読みました。
食品会社が舞台です。
派遣社員の白井が田布施部長に命じられて送信したメールが
事の始まりです。
トイレをきれいに使えと言いたかったのですが露骨な言い回し
だったため、部長を追い出したい一派に利用されセクハラだと
騒ぎ立てられます。結局部長は追い出されてしまいます。

新作ラーメンを開発するよう目加田は化学調味料を使わない
無加調のラーメンを販売しようと企画しますがどこからか
じゃまが入ります。袋には無加調と印刷されているのに
どんどん化学調味料が加えられていき、醤油も醸造醤油に
置き換えられていきます。

印刷は赤丸印刷の一ヶ所だけに発注されています。
上部の者たちにバックマージンが支払われています。
新規に担当になってマージンの件を持ちかけられ断った
人は圧力がかかってきてそんな会社に見切りをつけて
辞めて行きます。

この本の紹介記事で読んだら元気になると書かれていました。
半分ほど読んでこのあきれた会社の話のどこが元気が出て
くるのだろうと思いました。
この会社、現実のどこかの会社に似ているんだけどどこ
なんだろうとしばらく考えていました。
なんのことはない、日本自体の縮図のような会社でした。

さて後半から心ある社員たちの反撃が始まります。
内部告発でマスコミへ実体が暴露されます。
自分たちの資産を確保して手を引く社長たち創業者一族、
さっさと逃げ出してしまった幹部たち。
再生させようと残った心ある社員たちの活躍が始まります。
最初に追い出された田布施部長を社長として迎え品質が
いい製品を作り不正がない新らしい会社として出発します。

本気でいい方向へ向かわせたいと立ち上がれば出来るんだと
思わせてくれて確かにほっとして元気がでます。
長いものには巻かれろで何もしないのが今の風潮です。
何をしたことろで潰されるのだと諦めきっています。
でも誠実な製品を作りたい、清い会社運営をしたいと行動を
起こすという生き方もあるのだと教えてくれます。

「社内が乱れると、トイレの汚れがひどくなる」そうです。

千年の祈り

2010-01-24 20:07:34 | 映画
映画"千年の祈り"を見てきました。
中国映画です。あらすじ書いてしまいます。
場所はアメリカ。どこか地方の大学のある静かな町です。
北京からやって来たお父さんを空港で出迎えるところから
始まります。
背を丸めた年老いたお父さんと迎える30代ぐらいの
娘のお話です。
会うのは12年ぶり。離婚した娘を気遣ってやってきた
お父さんです。
久しぶりに会うのに喜び合うわけでもなく淡々と普段
通りの生活が始まります。
娘は仕事に出かけ夕方に帰ってきます。
お父さんが夕食を準備して待ちます。
不幸せそうな顔をしている娘を気遣うお父さんですが
娘は迷惑そうです。

お父さんは公園で年配のイラン出身の女性と友達になります。
中国語とイラン語と片言の英語で会話をします。
片言の英語なのに言いたいことはちゃんと相手に伝わって
います。
娘とよりも心が通い合っているかもしれません。

やがて離婚したのは妻子があるロシア人男性との不倫のため
とわかります。
それを許せないお父さんは娘をなじります。
お父さんはロケット技術者だったと言ってきましたが実は
助手と不倫したと疑われ事務職に追いやられ30年を
過ごしてきたと知れます。
文化革命のころのことでそんな無茶なこともまかり
通っていたのでしょうね。
娘はそれを知らないでずっとうらんできました。

アメリカを見て回ってきたらと言われて出発する
ところでおわりです。

理解しあったというわけではないでしょうが、お父さんが
娘を思う気持ちは充分娘には伝わっているでしょう。
最後の方で二人でベンチに座って微笑み会っている
場面が印象的です。

静かで淡々としていてこれといった起伏のない映画ですが
なんかいい映画です。
片言の英語で意思を通じ合わせたり行きたい所へ出かけて
行ったりそんなことを自然に出来るのはすごいと思いました。
私には出来そうもないです。


映画とぜんぜん関係ありません。
ノリタケの森から見た名古屋駅前ルーセントタワーです。

休日の一日

2010-01-23 17:23:47 | 日常の出来事
2,3日前から首から肩が痛いです。首が回りません。
借金しているわけではないですよ。
寒いので首をすくめて歩いているからか、机の上のテレビを
床に座って首を上に向けて不自然な格好で見ていたからかなのか
原因はわかりません。
昨晩は痛くて寝返りを打てなくてほとんど眠れませんでした。
今朝、頭痛薬を飲めば多少は楽になるかと飲んでみたらこれが
効いたんですよね。
痛み止めだから頭以外の痛みにだって効くのでしょう。
このまま治まってくれることを祈ります。

今日の午前中は本社で発表会があり聞きに行きました。
私にとってあまり参考になる話はないのですが頭の隅に
ひっかかっていれば何かの折に役に立つ事もあるかも
しれません。
私の守備範囲は狭いのです。
いろんなことが出来る人間になれと社長が激を跳ばしています。
その通りですね。



午後はノリタケの森へ長瀬良司さんとその仲間のジャズ
コンサートを聴きに行きました。
いつも通り気持ちいいサウンドでした。
今日のメンバーはトランペットの長瀬さん、サックスの加藤さん、
ピアノの中島さん、ベースの大村さん、ドラムの奥村さんでした。
よく覚えていました。間違っていたらごめんなさい。


三日月が円くなるまで

2010-01-22 20:15:42 | 
宇江佐真理著"三日月が円くなるまで"を読みました。
この本に登場してくる"ゆた"という骨董屋のいせいのいい
女の子、前に読んだ本でも登場していました。
たしか"銀の雨"だったと思います。
二冊の本に特に話につながりがあるということはありません。
刑部小十六は藩の殿様が隣の国の殿様に恥をかかされたので
敵を討つのだと飛び出していった正木庄左衛門の助太刀を
するよう父親から命令されて長屋に住み込みます。
その長屋の大家の娘がゆたです。
同郷のお坊さんの賢龍と出会い信頼しあう間柄となります。
小十郎はさめた目でこの敵打ちを眺めているのですが
流れからどうしてもさけて通ることはできません。
いつしかゆたと小十郎はお互い思う相手となっています。
この後は省略。

きっと小十郎は侍を捨てて町人となってゆたと所帯を持って
骨董屋を継ぐんだろうなと想像していましたが半分あっていて
半分はずれでした。
宇江佐さんの本はほのぼの系ですから安心して読めます。

タイヤ交換

2010-01-21 20:26:53 | 最近の話題
今朝の外の様子は妙な雰囲気でした。
薄暗くて霧がかかっているような水っぽいものでした。
不気味な感じなんですが、普通とは違う雰囲気の日はたまに
しかないので結構好きです。

自転車で順調に走っていました。その内ペダルが重くなって
きました。重いなあ、どうしたんだろうと思っていたらすぐに
がくんがくんとしてきました。
後輪がパンクしたとわかりました。
まだ職場まではずいぶんあります。
しょうがないので自転車をおいて地下鉄に乗ることにしました。
駅までかなり距離がある場所でした。地下鉄を下りた後も
かなり歩かなくてはいけません。
職場にたどりつき椅子に座った時は始業時刻の1分前でした。

帰りに自転車を取りにいき、修理してもらうために自転車を
ひっぱって自転車屋さんまで歩いていきました。
パンクの修理を依頼したら「これはだめです、タイヤを交換
しなければ。」と言われました。
タイヤを見てみたらゴムの部分が磨り減ってその下の布地
みたいなものが見えます。
よくまあここまで擦り減ったものです。
自転車を買ったのが2007年4月、まだ3年になりません。
毎日毎日長時間乗っていればタイヤも磨り減ります。
前輪は多少はまだもちそうでしたがいずれ近いうちにだめに
なりそうでしたのでいっしょに変えてもらいました。
「直りました」の直後に「このブレーキ擦り減ってなんにも
残っていませんよ。ブレーキ利きませんよ」なんて言われました。
そんなこと言われてだいじょうぶ、かまいませんとは言えません。
ブレーキも交換となりました。
締めて8500円でした。新品の自転車の半分近くの金額と
なってしまいました。
車だって整備に費用がかかります。自転車だって乗っていれば
手入れに費用がかかります。しょうがないですね。
だけど思わぬ出費でした。

新品となったタイヤでさっそうと帰途につきました。

ちんぷんかん

2010-01-20 20:48:49 | 
今日は暖かい日でした。3月とか4月の気温だそうです。

畠中恵著"ちんぷんかん"を読みました。
妖(あやかし)の血統をひく長崎屋の病弱な若旦那が
主人公のシリーズ物の1冊です。
前に何冊か読みました。読みやすいのですが話の内容が
現実離れした妖怪が出てくる話ですからちょっと
今までしらけ気味に読んでいました。
ようやく慣れてきて少し話の中に入り込めるように
なりました。
体の弱い若旦那を気遣う二人の妖の兄や達の若旦那に
対する並々ならぬ愛情がわかります。
お父さんやお母さんがいるのにあまり登場しないのに
若旦那の一挙手一投足を見守って細かく気を使ってくれる
二人の兄やがいるのが不思議ですがうらやましくも
あります。
鳴家(やなり)たちもかわいらしく感じられてきました。
妖は食べ物を食べるものなんでしょうか。本の中の
妖たちはみんなお菓子好きで持ってこられたお菓子には
すぐ手がのびてきます。
だんだん物語りに浸ってきました。

よろこびの歌

2010-01-19 19:33:48 | 
宮下奈都著"よろこびの歌"を読みました。
新設の女子高が舞台です。
御木元玲は音楽家をめざしています。受かると確信していた
音楽科の高校を落ちてしまいます。
音楽科のない明泉高校へ入学します。
友達を作らず話すこともなく日々をやり過ごしています。
原千夏の家はうどん屋さん、家から遠い学校へいきたいと
いう理由で明泉を選びます。
中溝早希は中学のソフト部でビッチャーをしてました。
人生はソフトだという生き方だったのが肩を壊して
ソフトができなくなりました。
牧野史香、亡くなった人がそこここに見えます。

明泉に入学してきたのは何か理由があるという人が
多いところです。
クラス対抗の合唱大会に玲が指揮者兼指導者、千夏がピアノで
出ることになります。
さめていた玲ですが、スイッチが入ったようにびしびし
指導します。
ついていけなくて合唱大会ではぼろぼろです。

そのすぐ後のマラソン大会で玲は最下位、ふらふらで
校庭に戻ってきます。彼女をはげますために歌いだした
千夏にクラスの皆が合わせます。
その歌は玲や音楽教師浅原を感動させるものでした。

卒業生を送る会でもう一度合唱をしようということに
なります。
ひとつになって歌う彼女たちがいます。

高校生、みんなすばらしい力を秘めているのですね。
これから力を爆発させて人生に飛び出していくんだと
ためている時期です。
未来が待っている、いい時期ですね。
玲は必ず音楽家を目指すでしょう。これは止められる
ものではありません。
それぞれの道を進んでいくことでしょう。
いい本でした。

脳の仕組み

2010-01-18 22:43:49 | テレビ・新聞から
テレビを付けたらNHKクローズアップ現代で脳の話を
していました。ほかの事をしながら聞くとはなしに
聞いていました。
いつの間にか脳の仕組みがずいぶん解明されてきたようですね。
子供のころは脳がどのようになっているのかわからないと
ずっと言われ続けていました。
それは不可能なことというような意味で言われていたように
思います。

最近脳のどこで何をしているのだとテレビで放映するように
なりました。
ずっと研究され続けてきたのでしょうが一般には公表
されてなかったのか、それとも気づかずにきてしまった
のでしょう。

今日の放送で興味深かったのは病気で半身不随になった
人が動かない腕を動くように命令を出し続けると
何ヶ月か後には信号が腕に届くようになるというものです。
腕に届く回線が切れてしまったのが新しい回線が開通
するのだというような説明だったと思います。
病気の人にはうれしい研究ですね。

スポーツで上位の人の脳波は集中とリラックスの値を
上昇させるようコントロールできる人だそうです。

これからもっとわかってくるのでしょう。
そのうち心の領域も操作できるようになるんでしょか。

鍵のかかった部屋

2010-01-17 19:16:57 | 
ポール・オースター著"鍵のかかった部屋"
すっとばして読みました。
なんだかよくわからない話です。
子供のころ仲がよかった友人のファンショーが失踪したと
その奥さんのソフィーから連絡がきます。
子供のころのファンショーは何にでも秀でていました。

ファンショーはそれまで書き溜めた小説などの書き物を
彼に託していきます。
彼はソフィと結婚し、ファンショーの残した本を出版します。
本は大評判となります。
ソフィーはファンショーは死んだものと思っています。
しかし実際は死んでいません。彼宛に手紙がきています。

ファンショーの残したものから彼の人生をみつめ
そのあとをたどっていきます。
何年が後にまた手紙がきてファンショーに会いにいきます。
鍵がかかったドアごしに会話がされます。

なんだか頭がくらくらしてくる話です。
中学か高校生のころ読んだとしたら本の中にのめり込んで
いたかもしれません。
読んだのが、わからないですませられる今でよかったと
思います。