「風が強く吹いている」箱根駅伝

「風が強く吹いている」 "三浦しをん" を読みました。
いい本でした。

竹青壮(ちくせいそう)通称、あおたけ壮に住む清瀬灰次
(ハイジ)は追われて走っている走(かける)を見かけて
あおたけ壮へ連れてきます。
ここは寛政大の学生が住んでいるぼろアパートです。
住人がちょうど十人になりました。
はいじはかねてからの野望の箱根駅伝にこの十人で
出るのだと宣言します。
走れるのはハイジと走だけです。他の人は走ることに
なんの興味ももたなかった人たちです。
みんなを説得して練習が始まります。
漫画に没頭している王子以外はかつてスポーツをして
いたりしてそこそこに走れます。
まず予選会に出場するためには全員が5千メートルを
17分を切って走りぬくこと。
このタイムをクリアします。
その後に予選会があります。
予選会では20キロを10人の合計タイムが約10時間程度なら
出場できます。
他の大学は14人出場で上位10人のタイムで競えます。
寛政大は1人が棄権したらそれでだめというぎりぎりの
人数しかいません。
ここをぎりぎりで突破します。

ハイジがとても魅力的な人物に描かれています。
高校時代の足の故障を抱えています。
各々に練習メニューを示し、たかぴしゃになることなく
それぞれをひっぱっていきます。
走は高校時代の部活の監督のやり方に自分とは相容れ
なくて暴力をふるって他の部員、そして家族からも
理解されず心に問題をかかえています。
ハイジと出会うことで走るということはなんであるか
を見つけ出していきまう。

そしてお正月の箱根駅伝へと続きます。
みんな頑張ります。熱を押して走るものもいます。
走は区間新記録で走ります。
ハイジは足の故障を抱えて走ります。
そしてゴール間じかで骨がぱきりと音を立てます。

来年のシード権を手にして駅伝は終わります。
この練習に明け暮れた1年を全員一生忘れない
大切な年となりました。

駅伝をテレビで見たことがありません。
走るのを見ても何が楽しいのだろうと思っていました。
何かに夢中になるすばらしさ。一人ではなく仲間と
成し遂げる喜びを本の中で味わいました。
そしてコーチの人間味が人を育てるということも。

風が強く吹いている

今朝はすごい雨音で目が覚めました。
雷もごろごろ鳴って出かけるの嫌だなと
思いました。
そんな大雨が出かけるころには止んで
天気が良くなりそうな気配です。
今日は風が強く、びゅうびゅう吹いて
いました。

3月30日、期の最終日です。
転勤する人が挨拶に廻っています。

昨日からある本を読んでます。
昨年の暮れごろに図書館に予約しておいた
のもで、3日ほど前に図書館へ行ったら
着てますよと渡してくれました。
3ヶ月経って忘れたころにようやく廻ってきました。
読み出したら夢中で読んでしまいました。
もう遅いので感想はまたあとで。

メールでのバトル

今日30才初めぐらいの若い人が退職します、と
挨拶に来られました。
家の家業を手伝うそうです。
そして「はじめのころはご無礼しました。」と
古風なごあいさつです。
あれっ、忘れてくれたらいいのにしっかり
覚えているんだと苦笑いです。

彼が新人だったころメールでバトルをしたことが
あります。
原因がなんだったのかは今になってみれば覚えて
いません。
社内の人といっても私の立場からしたらお客様です。
私から喧嘩を売ったということはなかったと思います。
思えば私はかなり喧嘩っ早くて静かに話せばいいものを
突っかかっていくところがあります。

その後も仕事での付き合いはたまにありました。
しかしこの時のことを引きずるということはなかったと
思います。
でも時々はあんなことあったなと思い出しました。

この後メールでの話が込み入りそうになったらメールは
打ち切って電話か、その人の所へ行くことにしてます。
メールは相手の様子が分からない分、恐いです。

挨拶に来てくれたということは、あの時のことは
水に流しますということですね。

桜とタンポポ

やっと春らしくなってきました。
会社の桜もちらほら咲き始めました。
昔はもっと勢いがあったのに最近の桜は
なんか元気がありません。
桜の木の寿命は短いみたいなことを読んだ
記憶があります。
会社の桜ももう年寄りなのかも知れません。

その下にタンポポがちょこちょこ咲いています。
その小さいこと。土から直接花が咲いている
みたいにみえます。
どんどん淘汰されていきます。
次の世代に命を繋いでいく力が弱まっているようです。

10年ぐらい前だったか、名古屋城の堀の土手やその
近所の公園一帯にタンポポがびっしりと咲き乱れて
いたことがあります。
桜のピンクとタンポポの黄色が実にマッチして
それはそれはきれいで見とれました。
毎年この風景がみられるんだなと思いました。
次の年はタンポポは半分ぐらいになり、その次は
もっと少なくなり今はほとんどない状態です。

あの年、あのあたり一面にタンポポの種を蒔いたの
ではないでしょうか。
人に作られた植物は種を作る能力が弱いといいます。
それで消えてしまったのではと思います。
これは私の想像に過ぎませんけど。

(この話、前に書いたかなぁ。同じ話しがあっても
笑って読み飛ばしてください。）


その時の写真です。スキャナで取り込んだものです。
場所は名古屋城の近くの現在能楽堂があるところの公園です。

バックアップ

昨日の夜に昔の仕事仲間だったＷ氏から電話が
ありました。
挨拶の後に、
「メール送ってください。」
「えっ？」
なんだったっけ？しばし沈黙。
「実は自宅のパソコンがクラッシュしてしまって
メールアドレスが全部消えてしまった。
事務所のパソコンに登録してあった分は戻したけど
自宅の方だけに登録してあった分を今、いっしょう
けんめい登録しているところ。
専門学校の学生や講習会の生徒に消えたらたいへん
だからバックアップを取るようにと、教えている
のに自分がこんなことやっていてはなぁ。」
と面目なさそうでした。
「だから空メール送って。」との依頼でした。

バックアップか。そういえば最近やってません。
人ごとじゃないです。私もやらなくては。
たいしたものは入ってはいないけど消えたら
きっと困ったということになるでしょう。
Ｗ氏のように何百人と知り合いがいるわけでは
ないのでひとまず紙にメールアドレスを印刷
しておきました。

自転車の盗難

昨日自転車を盗まれました。
名古屋駅の端っこに置いておきました。
30分ほど買い物をして帰ってみたらありません。
置いた場所を忘れてしまったのかと思いました。
でも見慣れた傘と盗難よけのネットなどかごに
入れておいた物が別の自転車のかごに入っています。
私の自転車はグレイです。
その自転車は黄色です。
頭がおかしくなって自分の自転車の色を忘れたの
かと本気で思いました。
でもやっぱり私の自転車はグレイです。
鍵を掛け忘れたのではありません。
ちゃんと手に持っていましたから。
盗難以外にありません。

どうやって持って行ったのでしょう。
白昼の、人通りが多いとは言えませんが
通る人はいます。
自転車用のマスターキーがあるのでしょうか。
これみよがしにかごの荷物が隣に自転車に
投げ捨ててあります。
余裕で盗んでいます。
みごとな盗み方に感心してます。
前の自転車は17,8年使いました。
盗まれたものは3年ほどしか使っていません。
もう戻ってはこないでしょう。
せめてそのへんに捨ててさびさせることなく
寿命まで使ってやって欲しいと思います。

自転車を買った時、自転車屋さんがしつこい
ぐらい「２つ鍵を掛けてください。」と言っていた
ことが思い出されます
別売りのチェーンの錠を「これ買いなさい。」と
売りつけられたほどです。
１年ぐらいは２つの鍵掛けていましたが最近は
まあいいだろうと１つだけの時が多かったです。

やれやれ通勤の足がなくなりました。
でも家に強盗に入られたのでなく自転車でよかった

父の一面

母が最近話してくれたことです。
昔私が赤ん坊だったころ、祖母とけんかして
実家へ帰ったことがあるそうです。
もう帰らない、離婚するという母に父が言った
そうです。

祖母は自分の父親と結婚する前に、別の人と結婚して
いて子供があった。その子は死んでしまった。
もし生きていれば自分とは異父兄弟となり、その人が
いるということはとても気になることだ。
だから子供(私)にそんな思いをさせたくはない。

母はそうなのかと思い家に帰りました。
ずっとこの話を信じて父が亡くなり祖母が亡くなり
ある時祖母の戸籍をみたら結婚の記録も子供が
いたという記録もなくあの話は嘘だったと気づきました。

そんなでたらめな話を真面目に話しずっと人を
だまし続けるなんて詐欺師の素質充分です。
私にもその素質が少しでも受け継がれていたなら
人を楽しませるのに役立ったかもしれませんが
あいにくぜんぜんありません。

中学の時に亡くなった父親にこんな一面があった
ことを知りませんでした。
結構おもしろい人だったと母は言います。
でも父が話しかけてくれた記憶がありません。
空気みたいな存在だったというのが私の父に
対する感想です。
といって無視されたというわけではありません。
父親の愛情は感じていました。

オーディオ用壁コンセント

我社のニュース誌に載っていた物です。

オーディオ用の壁コンセントがあるそうです。
壁コンセントを交換するとステレオの音がよく
なるということです。
たまたまホスピタルグレード(医療用)の壁コンセント
に変更したら音がよくなったということで、各メーカ
より販売されるようになったそうです。

電気的な難しい話は理解不能ですので省略して、
さて実際にいい音になるのでしょうか。
著者いわく、「レンジが広がり、エネルギー感が
向上し、スピード感が増したのをはっきりと感じとる
ことができました。」そうです。

オーディオファンの方々、オーディオ用壁コンセントに
変えてみるといいかもしれませんよ。
注として交換するには電気工事士の資格がいる
そうですので、電気屋さんにたのみましょう。

USBメモリー

USBメモリーが安くなったとの記事が
ありました。
１年前が１ギガバイトが３万円が今は３千円
だそうです。
フロッピーディスク７８０枚分が１本に収まります。
安いです。
会社で扱ったことはありますが私用に買ったことは
ありません。
１ギガのもの試しに欲しいとは思います。
でも今の所使い道がありません。

新聞には会社と自宅とでパソコンで仕事をするは
USBメモリーをメインにする方法もあると書いて
あります。
そんな使い方紹介するなんて困ったものです。
たとえセキュリティ対策がしてあっても落とした場合
読み取られないなんて保証はありません。

自宅で仕事する人多いのでしょうね。
新聞にさらっと書かれているくらいだから。
私の職場ではデータの社外への持ち出しは禁止です。
個人パソコンへデータを入れることもです。
だから職場と自宅のデータ移動ということは
あり得ません。

友人からのメール

お友達からメールがきました。
全盲の方とメール交信をされていると
いうことです。
その方のお宅へ伺ったときのことを伝えて
くださいました。
音声ソフトを使ってキーボードで入力されて
いるようです。
パソコンが使えない奥様の代わりに入力して
投稿されたりしてみえるそうです。

読んで体がしゃんとしました。
不満をぶつぶつ言いながら暮らしている自分を
省みました。

この方にしてみればこれが普通の生活なんだよ
とおっしゃるでしょうけど。
今をいっしょうけんめい生きようと思いました。

パスワード

「図面ファイルにパスワードが設定してあり
開けないのでパスワードを教えてください。」
とメールが来ました。
パスワードを破って欲しいということ、と
びっくりしました。
ここのところコンプライアンスについて口うるさく
順守せよと言われています。
そんなことしていいのだろうかという考えが頭を
よぎりました。

しかしたぶんシステム部門でパスワードを管理して
いるのだろうと勘違いしての問い合わせだと思います。
そういうパスワードもありますが図面に掛って
いるパスワードは違います。
書いている人が自由に掛けるものでその情報は
図面ファイル自体が記憶してます。
Excelファイルに掛けるパスワードといっしょです。

図面ファイルは個人のものではなく会社のものです。
パスワードを破れという依頼ではないのでしょうが
解読してみました。
ファイルをエディターで開いて先頭部分の文字列を
取り出してそれをパスワードとして図面ファイルを
開いてみました。
2，3個目で開いてしまいました。
1分足らずであっけなくパスワードが破れてしまい
ました。

絶対人に見られないようにすることを目的にして
ないからでしょう。
簡単に人にいじられてデータが変ってしまうことを
防ぐことが主目的だから簡単に破れてしまうのだと
思います。

割引券

今日は休み。
映画見にいくかと考えました。
何やっているかインターネットで検索しました。
画面に割引情報のボタンがあります。
いろいろな割引があります。
中に"ホームページ割引"なるものがあります。
印刷して持って行くと200円の割引です。
最近はこういうの多いですね。
街角に置かれている無料雑誌に付いている割引券
を持って行くと割り引いてくれるとか。
何かするということ自体あまりないし、チェックして
割引券見つけようということもなく、ほとんど割引券の
恩恵は受けていません。
どこかへ行こういう時はチェックしようっと。
でも今日は金券ショップでもっと安く手に入れた
チケットがあるからこれでだいじょうぶ。

外で何かの気配がします。
振り返ったら街灯の蛍光灯を取り替えていました。
はしごをかけて換えるのだと思っていました。
荷台にクレーンを積んだトラックが来てクレーンに
乗って蛍光灯を換えています。
換えて点検してます。
なるほど。この方がはしごより安全で手軽ですね。
家の中で使える携帯クレーンなんてものは
ないのかしら。

データ取り出し

ストーブを点けているのにやけに寒いなと
感じていました。
２階へ上がってびっくり。窓が全開でした。
帰宅して５分ぐらい窓を開けて換気をします。
１階の窓を閉めて、別のことに気を取られて
２階を閉め忘れました。
どおりで寒いわけです。
今日も冷たい風が吹く寒い日です。

デンソーで中国籍の社員にデータを大量に
持ち出されたニュースが流れました。
約13万件のデータを取り出したということ
です。チェック機能がなかったのでしょう。
取り出せる権限があれば出来てしまいます。
大量にデータが取り出されているのを検知
する仕組みと、複数の人にそれを知らせる
のでないと防ぐことは難しいです。

システム部門に所属している身には他人ごと
ではありません。
パソコンで何をしているのか逐一監視する
仕組みもあるとか。
監視されながら仕事するのはいい気持ちの
ものではありません。
知らされてはいませんが多少何か監視する
仕組みは動いているかもしれません。
それも仕方がないことです。

自転車の悪質運転の対策強化週間

19日～25日は自転車の悪質運転の対策強化週間
だそうです。
自転車が絡む事故が増加しているそうです。

私も自転車乗りですが、自転車と歩行者の
ルール無視は目に余ります。
まるでルールは車のためのもの、無視していい
のだと言わんばかりです。
信号無視は当然のことという感じです。
危なっかしくて見てられません。
名古屋はひどいです。岐阜へ行くとおっとりと
した感じがしてまるで別世界です。

悪質な自転車利用者には「レッドカード」という
指導書を渡し注意を促しているそうです。
昨年は16万9千枚が渡されました。
もっと悪質なものは「レッドカード」になり
検察官の調べを受け、略式命令や罰金と
なります。
これは「前科」となります。
車の違反より厳しいのです。

ちなみに私は信号を守ります。車が来なくても
待ってます。信号が赤の時間ぐらいぼんやりして
いたっていいじゃありませんか。

夜間無灯火走行が5万円以下の罰金
信号無視は3ヶ月以下の懲役・5万円以下の罰金
右側通行も同じです。
酒酔い運転は3年以下の懲役・50万円以下の罰金
だそうです。

二見・伊勢旅行

土曜日の昼過ぎに弟の運転で母と私と
三人で二見・伊勢へ出発。
伊勢神宮には去年の10月に一人で行ったばかりです。

電車と車、一人と３人、状況が変れば同じ方向へ
行っても感じが違います。
三月だというのに風は強く、寒い日が続きます。
もう少し暖かかったらよかったのに。

土曜は二見のホテルに直行です。
部屋の前は砂浜が続く海です。
波が荒々しい海でした。
冬はいつもこんな風なのか、天気が悪くて
たまたまなのかはわかりません。

日曜の今日はホテルからすぐの二見シーパラダイスへ
行きました。
いるか、アザラシ、セイウチなどのショーは楽しい
ものでした。
アザラシ、セイウチの巨大な海獣がすぐそばで
見られます。さわることもできます。
よくしつけられたものだと感心しました。
大きいのにおとなしい動物です。


まだ子供です。お母さんはこの２倍ぐらいの大きさです。

伊勢神宮の人出の多いこと。
何回も行きましたが今日ほど混んでいたことは
経験がありません。
今日って何か特別の日だったかしら。
階段が20段ほどあって拝殿の前ですが、階段に
びっしり人が立っていてなかなか進んでいきません。
拝殿に着くまでに30分ぐらいかかった気がします。

まだまだ木曽川、長良川の堤防に青い草は少なく
枯れた草がずっと続いていてまだ春は来ていない
感じでした。つくしを取っている人たちの姿が
ちらほらありました。