福田隆浩著"赤毛の女医アン"を読みました。
前に読んだ"天才女医、アンが行く"のシリーズの1冊です。
こちらが最初の話のようです。
美土里野の早川診療所に赤毛のアン先生が赴任します。
早川診療所の院長の早川秀行がアメリカの研究所に
研修に行ってしまったため臨時のお医者さんとして
やってきたのです。
同日に准看護師のひとみも同じ職場で働くことになります。
自由奔放で明るく元気なアンです。
しかしなかなか患者がきてくれません。
人間ではなく怪我の犬が持ち込まれます。
犬は入れちゃだめというまわりの声をものともせず手術
してやります。
犬のためでもあり、飼い主の心のケアのためと行ったのでした。
アン先生の腕は一流です。
運動会で倒れて心停止になった人を救ったり、町の
有力者の病気を見抜いて病院へ転送して危ないところを
救います。
しだいに町の人々に受け入れられ患者さんも増えて
いきます。
どんな状況でもへこたれません。
なんとでもなると思って生きている人です。
ポジティブな性格です。
きっとどこへ行っても生きていけるでしょう。
児童文学となっていますが大人でもたのしい本です。1/20