近藤史恵著"シェルター"を読みました。
以前読んだ"カナリアは眠れない"のシリーズ物の3冊目です。
2冊目にあたる"茨姫はたたかう"はまだ読んでいません。
合田接骨医院の受付をやっている恵、歩姉妹の姉の恵が
旅行に行くといって失踪しました。
大阪から東京に出てきます。
ウィクリーマンションを借りて就職先を探しています。
町で若い女の子と出合ってその子を泊めてやります。
彼女は売り出し中の女優のリオです。
何かから逃げ出してきました。
恵、歩の姉妹は共に心に傷をおっていて合田先生に出合って
少しずつそこから抜け出しつつありました。
自立するにしてもなぜ合田先生は妹に黙って出てくる
必要があるのかいまいちわかりませんでした。
でも東京に出て一人になり、リオと出会って共に過ごす
日々が無駄だったとは思えません。
なにかしら得るものはあったのだと思います。
妹、合田先生、小松崎など心配してくれる人たちが
まわりにいてよかったです。
子供時代は保護する立場の大人によって大幅に生きて
いく方向は制限されてしまいます。
保護する立場の人にずっと傷つけられて逃げ場のない
子供はいったいどうやって生きていけばいいのでしょう。
大人になって自分で生き方を選べるようになった時、
過去を消化するという作業を行わなければいけないのは
つくづく辛く、時間がもったいないことだと思います。
いろんな本にそういう状態の人が登場します。
子供の時に逃げ道を用意してやることは出来ないものかと
いつも思います。
以前読んだ"カナリアは眠れない"のシリーズ物の3冊目です。
2冊目にあたる"茨姫はたたかう"はまだ読んでいません。
合田接骨医院の受付をやっている恵、歩姉妹の姉の恵が
旅行に行くといって失踪しました。
大阪から東京に出てきます。
ウィクリーマンションを借りて就職先を探しています。
町で若い女の子と出合ってその子を泊めてやります。
彼女は売り出し中の女優のリオです。
何かから逃げ出してきました。
恵、歩の姉妹は共に心に傷をおっていて合田先生に出合って
少しずつそこから抜け出しつつありました。
自立するにしてもなぜ合田先生は妹に黙って出てくる
必要があるのかいまいちわかりませんでした。
でも東京に出て一人になり、リオと出会って共に過ごす
日々が無駄だったとは思えません。
なにかしら得るものはあったのだと思います。
妹、合田先生、小松崎など心配してくれる人たちが
まわりにいてよかったです。
子供時代は保護する立場の大人によって大幅に生きて
いく方向は制限されてしまいます。
保護する立場の人にずっと傷つけられて逃げ場のない
子供はいったいどうやって生きていけばいいのでしょう。
大人になって自分で生き方を選べるようになった時、
過去を消化するという作業を行わなければいけないのは
つくづく辛く、時間がもったいないことだと思います。
いろんな本にそういう状態の人が登場します。
子供の時に逃げ道を用意してやることは出来ないものかと
いつも思います。