雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

毎夜現れるのは誰?

2009-09-30 06:57:36 | 日常の出来事
少し前から玄関の横の雨どいの下に糞がされている
のに気がつきました。
犬、猫のたぐいではなく、もっと小さな動物です。
ねずみ、鳥、ごきぶり?
今の所、ねずみを第一に疑っています。
かたづけてもかたづけても糞が残されます。
住み着いているのか、通り道として利用しているのか。
どちらにしてもいい気がしません。
昨日100円ショップでとりもちのねずみ捕りを2つ
買ってきて雨どいのまわりに置いておきました。
今朝見たらその一つの真ん中に糞が落ちています。
雨どいにつかまって糞をしたみたいです。
雨どいの周辺をぐるっと囲むことができなくて
隙間がありました。
そこを通ったのか罠をさけて糞が周りにちらばって
います。
むっとします。ばかにしています。
頭いい。人間のすることなんてわかっているよって
感じです。
挑戦的な奴だなぁ。いったいなんだろう。

ハブテトル・ハブテトラン

2009-09-29 20:06:11 | 
中島京子"ハブテトル・ハブテトラン"を読みました。
主人公は小学校5年生のダイスケ。
クラスが荒れてそれを治められない先生は学級委員の
ダイスケに「学級委員だろなんとかしろ」と言います。
クラスのものには「いい気になるな」と言われます。
学校に行かれなくなったダイスケは、二学期は広島県
松永のおじいちゃん、おばあちゃんの家に住み、松永の
学校に行くことにします。

題名のハブテトルはすねている、むくれているという
意味だそうです。ハブテトランはむくれていない。
友達がすぐでき、遊んだりお祭りに参加したり楽しく
過ごします。
おばあちゃん、おじいちゃんの友達の近所のハセガワ
さんとも仲良くなり釣りに行ったりお好みを食べに
いったりします。

三学期には東京へ戻ることになります。
ダイスケの経験と成長を描いた本です。
大人と子供、近所の人たちが関わりあって生きていく、
いいなぁ。

田村はまだか

2009-09-28 20:57:13 | 
朝倉かすみ著"田村はまだか"を読みました。
いえ、ぱらぱらと数行ずつ読み飛ばしました。
おもしろい設定なのに、エピソードひとつひとつが
あまり好みの内容ではありません。

簡単な本の内容です。
小学校の同窓会の三次会で5人の男女がスナック
「チャオ!」で田村を待っています。
飛行機が遅れて一次会にも二次会も間に合いません。
チャオ!で昔話が語られたり、それぞれの現在の
状況が思い出されたり語られたりします。
そして時々発せられる言葉が「田村はまだか」です。

田村は小学生の時、人気者だったわけではなく
貧乏でもらいもののトレーナーを着て、無口で
うち解けない孤高な少年でした。
忘れられないある出来事が起きます。

なかなか田村は来ません。
最後のほうまで「田村はまだか」は発せられます。
エピソードを読む限りそれほどまでに皆が心待ちに
待つほど田村と心のつながりがあるように思えない
のです。

さて田村は来るでしょうか。

アコギなのかリッパなのか

2009-09-27 20:40:18 | 
畠中恵著"アコギなのかリッパなのか"を読みました。
21歳の大学生佐倉聖は元代議士の大蔵剛の事務員です。
両親は幼いころ離婚、叔父に育てられる。中学生の
ころからぐれて不良をやっていたが今はまじめに
事務員をやっています。
父親が20歳の聖のところへ母親が違う12歳の弟を
あずかってくれと送りつけてきたので弟の保護者
をしています。
代議士のところへはいろんな人が難題を持ち込んで
きます。それを聖に解決しろと振ってきます。
みごとに解決しますがその裏には別のことが
隠されていたりします。
大物代議士大蔵と聖は友達のような気軽な口を
ききます。

短編集です。気軽な小説です。
細切れ時間に読むのにいい本です。

佐倉聖、どこかで見たような人物だなぁと感じ
ました。田中雅美著"クラスメートに手を出すな!"
のシリーズに出てくる大友くんに似ているんだ。
大友くんは兄妹二人、スナック経営しながら大学生して、
妹を養っています。雰囲気も似ています。

マンゴーのいた場所

2009-09-26 19:50:14 | 
共感覚って知っていますか?
私は前にちらっと聞いたことがあります。
ウェンデー・マス著"マンゴーのいた場所"は共感覚の
持ち主の女の子が主人公です。
あまりおもしろい本ではないので読み飛ばしました。
ですが主題の共感覚は興味深いものです。

共感覚とは、数字や文字、音、味などに色や形が
あると感じるように、ある一つの感覚に別の感覚が
同時に反応することをいいます。
共感覚者それぞれが別の反応をしているわけで
数字に色が浮かぶといっても同じ色を見ている
わけではありません。皆それぞれ違う反応をして
います。

こんな人たちがかなりいるそうです。
そういう人が自分の身近にいると聞いたことは
ありません。
数字には色があると人に言えば、嘘つきだと決めつけ
られたり反抗的だと見なされたりすることでしょう。
共感覚であっても公にしている人は少ない
のかもしれません。

本の中で主人公の女の子が言っています。
「色が見えて役に立つこともたくさんあるの。クラスで
単語を覚えるの得意だし、歴史もよく覚えられるし、
電話番号も、人の名前も、なんでも。あ、でもって、
数学と外国語はだめ、」
人によって違うでしょうが、共感覚で不便なことも
あるようですが特に大きな問題があるということも
ないようです。

共感覚でない者にはどういう状態なのか想像が
できません。
数字に色があるってどういうことなんだろう。
2って聞いたら、あるいは見たら頭の中に色がぱっと
広がるのかしら。

色が見えると言う人がいてもそれは嘘ではないのだ
ということは覚えておいた方がいいです。

山伏地蔵坊の放浪

2009-09-25 20:26:54 | 
有栖川有栖著"山伏地蔵坊の放浪"を読みました。
安楽椅子探偵物です。
私、安楽椅子探偵物好きです。
短編集です。
スナックに近所の常連が土曜日に集まります。
そこにいつの間にか山伏姿の地蔵坊が現れるように
なり、出会った殺人事件の話を語り始めます。
最初に状況を語り、ひとしきり常連たちがあの人が
犯人だと言い合ったのち、地蔵坊がこうやって
犯人を見つけたのだという解答を語ります。

1つ目を読んだ後、アイザック・アシモフの"ユニオン・
クラブ綺談"にそっくりだなぁと感じました。
クラブに集まった三人のメンバーが話していると
そばに寝ていたグリズヴォルドが起き上がって経験談を
話しだす、というものです。
(以下グリズヴォルドの話)、地蔵坊の話- という
フレーズがそれぞれグリズヴォルド、地蔵坊が話しを
始める最初に挿入されています。
設定がそっくりでしょ。

本を読み終わって作者の後書きを読みました。
なんとちゃんとアシモフさんの"ユニオン・クラブ
奇談"や"黒後家蜘蛛の会"のイメージを元にしたと
書かれています。

アシモフの短編集は別格です。とても較べられは
しません。
ひとつ違うところは、グリズヴォルドが大事にされて
いなくてみんな話を聞いて楽しんでいるくせして
軽く扱っているけど、地蔵坊はみんなに大事にされ
やって来るのを心待ちにされている点です。
この点だけは読んでいていいなと思います。
グリズヴォルドがなぜ軽んじられるんだとちょっと
思っていますから。

家族

2009-09-24 19:11:08 | 
小杉賢治著"家族"を読みました。
裁判員裁判をテーマにしたものです。
事件は1年前ほどから痴呆症の始まった老女が、
家族が家を空けて一人の時に殺されたというものです。
テレビのワイドショーは長男が怪しいのではないかと
連日報道が繰り返されています。
そんな中、ホームレスの男性が犯人として逮捕されます。
ホームレスは犯行を自供し、裁判は楽に進行すると
思われていました。

裁判員になったのはそれぞれ3日間を割いて
裁判に出てくるのは困難な人たちです。
介護が必要な母親がいる人、重大な問題が
あって仕事を離れたくない人、正社員になれるか
どうかの研修中の人など。

簡単に終わると思われていた事件が裁判員の疑問
から思わぬ方向へと向かっていきます。
検察も弁護士も見つけられなかった真実を
裁判員が見つけ出してしまいます。

裁判員裁判が現実に始まりました。
ニュースを見てもこの本を読んでもいまいちなぜ
裁判員が必要なのかわかりません。
本だからびっくりするような方向へ向かっていきますが
現実の裁判で裁判員がいることでプラスに働くことが
あるように見えないのです。

裁判っていったい何のためにあるのでしょう。
真実を求めてというのは本当ではありません。
いくつもの解釈があっても、今ある証拠によってのみ
それが指し示す人が犯人となってしまいます。
なんだか欺瞞に満ちた場所ですね。

プール

2009-09-23 19:56:27 | 映画
映画を見てきました。"プール"です。
小林聡美、伽奈、もたいまさこ、加瀬亮、シッティチャイ・
コンピラ の5人が主要な出演者です。
"かもめ食堂"、"めがね"と同一路線の映画です。

一応ストーリーはあるのですがただぼんやり
見ていれば楽しい映画です。
風景に溶け込んでその場にいるような感覚に
なります。
"めがね"よりこっちの方が好きかな。

映画が終わってから、ちらしやホームページで
映画の内容を読んでこんなストーリーだったのかと
わかりました。ぼんやり見てたんですね。
4年前娘を祖母に預けてタイのチェンマイのゲスト
ハウスへ働きに行ってしまったお母さんを訪ねて
大学の卒業旅行にやってきた娘との6日間を
描いたものです。
でも私はお母さんがタイに家を買って移住した
ように思っていました。
ゲストハウスといっても誰も6日間お客さん来な
かったようです。

やりたいことをすればいいと娘を置いて外国へ
行ってしまったお母さんをちょっとお金持ちの
身勝手みたいに思いました。
でも住みたい場所があるからそこで働く、だから
そこへ行くというのはわかるような気がします。

ごはん食べて洗濯して市場へ行って、そんな生活が
ゆったりと流れていきます。
その家のキッチンは"めがね" とよく似ていて
屋根はあるけど囲われていません。
ちょうど大きな傘を開いた感じです。
とても気持ち良さそうなキッチンです。
キッチンが二ヶ所あります。
一階と、階段を上がった所にある二階のキッチン、
なぜ二つもあるのかなと不思議に思いますけど二階も
開放されたキッチンです。

娘が泊まった部屋も白でリネン類も真っ白、
部屋の戸を開け放すと庭と一体になって
素敵でした。

題名が"プール"ですので泳いだり水遊びする場面が
あるのかと思ってましたがありませんでした。
プールのまわりで仕事したり、本読んだり、会話
したりとそんな風にすごす場所として描かれて
いました。うーん、贅沢。

時にはこんな風に、ただ自然の中でゆったり過ごす
映画もいいです。

全盲先生 泣いて笑っていっぱい生きる

2009-09-22 20:13:50 | 
新井淑則(よしのり)著"全盲先生 泣いて笑っていっぱい
生きる"を読みました。
実際の話です。
新井さんは中学の国語の先生でした。奥さんは同じく
中学の音楽の先生です。三人のお子さんがいます。
二十八歳の時右目に網膜剥離を発症し失明、左目の
発症を恐れながら過ごしたが三十四歳の時に右目も
網膜剥離となり全盲になりました。

この本を知ったのは社報で紹介されていたからです。
全盲で普通中学の先生をしているということで、
どのようにして復職の道が開かれたのだろう、
どのように授業を行うのだろうと、想像がつかなかった
ので読んでみようと思いました。

全盲になった直後の半年ばかりは家に閉じこもり
荒れていたそうです。
やはり途中で障害を持ってしまう時はそうなって
しまうのですね。

その後家族に連れ出されて同じく途中失明者の話を
聞いたり、教職に戻れるんだよと何度も電話を
掛け続けてくれたやはり視覚障がいを持ちながら
高校教師をしている宮城さんなどによりひきこもり
より抜け出す努力を始めます。

国立身体障害者リハビリステーションで二ヶ月、
埼玉県総合リハビリステーションセンターで一年
厳しい訓練を受けます。

盲導犬を手にします。
片目失明後努めていた養護学校で復職訓練を受けます。
養護学校へ復職、盲学校をへて普通中学へと移ります。

普通中学での授業の方法は読んでいてとても中身の
濃いものす。きっと心に残る授業だろうと思います。

障害を得てもなお充実した人生は送れるんだと
いうことが伝わってきます。
障害を得るということは自分にも起こりうることで
そうなったらいったいどうしようと、考えるだけで
恐ろしいことだと思っていました。
受け入れて充実して生きていける道はあるのだと
わかったことはこの本を読んでいいことでした。

10年間、家族で海外旅行に出かけ様々な国の
障がい者の暮らしぶり、一般の人の態度などを
見てこられました。
日本はまだまだ遅れています。
気さくに声を出して助けを申し出る国々がありますが
日本では声をかけるということがほとんど行われ
ていません。自分自身をとってもとても声を
かけられません。そういう風潮が国全体にないので
やはり簡単にはできません。

どうやって復職したかの疑問は解けました。
日本は遅れているとはいえ、手をさしのべてくれる
人や施設はあり、道も開けているのだということは
うれしいことです。

一度読んでみるといい本です。

信州平谷温泉

2009-09-21 18:19:35 | 日常の出来事
昨日、今日と母と弟と"信州平谷温泉"へ出かけました。
名古屋の上社を抜け猿投グリーンロードを通り
153号線を飯田市方面へ向かって2時間ほどで
着きます。

南信州・観光の村~平谷村ホームページより

山々に囲まれた広々とした所です。
第三セクターで運営されているそうです。
プールが併設されています。
ホテル内に内風呂がありますが、別棟にある
ひまわりの湯という大浴場は日帰り温泉として
利用されています。
いい温泉でした。露天風呂は今まで行った中で
一番広々としているのではないかと思います。
のんびりお湯に浸かってきました。
さほどの渋滞に巻き込まれることもありません
でした。名古屋市内が一番渋滞していたのでは
ないかと思います。
写真を載せられればいいのですが、カメラは
とうとう壊れてしまったようで、今回は写真は
ありません。残念。

近くていい所です。穴場的な温泉ですよ。
ただひまわりの湯は11月30日から2月末までは
工事のため休業と張り紙がしてありました。
ホテルの方は営業するそうです。

繋がれた明日

2009-09-19 19:44:04 | 
新保裕一著"繋がれた明日"を読みました。
正直言うと読んだとは言えません。
ざっと眺めたといった方がいいです。
内容は"13階段"と似ている部分があります。
人を刺殺して刑務所に入っていた中道隆太があと
数ヶ月の刑期を残して仮釈放されます。
親身になってくれる保護司、前科があることを
承知して雇ってくれる解体業の社長さんが
まわりにいます。

そんな人たちと別に会社やアパートにあれは
殺人者だと書いたビラをまく人がいます。

犯罪を犯した人が立ち直って生きていくことの
難しさと、被害者の家族の癒されることのない
心情が書かれています。

犯罪は犯さないことが一番です。
どんなに怒り狂うほどの状況になっても犯罪を
犯してしまったら自分も家族も、そして被害者も
その家族もまわりの人たち全てが不幸になります。
怒りで人を殺してはいけない。
でも殺したいほどの怒りの解消方法って学校では
教えてくれません。
どうやって気持ちを切り替えたらいいのでしょうね。
私にはわかりません。

つくもがみ貸します

2009-09-18 19:32:54 | 
畠中恵著"つくもがみ貸します"を読みました。
通勤の電車の中で読むのにいいですよ。
100年以上経った品物は、妖(あやかし)となる物が
あります。この妖を付喪神(つくもがみ)と言います。
心が宿りしゃべります。
出雲屋は小道具屋兼損料屋です。損料屋とは物を
貸す商売です。江戸時代の人たちはほとんどの
物を借りて生活していたと言います。
出雲屋はお紅(こう)と清二という若い二人が
経営しています。
この出雲屋につくもがみたちが集まっています。
つくもがみたちは貸し出されて行った先々で見聞き
したことを帰ってきて仲間内でおしゃべりします。

つくもがみが話していることをお紅、清二は聞こえます。
お紅、清二が話していることもつくもがみたちは
聞こえます。
それなのにつくもがみはこのふたりとは話そうとは
せず、仲間内で話していることがふたりに伝わるような
話し方をします。
ややこしいことす。つくもがみは人間と口をきかない
ものだそうです。

ここにお紅が好きな飯田屋の佐太郎が絡んできます。
お紅、清二は兄弟のようにして暮らしてきましたが、
実際は兄弟ではありません。
佐太郎と香炉の行方不明と、お紅をめぐる恋の行方を
巡って話は進みます。

つくもがみと呼ばれているけどおしゃべりできる
だけでそれ以上の力はないようです。
中には走ったり飛べたりするものもいますけど。
あちこちで聞いてきたことを間接的に伝えることで
二人に協力します。
つくもがみとお紅、清二とのやり取りがおかしいです。

楽しい本でした。

肺炎の予防接種

2009-09-17 21:14:01 | テレビ・新聞から
この前実家に行ったら母が"肺炎の予防接種"をすると
話していました。
肺炎が予防できるなんて聞いたことがありません。
ほんとなのと疑って聞いてました。
昨日の夕刊に肺炎の予防接種の話が載っています。
ほんとうだった。疑ってごめん。
インフルエンザで命を落とすのは肺炎が大きな原因です。
肺炎球菌による細菌感染が主流だったのが肺炎球菌が
主流になってきました。
肺炎予防策として重視されるのが肺炎球菌ワクチン。
米国では高齢者の約65%が接種しているそうです。
日本では接種費用の公的補助をする市町村が増えて
いるが、接種率は5%だそうです。

母がすると言っているのは公的補助のお知らせが
手もとに届いたということなんでしょうね。
でも私はそんな接種の話耳にしたことないです。
情報が行き届いていないなぁ。

早く終わった仕事

2009-09-16 21:30:58 | コンピュータ
これだけの期日で仕事をしますと請け負ったのに
実際には早く終わってしまうことはあると思います。
今日、2日で請け負ったのに半日で終わって
しまいました。

昔、「早く終わっても期日前に依頼者に終わりましたと
言ってはいけない。早く終わったのは見積もりが
甘かったのだから。早すぎても依頼者に喜ばれない
ものだし、かえって信用を失うものだ。」
と誰かに言われたような気がします。
誰に言われたのか覚えていませんが、確かに聞いた
と思います。

今日のは2日が半日なのでこんなのは誤差のうち、と
言えなくはありません。
3ヶ月の予定が1月でできちゃったというのは、あんまり
早く持っていかないほうがいいように思います。
たとえ画期的な手法を見つけ出したおかげで
短縮できたとしても。

確かにうんと早く出来て、うれしくて出来た!と
喜んで持っていって"ふうん"みたいな顔されて
がっくりしたことがあります。

こういう考え方が世間一般でどう思われるかは
知りません。おかしいですか?

今日のは誤差のうちですから"できました"と言って
しまいました。

臨場

2009-09-15 19:56:06 | 
横山秀雄著"臨場"を読みました。
テレビで放送していたドラマ"臨場"の原作本です。
今名古屋では土曜の12時から再放送が見られます。
テレビと本とではどんなふうに違うのだろうという
興味がありました。
テレビは本の中のエピソードを膨らませてある
のですがかなり違った感じがします。
テレビの方が話の内容に厚みがあるように思います。
だけどテレビの倉石さんはあまり好きではありません。
そういいつつ結局見ていたんだけど。
変死体を検視する検視官倉石が主人公です。
誰に向かっても言いたいことを言う人です。
本とテレビとではかなり違った人物です。
本のほうの倉石さんは慕ってくれる人たちが
沢山います。"校長"と呼ばれてその力量を
認められています。
気楽に読める本でした。