雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

ファイア・サイン 女性消防士・ 高柳蘭の奮闘

2019-03-09 15:58:07 | 

佐藤青南著"ファイア・サイン 女性消防士・
高柳蘭の奮闘"を読みました。
横浜市消防局湊消防署に勤める高橋蘭、女性
消防士が主人公です。
原因がわからない火事が16、7件続いています。
同僚の永井は年下ですが、仕事では先輩です。
防火服を着て逃げ遅れた人の救助に火の中へ
飛び込んで行きます。
木場は蘭の父の同期で親友でした。
父は殉職しています。
木場は今は火災原因調査員をしています。
県警本部の松永は連続した不審火を放火と
見なして調査しています。
警察と消防は協力して事にあたらなければ
いけないのに警察は消防の邪魔をします。
第一発見者を警察に止め消防に話を聞かせ
まいとします。

消防署の人々の話ではなく、時々新聞配達所で
働く人の話が差し挟まれます。
この誰かが火事と関係あるのだろうなと
感じさせられます。

老人宅で火事があり救助に家に入った荒川、
蘭、永井ですが、床が抜け荒川は落ちて
しまいます。
蘭、永井が救助しようとしますが荒川は
殉職してしまいます。

放火の方法が解明されます。
連続放火犯は捕まりますが、そのうちの2件は
自分ではないといいます。

地下街で火災が発生します。
地下街の火災は防火も消火もしっかりしていて
大災害にはならないと言われていたにも
関わらず大災害となりました。
助け出された人々は亡くなっている人が
ほとんどです。

中に入った蘭は店の中に少年がいるのに
気がつきました。
一旦は外に出た消防隊員ですが、危険を冒して
助けに入ります。

消防隊員とは、毎日が命がけです。
神経がすり減ってしまうでしょうね。

どこか読んだことがあるような気がすると
ちらちら思っていました。
"灰と話す男 消防女子!! 高柳蘭の奮闘"を
改題したものだったのですね。

以前書いたものと同じような内容となって
しまいましたがせっかく書いたので載せます。

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